白布と舞う・・・

まあるく・・・まあるく・・・
描くように舞う・・・

いつ頃からだろう・・・

鯉幟の緋鯉を使いだしたのは・・・
頭からかぶって・・・
緋鯉に飲み込まれるカッパになったり・・・
身体に巻き付けたり・・・

ひょっとこの面を被って・・・

ひょっとこ・・・諸説あるが火男が訛ってと云うのがいい！
あの尖った口は火に向かってふぅーふぅーと息をかけている顔・・・
でも火は熱いから、顔を横にして口だけ火の方に向けた顔になるわけだ・・

獅子舞の途中で一休み・・・

獅子舞から次の舞に変化する・・・
その為の一休み・・・
緊張がほぐれる時だ・・・

獅子舞！

一人で舞う・・・獅子舞・・・
これは全国的にも珍しいのではないだろうか？
ここ石川県での獅子舞は数人で行う・・・
私の実家、岡山でも獅子に二人とお囃子という組み合わせだった・・・

わぁー・・・凄ぉ～い！

あまり大きな火は噴けない場所・・・
上には提灯・・・
でも近くで見れた人は満足している・・・

一升瓶をラッパ飲み状態・・・

どれだけの量を含んでいるのだろう・・・
霧吹きができる量のはずだが・・・
かなり長い時間このポーズでいる・・・

カッパのクチバシを見せる・・・

頭は観てすぐにわかるが・・・
カッパってクチバシがあったのだと気づかされる・・・

振り返って・・・

再びお客さんとの距離を見定める・・・
いよいよその瞬間が近いぞ・・・

炎で・・・精神統一・・・

注視している・・・
願いでもかけているのだろうか？