クイックレバーを倒しこんで固定せず、レバーを右回転させ締めこんで固定しておりました。
スポーツバイクが、今ほど世間に出回ってない頃・・・日常的に発生した事故がハブの固定方法 「クイックリリース」の間違った使用からでした。
その、間違った固定方法が、‘11年は「正しい取りつけ方法」となり、(注意:ある種のレバーに限定)人生50年も生きるとこんな経験も数多く・・・「また、一つ不思議な感触」が増えました。
この取りつけ方法に至る大きな理由は・・・・フロントフォーク先端にある「脱輪防止爪」です。
カンパがクイックレリーズを発明し、会社発展の大きな原動力になったのは有名な話です。レバーの1回の操作でホイルを脱着できる優れもので・・・80年間も主流となった考えかたでした。
ところが・・・冒頭のとおり、間違ったクイックレバーの使用方法のおかげで事故が何十年も続き・・・アメリカが発祥で安全策となったのが「フロントフォークの脱落防止安全爪」です。ところが、このヤッカイな爪のおかげで、本来の目的である素早い脱着ができなくなり・・・
偏芯量が通常のクイックに比べ異常に大きなカムを使用し、尚且つ、誤使用での脱落を防止できる。 ただし、、、①重量が重くなる②結局一つの動作では脱着できない!と言う大きな欠点が・・・
そこで、2枚目の写真・・・どうせワンタッチで脱着できないなら・・・と開きなおり・・・軽量へ思いっきり振って・・・「単純な構造!レバーを右回転させ締めこむ」
まぁ・・・100年前のウイングナット方式に戻ったわけです。一応レバーの位置を任意に決められるような構造なっておりますが・・・
最新のクイックが、「一世紀前に戻りました!」ってな事で、このブログに書き込んでみました。
こんな新しい方式が混在することで・・・やっと浸透した感のあったクイックレバーが、タイプが違うことで間違った固定をして、また事故増加!そんな事がなければ良いのですが・・・
心配性の初老店長は考えてます。。。