緑陰の小屋

主に、恋愛ゲームの二次創作をゆったりと書いています。

日記枠『ささめごと』(9)。普段と変わらず、マイペースの呟きで纏めました。

2011年09月16日 | 語り
プレイレポは、死神からうたリピ、サードへと移行。他、何気ない話を。
萌え以外に、辛い感想も心の赴くまま書く我が家。『辛口』をどうぞ目安に。
検討中の方には、両方共材料になるかと。参考にして頂ければ幸い^^


◆  八月十五日・『うたリピ』堪能(ネタバレ)  ◆


死神と少女』は、シナリオ達成度が100%となった時点で一旦終了。
シーン差分(変化が細かい)は埋まっていない為、またプレイし直す予定。
嵌れる人を選ぶソフトだと思いますが、私的には、満足な内容でした。

創作欲。桐島七葵編で、書きたいネタ(恋仲と夏目との友情)が発生。

前者は、紗夜が乗り越えなければならない筈の問題を解決させたい。
対する後者は、桐島ルートで態度が若干軟化した同級生との親交を妄想。
他でも薄ら優しくなった夏目ですけど、わかり易いのはこの章なので。

攻略不可の彼の場合、主人公と一対一より、夏帆を交えた絆が好き。

小柄な二人(夏目は156cm)と馴染む紗夜を、少し形にしようか、と。

レポ。PSPには、結局買わずにいられなかったうたリピを新たに装着。
美しいスチル(トキヤが春歌を庇う場面は構図まで進化!)に、メモリアル。
無印では描かれなかった人物の内面が深く掘り下げられ、興味津々。

私見を挙げると、HAYATOとして動く『彼』の苦悩振りに、驚きました。

これは確かに、見かねた『父代わり』が脱却を促す筈。予想外。酷い。

他にも、各ED後のアフターが、読み応えのある中身で嬉しいびっくり。
短くつけ足す程度かと思いきや、結構文章量が長い。甘め。しかも面白い。
まだ、音也(大恋愛)トキヤ(大恋愛)の品だけですが、既にかなり満足した私^^


◆  八月十七日・真斗クリア(ネタバレ・辛口)  ◆


ひとまず全員の大恋愛を先に、の流れで、アフターまで読破しました。
各章やED自体は無印で見ていますし、新しい発見などは何もありません。
某スチルで、真斗はこんなにサド顔だったっけ、と瞬いた以外は(笑)。

で、追加要素のアフター……残念ながら、個人的に微妙な話でした。

じいの藤川さんのKY具合もですけど(お約束とはいえ、邪魔し過ぎ)。
あの企画内容を『素敵!』と絶賛してしまう春歌に、どうしても共鳴出来ず。
分量と品質の双方で、凄く惹かれたトキヤ版より薄く感じたまま終了。

一押しか否かで『萌え補整』が影響を与える可能性も、勿論あります。

それでも。真斗も大好きな筈なのに、殆ど、魅力を吸い取れなかった。
というか、所々煌めいた輝きを、首を傾げるセリフ達が消してしまいました。
攻略対象が云々よりも、主人公と老執事に抱いた違和感から低評価。

ヒロインの春歌は(歴代三指に入る程)ツボですが、時々嗜好と乖離。

真斗ルートの『みぞれ』の解釈も、無印同様、今回も苦手でした(汗)。
みぞれ本人(?)でもない彼女が、貶めて決めつける図が駄目なようです。
雨も雪も欠点は多い、彼等(?)が格上とは限らないよ、という感じで。

自らをも過剰な程卑下する子ですし、周りだけ見下す訳ではなくても。

その辺りは、一度『ん? 合わない?』と引っ掛かったらアウトですね。

改めて、うたプリは、とんでも展開も広く受け入れる心が必要だな、と。
現在、レンの十二月までプレイ。意外に一番落ち着いて読めるのは彼かも。
月行き(笑)を除けば、漏れなく突っ込みを入れたい全ルート中、極めて真っ当。


