例年ならば元気よく「明けましておめでとうございます」と
新年の御挨拶をさせて頂くところですが、
今年はどうも素直に「おめでとう」と言えないのです。
大切な御家族が津波でまだ行方不明の方もおられます。
また、原発事故によって故郷でお正月を迎えられない人達、
不慮の事故で大切な家族を亡くされた方、
考えれば辛く困難な環境におかれている人達は多勢おられるのだと気付かされます。
でもどんな苦境にいても神様は「時の経過」という特効薬を与えて下さっています。
その意味で捉えれば「新しい年が明け、時が過ぎ有り難い」と思うことができるかもしれません。
私のお正月の過ごし方を御紹介します。
この毎年同じように過ごせること、非常にありがたく幸せな事だと今年は特に痛感しました。
「平凡な事は、非凡である」かもしれません。
まず、京都の台所と呼ばれる有名な錦市場へ買出しに。
すごい人混みで人の流れに身を任せるしかない状態、そして天然鯛をGet!!
お金を払う時、財布がない
「ヒャ~~スリか~~」
イヤイヤ家に財布を忘れてきたのです。トホホ・・・
娘に借りて鯛・海老・鮪などをGet
さて、家に帰ると家中の鍋が大集合!!
黒豆はストーブでコトコト、ぜんざい、数の子と料理の順番も決まっている。
30日夜半までひたすら台所に立ち続け、31日もお寿司の材料の準備、
こうしておせちの一品一品が完成していく。
恒例の紅白歌合戦、子供の頃から大晦日にはこれを見るのが習慣に
なっているので見なければ年が明けた感じがしない。
目はテレビ、手はまな板と器用に動かし料理も歌合戦も終盤に・・・。
ヤレヤレ次は年越しそば。
こうして同じ事を繰り返して○十年!!
海外旅行、温泉、宝くじ、お正月の楽しみ方は色々あるけれど、
私はやっぱりこのパターンが一番性に合っていてお料理をしている時が
最高にHAPPYなんです
今年のおせち料理とお寿司(これでも一部です)
いろどりもいいので写真を見ているだけで満腹になりそうです