←型番BL-SB11 (`94年当時¥6.210-のエアロブレーキレバー)
「シュパーブプロ」と言う言葉を聞いたこと ございますでしょうか?(写真のブレーキレバーに刻印されてますが・・・わかりにくいですね。カメラ下手で恐縮です)
現在、ロードバイクのコンポパーツメーカーといえば・・・「シマノ」「カンパ」「スラム」でしょう。ところが`90年代前半は「シマノ」「サンツアー」「カンパ」「マビック」と4社が乱立する図式でした。
更にその昔の・・・日本の自転車産業黄金期では「シマノ」と「スギノ」と「サンツアー(前田工業)」の3社が、国内3大パーツメーカーとして”しのぎを削って”ました。
スギノは早い時期からパーツにカーボン素材を流用し、ソノ発想は今となって カンパによって日の目を見ることになりましたが、当時は”早すぎた”のかもしれません。
その頃のシマノは!と、言いますとどちらかと言うと実用車パーツメーカーでした。ところが変速システムにインデックス機構を取り入れたとたん!シマノはスポーツバイク分野でイッキに、現在のシマノへと変貌(?)していきます。
ところで、本日のシュバーブプロに関しての説明は・・・
シマノの「デュラエース」に対して、サンツアーの「シュパーブプロ」が対抗した!とご説明することがわかり易いでしょうか、、、
当時シュパーブと言えば・・・圧倒的に優位!と、されたのが「回転」でした。
その証拠に、前田工業が倒産!と、情報が流れたトタン・・・競輪選手がシュパーブプロのペダルやハブを買いあさったのは有名なお話でした。
この頃のシュパーブプロペダルの憧れが・・・http://blog.goo.ne.jp/sinrinsya/d/20120405
↑このように・・・未だに、小生未練タラタラで後ろ髪をひかれてる理由なのかもしれません。
改めて、シュバーブプロの回転は・・・驚異でした。(防水性能も、抜群の信頼がありました)
過日、偶々写真のシュバーブプロのエアロブレーキレバーが手元に入りましたので、本日のブログはシュパーブプロの思い出話でした。
アノ頃は、3社が台頭し 現在のような「一人勝ち」状態でなかった・・・振り返れば、良い時代でした。