◆  八月十八日・レンクリア(ネタバレ・辛口)  ◆


レポ前に、無印プレイ時に披露した自分のレポを辿り直してみました。
あの頃は、トキヤルートで泣いたらしい私(今回、落涙には至らなかった)。
対するうたリピでは、レンルートの看病イベントでぽろぽろ泣けました。

もしかすると、前回、涙は零れてもブログに書かなかった可能性あり。

無印で読んだ筈のシナリオなのに、何故か、しみじみ胸を衝く切なさ。
『オレがして欲しかった事を、全てしてあげる』。この言葉だけでもう泣ける。
傍で彼を支えてあげられたのは、本当にジョージだけだったのか、と。

蘇ったのは、SSのメモリアルで垣間見た、赤ん坊レンと兄の誠一郎。

うたプリで唯一嫌いな人物は神宮寺の父(鬼籍)なんですけど、相乗。
個々に不満はあれど、何やかやで(嫉妬役の子達は例外)好む面々の中。
理不尽に仕打ちし続け、誤解も正さず、死んでしまった人が恨めしい。

子を成す行為を経ながら、何故、妻子が信じられなかったのか……。

レン迫害だけならまだしも、蓮華を『密通』の烙印で穢せる心理が謎。

弟を可愛がりたがる兄の情さえも、許さず、叱った父。理解は難しい。

作中には一切出て来ない名前不明の次男も、母譲りの性格、を希望。
父に抱いた印象は、正直底辺。ですが、長男の誠一郎さんは大好きです。
和解後は、三兄弟で(関われない幼少分も)心と力を併せ、助け合えるといい。


◆  八月二十二日・大恋愛は全員クリア(ネタバレ)  ◆


今のところ、トキヤとセシルは恋愛と友情も到達。次は真斗ルートを。
私なりに効率の良さを検討した結果、五月、六月、十一月を弄っています。
この三ヶ月をボロボロ(笑)にすれば、十二月友情、三月恋愛が可能。

音ゲーが絡むと遣り直しで秒数を取られる為、学力と作詞をチョイス。

特に作詞は僅か数秒で0点を出せますし、時間節約には打ってつけ。

レポをしていない内に見た、大恋愛アフター総評。レンと那月が好み。
前者の展開は、割合理想通りで、漏れなく浸れました。慌てるレン可愛い。
後者は、通りすがりの豆狸(笑)に対する、砂月成分の優しさが最高。

萌える発言に蕩け、笑わせて貰えて、仄かに和める。三度美味しい^^

ワイルド那月の『視力』について、他のネタと矛盾している点は、黙認。
FDのAAだと消滅している砂月が、多少でも統合されている分、幸せかと。
やっぱり、砂月が大好きだな、と思います。彼も攻略対象がよかった。

成り代わった人格ではなく、別の肉体を得て、単独で生きて貰えたら。

無印で惹かれた頃から、いずれ、と望み薄い願望を掲げる筆者です。

音ゲーは、Easyのみなら王冠が……確か十一個程……つきました。
Hardも緩々とプレイしていて、現在、無限のトリニティだけPro解放済み。
トライスターは、Hardレベル3のB評価で、こつこつと最高スコア更新中です。


◆  八月二十三日・うたリピをコンプ  ◆


全員のEDを全種類クリアし、アフターとメモリアルも出現させました。
音ゲーのPro解放を除く要素は制覇した事で、ちょっと肩の力を抜く今日。
今後は、物語の裏話を読みつつ、のんびりと王冠増殖を目指す所存。

『死神と少女』ネタにも取り組みたく、そちらも近く読破し直したいです。

思わぬ伏線が絡み合う死神は、コンプ後に再び辿ると発見が多そう^^

あ。うたリピで、ここは語らなければ、と驚いたネタを思い出しました!
トキヤの恋愛EDですけど。何故、無印よりバージョンアップしたのか(笑)。
私の脳内アーカイブを信じるなら、確か、もっと爽やかだった……筈。

