畳屋女将のよもやま話

畳の話を織り交ぜながら日々の出来事などを
書いております。

ちいさな冒険

2007年07月31日 | 畳屋の独り言

 

      一時の涼しさを漂わせている朝

     荷物を軽トラ君に積み込んで

     畳を取りに i 市   へと出かけた、中年夫婦

   お得意さん紹介の、仕事なのだが、

   あまり土地勘のない所

   頼りになるのは地図のみ、なのだが

  なにせ、数年前に発行した地図。

   いつの間にか、新しい道が

     幾つか通ってる 

   新しい道を発見すると

   何故か通りたい、と思ってしまう    

    でも、お客様の所へ行くのが先     

   と、言う事で楽しみを帰りに取って置いて

   目的の家には無事 到着

    お客様の家からの

          帰りの道中

    地図には載ってない道を

     

   この道は~  どこへ行くみ~ち~ 

   と早速、心のおもむくままに

    軽トラを新しく見つけた道へと誘導  

   この道が何所へ向かってるか

    そんなの 解るわけない  

   でも、 道は つながっている

   

    同じ、県内だし 

  きっと仕事場には着くはずだ  

    おきらく夫婦・・・・ 

   道の案内板頼りに     

   取り留めのない話をしているうちに

  数分後、なんとなく見たことのあるような

  道へと出る事に成功  

  なんだか、小さな冒険をしたような一時となりました。 

  また、新しい道を見つけたいな  

  

  

ボーリング

2007年07月28日 | つぶやき



 

    

           今年も、行きました 

           ボーリング大会 
  

   


                賞品 
    

         結果 私  ・・・・ 55位

          旦那  ・・・・  77位

            旦那に勝っちゃった 

    賞品も当たったのです。

   旦那には、ビール     1ケース

      《これで、今年の夏はビールを買わないですむ   

    私には、ピクニック用セット

   と、災害用懐中電灯ラジオ付き

      《実は、 前から ほしかった物なんですよ   
 》

      素麺・・・・でした。

     

   溝掃除をしたり、点検でレーンに出ている

  係員さんに、ボールを当てたりと

  イロイロありましたが、楽しかったです。

  皆さんは、ボーリングの点数、最高は何点でしたか 

  


眠い

2007年07月27日 | つぶやき


     今日は仕事関係の方との

   ボーリング大会がありました。

   結果は・・・・・      

  今すごく眠くて、明日の記事で書こうと

  思います  

    と言うことで みなさん、

       おやすみなさ~い 
 

ボクを修理してくれる畳屋さん

2007年07月26日 | たたみ小僧・畳屋の選び方



     ボクも、たまには綺麗になりたいな 

      何時も、着てる畳表が汚れると

      何時も、おっちゃん家に行くんだ

     オッちゃんは畳職人

     《最近は、和室も減って悲しい~》 

     て、口癖のように言ってる。

  でもね、腕は確かで、来るお客さんは

    何時も顔なじみさん

      《畳の事やったら、お宅って決めてるんよ》

  その言葉が嬉しいって、オッちゃんも言ってる。

  畳屋さんを知らないから、何所にたのんだら良いか

  解んないって事、あるよね。

  まず、  2~3件は最低   電話をかけてみよう 

  広告を出してる工務店もあるよね。

  そして、個人の畳屋さん 


  金額が、一番大事だけれど

  その、金額の中に何が含まれてるかを聞こう 

   タンスなどの移動・2~3階の部屋を

  やる場合、料金の中に含まれているか

    含まれていないか  

     

 それと・・・ 普通、腕のしっかりした畳職人さんが

  作る新畳は、10年以上は持つはずなんだよ。

   《この間なんて、お得意さんからオッチャンの所に

   何十年ぶりかで、畳を綺麗にした事もあったな~  》


   値段て、すごく気になるよね  

  でもね、 どれだけ持つかも、 大切    

  畳って、見えない所にどれだけ手をかけてるか

      なんだよ。

  

