三寒四温とは良く言ったモンです。 昨日に続き本日も暖かいです。徐々に春へと向かう北信州です。
さて、「Cabocut」⇔カーボン専用のノコギリ(イタリア製)を入手しましたので本日はこの話題を!
その話題の前に少々お時間下さい・・・
生業とする当店の作業中・・・「嫌な仕事」と言われれば・・・フレームカットでございます。作業自体は単純に”切断”なのですが、小生が元来の小心者であることが、大きな理由です。
ジャイアントのISPに代表されるフレーム一体型シートポスト切断などは、2度3度とポジションを確認してから歯を入れます。
「切断後は足せない!」これが、どうしても脳裏から離れないからです。
今までは、画像の「ハクソー」(HackSaws)の、ノコ歯(ブレード)”目”を 一番細かいものと入れ替えてカーボンをカットしておりました。多くのスポーツバイクブランドはカット後の切断面はカバー等がシートポストバンドを兼用するタイプとか、切断部へキャップ状のもので被せて締め付けを行うタイプ・・・
つまりカット箇所(面)が、表に出てこない方式を採用するブランドがほとんどです。
また、カットを前提に設計されてますので、その部分は塗装が施されてないフレームが大多数です。
しかし、今回・・・表面に出てしまう&塗装あり!の 箇所でカット作業がございました。
★トライアスロンバイクらしい・・・ある意味特殊な(嫌味?が含まれます)作業の為に・・・・
このイタリア製弓ノコを準備しました。
切断後の塗装部が画像のとおり表面に出てしまうので、工具の選択には十分留意した結果・・・かなりの時間!愛車をお預かりしてしまいました。申し訳ございません!
通常のノコ歯では、パラパラと塗装が剥がれ落ちてしまうことを予測しブレードに歯が無いこの弓ノコを取りよせました。
その仕上がり具合は期待以上でした。
まぁ・・・工具の他にプラスアルアファの企業秘密で、ご覧のとおり綺麗な切断面が可能になるわけですがネ・・・
昨日は無事この作業が完了し・・・気持ち良くジムで汗を流すことができました。
★「段取り八分!仕上げ2分」 典型的な仕事でした。三寒四温といい・・・昔の人は上手い事言うもんですね!
===お休みのお願い===
このブロク2/20の書き込みでもお願いしておりますが・・・・本日(2/24)午後から明日の終日・・・自転車屋親輪社はお休みとなります。毎度の勝手・・・申し訳ございません。