少なくとも、シナリオ上はあくまで軽く、それらしき濃度はないんです。

そこを敢えて(笑)足し、春歌に片眼を瞑らせた方。許可した方。好き。

ぱっと見には気づき難く、エロ表現としても淡いレベルか、と思います。
ただ、推奨年齢が同等でもアレは禁止、と思い込んでいたので。少し意外。
アリスでは全てカットのものが、リピでは追加(那月もある)。うたプリ恐るべし。


◆  八月二十三日・一ヶ月後の話(軌跡語り)  ◆


きっと、今秋最高に嵌るだろう。そう予感する品が来月発売されます。
久々に話題にした訳は、先程、ネットでタイトルの『碧の軌跡』を見たから。
予約数が結構な値に達した、との噂。私もその内の一人なんですね。

空と零への嵌り方が、双方共物凄かった為、弥が上にも胸が高鳴る。

碧の中では、リーシャも『リーシャ』のまま参戦らしいですし。期待大。

実は、以前、十日間のみアクセス解析可能な期間が設けられました。
無料ユーザー故に、普段、どの枠の読者の方が多いかは謎なのですが。
貴重な機会に、枠別閲覧数など、日頃知り得ない情報を確かめた私。

更新が途絶えて久しい枠も含め、お読み下さる方々には感謝しつつ。

一番の驚きは、予想をかなり超える数の方々が、零でお越しの事実。

我が家には、私的妄想(笑)により、ロイドと女性の組み合わせが多く。
その影響もあるのか、十日間を通して、圧倒的といっていい程に強かった。
色々な環境を通し、カップル名の検索で来て下さる方もおられる模様。

零関連は、二作のティオを除くと、どの組も一作しか綴れていない身。

SSを探される方に、割かれたお時間の分楽しんで頂けたら、嬉しい。

ちなみに、暫く赴いていなかった公式HPを巡ったら、楽しかったです^^
空からは、今回クローゼやオリビエが出張して来るのかな? さらば主役。
あのワジがメインに混ざった点も、至極きな臭い(笑)けど面白い。待ち遠しい。


◆  八月二十四日・音ゲーのスキルアップ  ◆


リピを買った目的は複数ありますが、二位か三位に入る理由がこれ。
無印では遣り直しが出来ない不便さから手つかずだったのに、今は快適。
新たなコツも見つけた勢いで、Easyの王冠、二十個まで増えました^^

というか、↑のコツ、全く着目もしなかったのが不思議な位かも……。

重視した途端、真斗の『騎士のKiss』で二つ王冠がぽんぽんと(喜)。

Hard王冠は、レベル1がノーミスになった『悪魔のKiss』から計画中。
スウィング系統は、実際に楽器で演奏となると苦手ですけど、音ゲーは別。
特に悪魔は、リピの中でトリニティの次に好みの曲なので。地道に頑張ります。


◆  八月二十四日・死神の主題歌  ◆


この品は、本当にOP(ショート)と十夜と蒼のED(フル)の曲が抜群。
公式HPのスペシャルの一つ目、一分半位までが、ほぼOPそのままです。
ただ、プレイされる方は、PSPで初めて実物に触れて頂きたく思う私。

試聴せずムービーを見て、ぞわぞわしたので。是非ゲーム本体で!

ちなみに、ウィル・オ・ウィスプの主題歌と同じ方が担当されています。
最初聴いて『ん?』と記憶が刺激され、調べてみれば共通。納得しました。
あちらの『たえなる光とともに』も聴き惚れます。荘厳で哀しげで陶酔。

死神は、上記の特別EDの歌なし(BGM)も含めて音の効果が凄い。

一、二章は乙女ゲームらしさが皆無かつ長く、試練になり得ます。が。
三章はハートフル、四章は某キャラのお陰(笑)で心がぎゅっとなる、など。
読書を好む方、敷かれた伏線の深さにふと気づく快感も得たい方にはお勧め^^


