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スローふうど

「FOODは、風土」なり。。。
まずは、「はじめに…」を呼んで下さい。

たくあん漬を作るには、いつの大根が合ってるの?

2008年02月05日 | 食育クイズ
 今日は、たくあん漬を使った『小松菜とたくあんの炒め物』をだしています。
 たくあん漬は、“沢庵”という名前のお坊さんが広めたからだとか、冬場の“たくわえ漬”が変わったものだとか、その名前が どうやって付いたかには いろいろな話があります。
 しかし、しっかり干した大根で漬けた たくあん漬も、生の大根で漬けた たくあん漬も、風味や歯ごたえは違えど それぞれにおいしいものです。
 そんなたくあん漬に使う大根は、近ごろ、季節感がなくなり、一年中 手に入れることができますが、おいしいたくあん漬を作るには、ある季節にとれる大根を使うのが 一番と言われています。
 さて、ある季節とは、いつでしょう? 

①春 ②夏 ③秋 ④冬

 季節感がなくなり、一年中 手に入るようになった大根ですが、春や夏にとれる大根に比べ、冬にとれる大根は、辛みが少なく、やわらかいため、たくあん漬を作るには、冬の大根が 一番と言われています。
 少し昔の日本では、毎日の食事に、たくあん漬を始めとする 野菜の漬物がよく出ていました。
 漬物は、“微生物”という目には見えない生き物の力で、野菜が腐るのを防いでいます。
 冷蔵庫がなかった時代、野菜を長い間 おいておくために 昔の人が 知恵をしぼった結果 生まれたのが漬物と言うわけです。

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