FTM夫より 精子提供求む‼︎

妻の子供が欲しいのです!一生懸命日々頑張ります!

精子提供者に思う事

2020-08-07 16:06:00 | 日記
こんにちは。
誰にゆーとる。まぁええか。挨拶やし。

今回は今までお会いしたり、コンタクトを取った精子提供者の方々に感じたり、考えさせられた事を備忘録的にまとめられたらと思います。

今現在やりとりした方の総数は30名前後でしょうか。
うちお会いしたのは6名です。

提供者の方は東京を含めると意外とおるやん状態ですが、地方になるとその数はぐっと減ります。
関東関西圏も含めて探し、血液型でふるいに掛け、連絡をしてみるという一連の流れをとっています。

ここからお会いするまでにすり合わせる事項が出てきます。

まず僕ら夫婦の妊活スタンスは、以下の通りです。

1)妻と提供者の方との直接接触はNG
ここはもう大前提、最重要点と言ってもいいです。
妊活を開始する時話し合いの中で全く相違なく決定した事項で、これがクリア出来ない場合は他の条件面がいかに合致していてもご縁がなかったという事にしています。

理由としては、子供と夫婦間に介入する要素は極力少なくしようと言うのが1番端的な説明でしょうか。
やっぱり僕の子供ですから、精子を持っていない以上僕に出来る子作りは連絡・面談・選択これ自体だと思うんですよね。
ここに時間を裂き、悩み、妻を守りつつ挑戦する事への決断は男親、自分1人の責任としたいと思っています。

妻に全く話さない訳ではないし、悩んでいる過程は報告したりしますが、決断は僕がしているし、妻もそこに触れる反応はしないようにしている雰囲気を受けます。

今までに夫婦揃って直接お会い出来なければ提供しない。という方は数名みえ、その理由としてお互いの信頼関係や夫婦の決意の強さの確認等が主なところでした。


仰る事は理解出来ます。
なので、一度はこちらの思うところもお話しはします。

だって、嫁が他の男の精子で妊娠って普通無理じゃん。不倫じゃないんだからそりゃ嫁だって会いとうないわさ。
でも僕には精子がないし、なんなら竿からないんやから頼らざるを得ん。
そこを両立するには精子提供者と妻の関係を出来る限り薄くするって事なんですわな。

的な事をそりゃ常識的な文章で大人っぽく伝えます。

それを理解していただける方もみえますし、そうでない場合は上記の信頼性と熱意的な話で平行線になってしまいます。


提供者の方の立場からすれば、こっちは良い事をしようとしてるのに自分本意なマナーのない根性もないクソの塊より、全部ある奴にやったりたいわ。
こっちだって怖いねん。リスクも手間もあんねん。ですよね。
それは凄く分かります。
正直わかるから逆にもう全然わかりません。

何故にボランティアをそんなに一生懸命出来るのか。
リスクも手間もあってなんでやるんか。
これは非難したいんじゃなく、純粋にわからない。
それは僕がその程度の人間だからです。
時間的余裕も金銭的余裕もないいわゆる自分の事で手一杯の人間だからです。


なので、そこまで理解し合う必要がそもそもないわ。というところに落ち着きました。
だってわからんもん。
そっちも僕らの感覚わからんやろ?
だでもういいがん。って感じです。
そこがライトじゃないと僕的には関係求め過ぎてこんでーってなっちゃいますね。

中には自分の事をしっかり理解して、日記読み込んでこいって方もみえましたが、ちょっとよくわからないでした。
カタコトになってしまいました。


僕は自分の妻にあなたの子を産ませたいんじゃないんですよねと。
まず妻の遺伝子に会いたいんです。
ご存知ないかも知れませんが、精子のない夫が子を欲しがるのは子孫繁栄ではなく、妻の分身に会いたいからなんです。
妻の母の顔を見たいからだし、僕といる事で出産の経験を諦めて欲しくないからなんですわな。
その為なら協力を求める時間も頭下げるのも、自分の遺伝子がないのも全く気にならないんですね。

皆様お気付きでしょうか。
僕は妻ちゃん激ラブなんです。
ちょっと言葉選びがキモめですね。


だから提供者の方の人格とかいらないんです。
僕自身もあまり知りたくないんです。

信頼性というなら僕の個人情報はいくらでもどうぞやし、決意の強さ何て誰かに合否をもらう事ではない。
僕に会って人となりで判断がつかんなら縁がないんですよね。

なんだかとっても長くなってしまったので1)で今日のとこは終わっとこ。w

書けば書くほど纏まりを失う備忘録。
ご愁傷様だわ。w

では失礼します。





4 コメント

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Unknown (たかひろ)
2020-08-29 19:44:03
こんばんは。私は中部地方で精子提供活動をしている男性です。
精子提供者のブログはあっても提供を受ける(意思のある)ご家族のブログを目にした事は初めてで、大変興味深く読ませて頂きました。