◆  八月二十五日・シナリオの短所と長所  ◆


死神の『文』について挙げ忘れていたマイナス面があり、追記します。
制覇までの過程で、結構な数の誤字脱字、言い回しの誤用がありました。
読み進める上で、気にされる方には重要なポイントかも、とご報告を。

後者は、辞書に『これは誤り』と示されていた例もあったりして、残念。

ただ、ちくちくと引っ掛かりつつも、底に漂う魅力で読ませて貰えます。
字と違う事を喋らせる演出も割合多く、耳を傾け、セリフを味わう価値あり。
システムも、異様に快適。ご興味があれば、幻想が混濁する世界へ。

性格の悪さを自覚する、トラウマ持ちの絶世の美少女が主人公です。

二編目の着手の準備の為に、UMDをうたリピから死神に換えました。
一つ、確認したい情報があったんですけど……果たして、何章の、どこか。
回想の区分がとても親切でも、各章が長い為、一言だけ探し当てるのは大変。


◆  八月三十一日・元士族の家柄の鬼部長  ◆


現在、言の葉を『桐島』『愛』にして、共通序章から死神を遣り直し中。
四章結末まで進めた段階で、彼との接点が思いの外多かった事に、感激。
コンプ後、全設定を知った上で発言を追うと、見方も違って来ますね。

この章の半ば辺りから本格化する、紗夜への労わり故の忠告。好き。

ソフトでも公式ブログでも、ヒロインの頭を撫でてくれる先輩が、素敵。

語る度、桐島絶賛状態の筆者(笑)。でも、本当に佳い男性なんです。
主人公との関わりの一つ一つに、桐島の優しさが、小さくも滲み出ていて。
各々の事情から『孤独』な者同士、熱々で幸せになって貰いたい、と思います。


◆  九月二日・やっぱり音ゲーは楽しい  ◆


久々のうたリピ。Easyに限り、王冠なしの曲が残り二つになりました。
未到達は両方セシル(レベル2と3)。叩くリズムが外れ易くて、難攻不落!
特に、あの独特のゆる~いイントロ。序盤を除くと総Coolも多いのに。

私の場合、レンや那月の持ち歌位スピーディな方が、王冠が見える。

とはいえ、あくまでEasy限定の話で、Hardだと結構ボロボロですが。

Pro解放は、今のところ五曲成功。トリニティ、Aの三人、トキヤの歌。
トライスターやレンの悪魔も、近い内に条件を超えられるかな、という印象。
噂だと、那月の代わりに砂月が出る時もある模様。彼にだけは罵られたい(笑)。


◆  九月三日・Pro解放も残り一曲  ◆


引き続き、リピ音ゲー。九曲中八曲で、Hardレベル3のAに滑り込み。
まだB止まりなのは、これまたセシルの歌。個人的に最も苦手なようです。
全曲解放で、追加も含めてコンプした感覚に浸れると思うので。のんびり挑戦。


◆  九月四日・思いがけずセシルも成功  ◆


死神を読み直したくなり、その前に可能なら、と気負わずチャレンジ。
すると。レベル3、初めて7000点超えのAとなり、Proが解放されました。
無欲の勝利? 何はともあれ、これでめでたくうたリピの???制覇。

Proは、曲の評価がBCBCと並び中。トキヤの重音とか何これ(笑)。

ボタンの酷使も控えたいですし、当分の間は音ゲーも休もうかな、と。

小さく私信。Sさんも、うたリピのプレイを始められたとの事。お仲間^^
どのキャラのシナリオも、各々違った方向で、ぶっ飛んでいますよね(笑)。
時々引っ掛かるネタがあるのが難点ですけど、それもこの品の個性。

私的には、攻略後の萌え総量を考えた場合、Sクラス三人がお勧め。

制限で落とし難い分、デレた後が可愛いので。是非楽しんで下さい!

