〜『スポーツ 自転車』 専門 の 自転車屋 〜【親輪社】店長の日々!!

人と人との絆を大切にする昔ながらの八百屋さんや魚屋さんのようにあえて「自転車屋!」と名乗ります。

日本海⇒太平洋

2014-11-07 | 日記・エッセイ・コラム

お久しぶりです!って、ご挨拶が適切でしょうか?

Img_4363 ←当店前の銀杏もこのとおり「秋深し」の景色です。

先週末の新潟市で開催の「トライアスロン指導員養成講座」へ2泊3日で行っておりました。

続きまして、昨日・一昨日と1泊2日で・・・

Img_4353 ←一気に太平洋側へ!

今月!初めてのカキコミとなります!

おさぼり・・・申し訳ありませんでした。 この間のレポートは数日かけてこちらブログでご報告いたしますが・・・

本日、冒頭は、、、別角度からレポートを以下!!

2←新潟の宿泊先で食した料理

1←同じく新潟です。

替わりまして・・・

Img_4359 ←昨日、帰り際、15時まで営業のお店を電話確認し・・・14時30分に飛び込みまして!!

少々贅沢を!

Img_4362 ←わっ!

Img_4358 ←イセエビは「プリプリ」でした。

11/1~本日までの間!火曜日のみ山国信州(自宅)でしたが・・・前半、日本海(新潟)の海の幸、、、後半は太平洋(伊東)の海の幸

海なし県で生まれそだった小生にとって、、、に関してはこの上ない幸せな6日間でした。

⇒食にカンシテ!ってところがポイントです。

さて、前置きが長くなりましたが・・・・一昨日(5日・水曜)、伊東へ移動まえの 東京品川での「クロモリ」フレームセミナーレポートです。

先ず、クロモリはチョイスする楽しみが、現在隆盛のカーボンとは雲泥の差であることをお伝えします。

使用するであろう!パイプ素材(クロモリ)から・・・

新日鉄への混合比率オーダーから始まり!その匠による引き伸ばし、パイプ加工、そして我々の手に渡る直前の溶接&塗装技術。

その制作過程のほとんどが匠の世界であることを先ずご理解いただきたいところでございます。(つまり、フレーム1本1本の個体差は前提!だから、ますます奥深い世界にハマりこみます)

金型で作り上げるカーボンにない、不便さ、、、不確実さ、、、

もっと言わせて頂けば最先端カーボンフレームに劣る性能を!あえて大枚をはたいて手に入れる喜びを理解できない方には、、、

以下レポートは全くの無意味となります。

Img_4315 ←実はこれ、、何年使ってるの?ってぐらい・・・昔しから拝見します。

Img_4316 ←同社は、銃の技術を流用した、このライフル痕をクロモリフレームに採用し世界を舞台に「コガミヤタ」として戦ったヒストリーをもちます。

Img_4317 ←上の写真と比べ・・・

ライフル痕の間隔が違うのが判ります?

Img_4324 ←こんなスライドで勉強します。

Img_4325 ←ライフル痕を、同社は「スプライン」と表記しております。

もともとは鉄砲つくりの技術からなんで、、、小生的には「ライフル痕」のほうがイメージわきます。

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Img_4329 ←クロモリ全盛期に「世界を相手に戦った」同社のラグが復活

Img_4330 ←このポイント!が、個人的には興味津々!

Img_4334 ←BB周辺を現車で確認!

Img_4336 ←確かに!

なぜ?と、総括責任者へ個人的に問い合わせると・・・回答は「経験則!」・・・匠の世界では、これが必要なんです!

すきだなぁ・・・この回答!

Img_4337 ←ダウンチューブを、BBシェルまで挿入する重量増より、何故か理由は判らんが、選手に好評のこの製法を取り入れたミヤタクロモリ

Img_4331 ←この日は、「ロウ付け」の手法まで詳しく説明がありました。

Img_4332 ←現在、クロモリユーザーは・・・

そもそも「古いもの」を、今購入する!そんな意味合いから長期間所有し・楽しむ事を前提に、、、こんな改良も紹介されました。

Img_4338 ←個人的に・・・

50万円超える、、、こんな80年代ツーリングモデルで、

作り手の情熱をかみしめながら、信州を快走! ちょいと、ここで足止めでした。

小生ロードレースバリバリの80年代

ツーリングモデルなど、見向きもしない小生でしたが、、、2015年、、、片思いが始まりそうな予感でした。

とりあえず。。。近々に制作現場(茅ヶ崎)へを訪ねる約束しております。(個人的に!です)

大勢の人の手を介して、手元に届くクロモリフレームですが、最終工程であるフレーム制作&塗装の匠

同社3名とお会いしたいと・・・希望しました。

自分のフレームになるかも知れない・・・その作り手と先ずお会いし薀蓄をお聞きしたい!

なお、当店パイプ内部防錆加工は、、、同社総括責任者より、、「お墨付き」頂きましたコト申し添えます!