面談をする側としてそれなりの数のカップルと出会ってきましたが子どもを望む方々が口にされるのは「妻に出産を経験させてあげたい」「子どもが大好きでふたりで子育てがしたい」ほぼこの2つの理由でした。

しかし私は、提供者に直接話づらい大きな理由がまだある様な気がして、でも自分の中でうまく言葉にできずモヤモヤした気持ちを抱えてました。

過去にS.gjsmさんのように提供者には自分だけ会いたいという方もいらっしゃいましたしその希望も叶えてきましたが感情的に何となく妻に合わせ
たくないのが分かる以外、ずっと同じ悩みは続いていました。

ところが今回、この日記を読んで、

>僕は自分の妻にあなたの子を産ませたいんじゃないんですよねと。
>まず妻の遺伝子に会いたいんです。

この部分、

まさに今までお会いしたすべての旦那さんや彼女さんが望んでいたものに違いないと思えて、頭の中がとてもスッキリしました。
遺伝子が半分入るわけだからしょうがないとしても出来たら自分じゃなく
女性側に似て欲しいと考え活動してきたので、"奥さんの"子どもが見たいと一番に考えている人を実際に見つけることができて嬉しかったです。

自身の経験基準でいうなら、どの提供者を選んでも夫が精液を受け取って
30分後くらいまでにシリンジなら充分妊娠成立させられたと思うので是非
頑張ってください!
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Unknown (smsgj0501)
2020-09-21 13:31:08
たかひろさん

この度は貴重なご感想いただきましてありがとうございました。
お返事が遅くなりまして大変申し訳ございませんでした。


いただきましたコメントを拝見し、私も何だか嬉しい気持ちにさせていただきました。
ありがとうございます。

本記事は提供者の方に対して非常に好戦的な内容だと思っていますので、批判的なコメントや、同意いただけなくても仕方ないな。と思っておりました。

ただ、誰かの助けがなければ達成できない自分たち側でもそこまで卑屈になるべきでないという半分以上自分に向けての叱咤激励のような気持ちで書いたように思います。

たかひろさんのように考えて下さる方の疑問解消や、モチベーションの維持に少しでもお役に立てたことは本当に嬉しいです。

今後たかひろさんがお会いになる被提供者の方に直接聞きづらいということがあれば、相互理解のためにもまたお教えいただけると幸いです。

僕の考えの範疇ですが、ブログ内にて記載していければと思います。
宜しくお願い致します。
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Unknown (ナナシ)
2020-10-03 15:12:13
ftmの妻です。我が家も精子提供によって我が子を授かりました。
私達は、我が子に会わせて下さったドナーの方には感謝の気持ちでいっぱいです。
なので、この記事を読んでなんだか少し悲しくなりました。
我が子の半分はドナーさんと言う事実は変えられないので、子どもには真実告知をするし、その際はドナーさんへの感謝の気持ちをたくさん伝えたいと思っているからです。
奥様の分身に会いたい貴方の気持ちも分かりますが、そこまでビジネスライクな考え方で提供者さんを探して子どもを授かった後、子どもの半分をどのように説明するのかな?と思いました。
「お互いの条件にあった人を選んで、手助けしてもらったんだよ」と言う感じでしょうか?私が子どもの立場なら複雑です。
信頼関係や感謝の気持ちは子作りの上で大事だと思います。子どもが生まれたら提供者さんとの繋がりを断つも断たないもご家庭の自由ですが、そう言う気持ちは、ずっと持っていた方が良いんじゃないかなと思いました。ネット上での出会いだと難しいかもしれませんが…
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Unknown (smsgj0501)
2020-10-03 15:42:08
ご意見ありがとうございました。

私の端的な意見としては、ビジネスライクな関係で構わないという方、言い方を変えればそういった思想の提供者の方を信頼し感謝申し上げてご協力いただいております。

私の指すビジネスライクは、何の敬意も持たないとは違います。

子供にも同じ説明をしますし、子供の意見も聞き理解し合えればと思います。

ご心配ありがとうございました。
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