  畳屋さんは、逃げないから、じっくり聞いて検討してね。

     《あせる事はない  》

  畳屋さんの工場に行って、

   直に、職人さんと話すのも良いよ。

  電話では解らない、人柄も見えてくるし

   畳の事、イロイロと聞いてね。

      

        《もちは餅屋ね 

  

    さて、ボクもソロソロ、オッちゃんに頼もうかな

  




小さな手

2007年07月25日 | つぶやき


    

        押入れを片付けていたらでてきた

            小さな手袋

    子供が産まれたばかりの頃、顔をよく掻いて

    傷をよく顔につけてたので買ってきた手袋

       ミルクのにおいが懐かしい 





       来てくださり  ありがとうございます。

   

   

畳妖怪・二畳和尚

2007年07月25日 | 畳妖怪



     私が作った 《こなき畳》 、《二畳和尚》 

  こなき畳の性格、どのようにして妖怪になったかの経緯を

  書いた後、肥後の国に住む、 《二畳和尚》 から、

    『ワシの事、忘れてはおらぬか?』

  と 言う言葉をもらい、ここで、二畳和尚のお話を。

 

  昔々、京は由緒ある寺に、位の高い和尚様が住んでおりました。

  この和尚が生を受け、住んでいた時代は一部の特権階級のみで

  まつりごとを行い、好き勝手していたのであります。

 そして この、和尚もまた、高僧と、言う身分をかさにかけ、

  好き勝手していたのでありました。

  そして、霊力があった和尚

  わが身に害とみなす者は、呪いをかけ

  また、出世に有利なように、持っていた霊力を使っていたのであります。

 そんな日々を過ごしていた和尚を見ていた、仏様

   『仏門に身を置く者にありながら、何と言う所業』

  と、お怒りになり、とうとう、罰をお与えになったのです。

  実はこの和尚、今で言うなら

   タッキー&翼の、翼君・・・・・

  とでも言いましょうか、すごい美形で、外を歩けば、

    振り返らないおなごはいない、そんなハンサムボーイ

  何人、女の子を泣かした事か・・・ 《仏門の身にいながらなんというヤツ》

     で、お怒りになった仏様、

    罰として和尚を、醜い姿に変えたのであります。

  

  その姿は、永遠に変わる事はなく

    『今までの所業を悔い改めるまで

            霊力も預かる』


  そういって、仏様は和尚の霊力をも、奪ったのであります。

  わが身の醜さに気がついた和尚は、大変に落ち込み

   今まで、身なりを事のほか気にしていたのに、

  髪はボサボサ、性格もそれまで異常に

  悪くなる一方だった、和尚

  それを見るに見かねた、和尚の師

   『九州は阿蘇の麓にある寺で

       修行をし、今一度わが身の今までの所業を

              振り返ってみなさい』


   

     と、言う事で、九州は阿蘇の麓で

    修行をする事になった二畳和尚

   修行を始めた当初は、

   いつも、サボる事しか考えてなかった和尚

  がある日、托鉢をしに、村へと出かけた時

  どう見ても綺麗とはいえない娘が托鉢に来た和尚

  の持っているおわんに、お米を入れ手を合わせた。

  確かに、今までの和尚からすれば、好みのタイプでは

  なかったが、何故か手を合わせる姿が目に焼きついて

  離れない。

    『これは、どうした事か、ワシらしくもない 』

   そう思いながらも、朝のお勤めをしに、

    瞑想の部屋へと入り、修行をしていた時

  なぜ、あの娘が忘れられないのか

    理解できたように思った。
 
    『そうか、あの目。目が活きてるのだ 

   だから、あのおなごが気になったのか』


  そう思った時

   《解ったか?いくら外見が良くても

   その生活が乱れた時、目も曇ってくるのだ

  外見があまり良くなくても、日一日、前を向いて

  生活をしている者は、目も生き生きと輝いているのだ》


 と、仏様の声が聞えた。

  それからは修行もサボることなく励み

  仏様からも

    『よく修行に励んだ』

  と、いう事で霊力も戻してもらい

  ますます修行に励んだ和尚

    熱心に修行するあまり

  三度の食もとらず、瞑想をする日々を送り

   二畳 《にじょうたたみ》 の上で

  倒れこんでしまった。

  和尚の体は骨と皮のみとなってはいたのだが

         まだ、修行をせねば・・・

   修行を積まねば

     


