小籠包は、台湾でかなり食べました。大好きです。
東京でも台湾小籠包、鼎泰豊、銀座裏の専門店など、結構食べていますが、やはり、違う。外国で食べる寿司のギャップほどではないけれど、本場と近いけど違う。結局違う。日本に住む台湾人のお店であってもやっぱり違うんです。
それでなぜか考えてみました。
違うわけは大きく2つあると思います。
1つ目はその姿。見た目。台湾の小籠包レストランは店頭ガラス張りで作る作業が見られるところが多いです。その素早く美しい技術。どうやって包むの?餃子のひだの比ではないほどの数の美しいひだ。包んだ先の何気ない尖り。小籠包は家庭では作れない職人技の極まるお洒落な食べ物なのです。
日本では小籠包を箸で摘んでレンゲに乗せて生姜、黒酢と共に熱々のスープを味わうというだけで本格的な感じなするけれど、小籠包とはとても美しく、その姿を鑑賞してから頂くものなのです。うわーなんてきれいなの!!と蒸篭を開けた時に思わず感嘆する、その感じを持ってして頂く。。味はもちろんなのですが、この美しい感動がより小籠包を高みに上らせるのです。
あー、行きたいなぁ。
もう1つは台湾で食べる時、生姜をくださいとお願いするとたくさん出してくれるんです。シャキシャキした細切りの生姜を。わさびやカラシのような薬味、添え物ではなく、シャッキリ存在感のある生姜を出してくれるんです。ああこの相性の良いことよ。。