と、呟き回帰。PSPに死神を戻し、メモリー(回想)を摘み食いで堪能。
蒼の章など、場面が多く『56』も(笑)。分類が細かいな~、と改めて感心。
そして、日生の5で新発見。紗夜は、もう『彼』も忘れてしまったのか……(寂)。


◆  九月十一日・空二作と零の間  ◆


月末に碧も発売、という事で、理解促進用に始めたゲームのレポを。

軌跡シリーズのソフト。近場で安く買えるのを待っていた『the 3rd』。
新作の効果か、専用のコーナーまで店に作られた今、遅まきながら購入。
ファンディスクと受け止めるべき、との巷の噂に従い、現在四章序盤。

確かに、紛う事なきFDですね。FCとSCを楽しめた人向けの補完品。

でも。ケビンが主役という違和感は強いものの、充分に嵌れています。
『どこかで流れないかな』と期待したBGMが、意外な戦いを彩っていて悦。
アネラスVSリシャールのアレ。やっぱり、最も強く浮かぶ人はレーヴェですね。


◆  九月十二日・ヒロインの傍に置きたい男性  ◆


昨日の業務連絡を除き、題名も変更。語りたかった事は↓の続きで。

先にサードのレポ。四章を終えて、漸くエステルが仲間に戻りました。
私的に、主人公への『愛』が強い為、空で彼女を動かせると落ち着きます。
そういう意味でも、筆者にとってこれは番外かも。好感が明白に違う。

零でヨシュエスを絶賛するネタは苦手でも、空なら『うんうん』頷ける。

その作品で『誰が主人公か?』という点に、物凄く(笑)左右される女。

ちなみに、戦闘メンバーを自由に組めるシステムは、悩みどころです。
実は(と勿体振る事ではないかも)、前々から、ミュラーが非常に好みで!
ヨシュアが存在せず、乙女ゲームだったら、誰より攻略したい位傾倒。

遙かなら、頼久や銀。誠実な武人に惹かれるタイプは、彼にも弱そう。

今回、エステルへの『ご無沙汰している』とか。一言でも、嬉しい(笑)。

ミュラーの場合、世間では、接点も多いユリアを推される方が多い筈。
ただ、敢えてマイナーカプを提示するなら、ミュラーとエステルもありかと。
あくまで、ヨシュアがいないパラレルの妄想、ですが。淡く絡ませたくなります。


◆  九月十二日~十六日・自作の読者になってみる  ◆


↑は昨日打った題ですけど、急な用事で語れなかったので順番変更。

丁度、といいますか。語りたくなっていた先日、ある要望を頂きまして。
『どうしようかな』と考えた心境と共に、つらつらと呟いてみたくなった次第。
メールを下さった方への返信は、こちらでの結論後、お送りしますね。

少々話が堅苦しくなりそうですが、宜しければおつき合いの程を……。

創作を綴る側にとって、出来た品への思い入れは様々だと思います。
形にしたら、後は一切読まない方。気づき難い細かさで、表現を変える方。
筆者としての姿勢も、冷静に自作を批評する方や、萌え叫ぶ(笑)方。

そんな中、私は、多分、かなり『寵愛する』創作書きじゃないかな、と。

この寵愛は、別に言い換えると、我が手で生んだ品への『自信』です。

誤解防止(笑)で申し上げれば、筆力における自信、ではありません。
時々、本当に勿体なくも身に余るお言葉は頂けますし、精進してもいます。
ただ、私より遙かに巧みに言葉を操られる方々も多く、劣るのは事実。

では、自分がレベル高く綴れる訳ではない、と承知で、何故『自信』?

その答えは、単純で、読んでみた時『書いて良かったと喜べる』から。

私は、ほぼ例外なく、私自身の『見たい』題材や設定を扱っています。
ネットで探そうとしても、検索が的を射ない為か、上手く当てられないので。
嵌りたい、味わいたいネタをずばりそのもの得るには、綴るのが近道。

で、その積み重ねで、十年以上も(長!)色々書き続けた訳ですけど。

自ら望む通り、私は筆者であると同時に、読者でもある事になります。

特に、完成させてから年月が経っている品には、後者の意識が優勢。
生みの親ではなく、まさにそういうのが読みたかった女に、旧作は暖かい。
何しろ、是非眼にしようと綴った話ですから、当然心の渇望にフィット。