   と言う思いが二畳にのり移り

       二畳和尚となった。 



  今は、肥後の国の山奥の小さな寺の住んでいる。

     二畳和尚の

   好きなもの ・・・  酒・焼酎

   嫌いなもの ・・・  甘物

    猫が苦手だが、寺にいるねずみ退治のため

    泣く泣くではあるが飼っている。

  暇さえあれば、瞑想をしている。

  夢・・・   一度、エステ・スパ  とか言う所に行きたいと

          思っている。

   


  

  

 

  



  


紫式部の世界

2007年07月24日 | 私と本


      前々から読みたいとは思ってはみたものの

  あまりの難しさに、その本を持っただけで

  立ちくらみがし、本を開けたとたん眠気が襲ってくる

  でも、1度は読んでみたい。

  そう思ってた 《源氏物語》

  それが今年になって 読みやすく現代語に訳して

  出版された事を知り、読むことに。

   瀬戸内寂聴さん、ありがとうございます。

  でもね、やっぱり難しいです。

  一行読むたびに

     『女御ってなに  』

      『更衣って 


   解らない言葉に出会うたびに、文庫本の

  後ろにある、語句解釈 を読んでは、意味を確かめ

  読み進めてるので、えらい時間がかかります。

  それでも、源氏物語を苦心しながら読んでる側で

   『そんないやらしい本より、

    平家物語の方が 面白いぞ  』

  


 と、旦那に言われながらも、頭をフル回転しながら

   読み進めております。 

  にしても、今はハリー・ポッターの結末が気になる 

  誰かが死ぬって聞いたけれど・・・気になる 

本棚整理

2007年07月23日 | 畳屋の独り言

 

   梅雨もあけ、暑い日となった今日

   お客様の家で、畳敷き込みの後、

  お客さんと一緒に、本棚の整理をしておりました。

  元来、本が好きな私。 《本屋に行くのが大好きです。》

  世界物語全集を前に、やや興奮気味の私。


   そして、この物語全集を前に、1から、順番に

   本棚に並べて行く几帳面な旦那。

    《風と共にさりぬ》《嵐が丘》

   《戦争と平和》 《アンナ・カレーニナ》
 他イロイロ 

   お客さんのご主人様の愛本との事。

    お客さんと一緒に 口と、手を忙しく動かしながらの

    楽しい作業でした。

    でも、 戦争と平和・・・難しそう 


真犯人は・・・掃除大魔王

2007年07月21日 | つぶやき



   

   息子が学校の授業で作った粘土工作

    息子の部屋で掃除機をかけていた時、

   少し、壊してしまった私    

   

   息子に

     《息子》  『おか~さん ボクが作った、粘土の町  ?

       壊れてるけど・・・どうして  』


     と、言われ

    《私》  『いやね、今日リビングでテレビを見てたら

     君の部屋から物音がしたのよ』

   《息子》  『で!!!????』

    《私》    『で、部屋を覗いたらなんと、 

   ゴドラ  と グドン が、粘土の町で大暴れ  』
     
   

    《息子》 『そんな事ないでしょうが 

   《私》 『 で、ウルトラマンが来て怪獣達を退治したと・・・ 

   《息子》  『も~、かあさんでしょ・・・壊したの  』

   《私》 『でね、ゴドンと、グドンを背後で操ってたのが

            掃除大魔王 

   《息子》 『解っただったら掃除大魔王に

   言っといて     町粘土の壊れた所直すから

   紙粘土買ってくる様に    』

   《私》 『ハイな  掃除大魔王に言っとこうわい 

     

  


    買ってきた紙粘土で、修復開始

   息子はセッセと、元の形に近づけようと

  粘土を コネコネ  作ってました。

  
                
                     

            ↓

            ↓

   

           
               完成  
   

     息子よ、ごめんね・・・・・ 


                       掃除大魔王より