nojyucal moonの趣味

仏教が大好きで仏教を楽しみながら趣味として成り立ててます。僧侶では無く仏教ファンの視点から記事を書いてます。

私にとっての仏教⑦(人の死後はどうなる?)

2023-04-17 09:58:37 | 日記
死後の世界を真面目に考えてみました。仏教視点から考えるとやはり輪廻転生ですが、お釈迦様は死後については何も語らなかったようです。


お釈迦様のお弟子さんがお釈迦様に人が死んだら死後の世界は有るのかと訪ねた所、私ゃまだ死んだ事が無いから解らん。どちらを説いても逆の主張する者は出てくる。つまりいくら議論した所でその答えは絶対に出ないのである。結果の出ないつまらない議論する無駄な時間が有るなら生きる術を議論した方がよほど世の中の為となる。
とお弟子さんに伝えたそうです。
とは言え、インドの方々は死後は輪廻転生をして、人の命は産まれ代わりを繰り返すのだと信じていた訳です。
そうした事からも、輪廻転生していく事を仏教経典では説かれてるらしい。


日本人視点で考えると、人の死後は
天国(仏教で言う極楽浄土)に行く。
極楽浄土には先祖様や先に亡くなられた知人等が幸せに暮らしてる場所に行く。と、言う考えが一般的ですね。
中々、夢の有る考え方なので死別した方々にまた巡り会う事ができて、もはや死は恐い事では無く嬉しい事のようにさえ思えてしまう。
まぁ、嬉しいと言うのは少々大袈裟では有りますが、その極楽浄土へ行く為には生きてるうちに悪い事はせずに
良い行いをしなければ極楽浄土へは行けずに悪い事ばかりしてると地獄に落ちてしまう。と噂されてます。


それはさておき、人は死んでしまえばそれまでで魂もへったくれも無く全てが無くなるだけだと考える人がいます。全然夢も希望もない考え方で有り、そうした考えを持つ方々は生きているうちが花で有り、生きてるうちに欲望の思う間々に生きて好き勝手に生きた方が得なのだ!と・・・

さぁ考えてみると後者の考えは危険ですね。生きてるうちに沢山楽しまなきゃ損だと自己中心的な生き方となり、自分さえ良ければそれで良い。と、なりやすいのです。他人に迷惑かけてでも自分の生きている時の幸せが大事なのだと・・・

前者の考えでは、自らの欲望を打ち消して世の中の為になるような善良な心を持ち他人を思いやる事が出来る人間となる訳です。

どちらの意見が正しいとかは置いておき、つまり本当の意味での幸せの行き方はどちらなのか?って事ですよね。


で輪廻転生を考えた場合、大乗仏教では六道と言う世界が有ると説いてます。
天道(てんどう)神の世界
人間道(にんげんどう)人間の世界
修羅道(しゅらどう)修羅場の世界
畜生道(ちくしょうどう)動物世界
餓鬼道(がきどう)飢えた世界
地獄道(じごくどう)苦痛の世界
この6通りの世界を生きては死に生きては死にを繰り返すのです。
こちらも、生きてるうちに良い行いをすればするほど天道に近い世界に生まれ変わり、悪行ばかり起こしてる人は地獄に近い世界に生まれ変わると説いてますから、周りの人々にも優しく出来て困ってる人や苦しい人を助けたりして功徳を積み重ねて行く事で幸せに生きていけます。
人間として産まれ無かったとしても
人間に可愛がられるペットとかならまだ良い方です。


下手したら台所の暗い場所の隅っこで暮らすゴキ○リとかに生まれ変わってしまったら目も当てられません。

(ところで北海道にはゴキ○リ居ないって聞いた事有るけど本当すかね?、後花粉症も無いって噂も!)

なので、もしかしたら輪廻転生説が正しいかもしれないので生きてるうちは悪い事をしないように生活するように心がけましょう。


七仏通戒偈、漢字の意味そのものですね。
悪い事しちゃダメよ。
良い事をしなさいね。
そして自らを浄めなさい。
それが仏教の教えだよ。
って事です。

七仏通戒偈は仏教の真髄を1番短くしたものだと私は思ってます。

私なりの観点で書き込みしてる為、
その思想は間違ってるぞ!みたいな事も多少は有るかもしれませんけど、
私は僧侶では無く、ただの仏教ファンですから温かい目で読んでくれたら嬉しく思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。

🙏😌南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛























最新の画像もっと見る

コメントを投稿