私は、そうして自分の『子』に向き合い、触れ直すひとときが好きです。

当時と今では重視する表現なども違う為、手を加えたくはなるものの。
やっぱり、その世界への萌えや熱が最高潮の頃への横槍は、劣化だ、と。
ブログ開設以後に纏めた完成品は、現時点で、殆ど変えていません。

稀に、引っ掛かった言い回しや句読点を正す程度。ほぼ最初のまま。

扱う私が、注げる限りの愛を込めて形に起こした、と誇れる状態です。

勿論、既存の品は元々我欲に従った結果。万人向けではありません。
キャラOK、ネタOK、更には私の文の癖なども平気な方、という条件必須。
例えば、どれ程好みのカプだとしても、言動が心に合わなければNG。

嵌って頂くには、細かい条件を色々乗り越えて頂く必要があるんです。

最悪の場合、内容を『気に入った』と感じて下さる方が0、の可能性も。

それでも構わない、と。凹まない(笑)戒めを心に留めている私ですが。
有難い事に、活動初期は掲示板、今はコメントやメールでお声を頂きます。
ネットでの活動前だと、寄稿先の知人経由でお手紙も受け取りました。

自分独りだけが、自ら書いた創作の『ファン』ではないのかもしれない。

そう、思わせて下さる方々の恩恵は、計り知れません。力の源です^^

新発売のジャンル萌えの最中、一息入れたい時。気分を変えたい時。
私は、よく、溢れる妄想を打ち出した品々を読み返します。さらっと頻繁に。
そして、それらの中には……今は披露していない品も複数ありまして。

先日、メールで頂いたのが、その内の一作を望まれるものだった、と。

きっかけと、旧作の扱い方の模索を改めて始めたタイミングが、合致。

で、出した結論は……前向きに、再披露を考慮してみる事にしました。
ただ、ブログでの発表とはなりません。内容が内容ですし……(もごもご)。
実現までには時間を頂きますけど、恐らくメール添付といった形式に。

いずれにせよ、正式に可能になった暁には、日記枠で告知しますね。

ここは間もなく一万文字に達する為、次の枠で書く事になりそうです。

ちなみに、その品は、過去に読まれた読者さんの数が割合少ない筈。
全編を発表して頂いたHPでも、紹介したこちらでも、条件つきだったので。
ですが、本当に『読めれば』と望んで下さる方用に、今回は緩めます。

当初、要項を満たせずお断りした方々への筋を通す形で、一つ二つ。

『無条件で送付』『どなたでもOK』といかない点だけはご了承下さい。

告知も、日記や感想の中に紛れるように、ひっそり短く挟む予定です。
該当枠も、いずれ(再披露が決まり次第)直しますけど、日付は据え置き。
私の語り、ひいては書き手の内面に興味を持って頂ける方用の企画。

日記にまで眼を通して下さる方であれば、容易くお気づきになるかと。

短文加筆を優先させつつの準備となる為、多少間は空きます。予言。

さて。長々と一題で語って参りましたが、そろそろ切り上げ時ですね!
以後の萌え話や呟きは、新しく作る枠の方で続けさせて頂こうと思います。
新作も旧作も、末永く、皆さんのお心に適う品を発信し続けたいゆきねでした。


◆  九月十六日・ちょこっと私信  ◆


前の呼び掛けとネタが被る関係から、同じ枠に書ける内に、Sさんへ。
四月の誘導は、序章、と捉えられた方がいいです。本腰(?)は秋から冬。
一応彼も、友達想いだったり、稀に思慮深かったりもするんですけど。

如何せん、微妙に『合わない』言動の波状攻撃で、フォローがし難い。

感想を伺う限り、Sさんは、私に輪を掛けて彼が苦手かもしれません。
プレイ続行を迷われるシーンは、空目で流し、先に進まれても宜しいかと。
最終的に、買ってよかった、と好きな後味で締め括れる作品でありますように。

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