あのですね・・・
こんな事書くとえらそうに思われますが、
今回は私が働いてきた環境についてお話しましょう。
私は20代の頃おこがましい言い方ですが
福祉の世界に飛び込みました。
大学卒行事に別な会社に就職は決まっていたのですが
長男であり母親一人家に残しておくわけにも行かずに
断腸の思いで地元に帰ってきました。
でも、とっくの昔に就職口はどこも締め切りで・・・
気がついたら新年度が始まっていました。
本当は私、福祉の世界なんぞ入りたくなかったのですよ。
その頃は今みたいに介護保険なんか無い時代でしたし
介護福祉士と言う資格も無い時代でした。
つまりはお金のある人を対象に処遇しているようなもので
貧乏人は利用できない・・・と言うか、
利用しない・・・施設入所より病院で・・・みたいな世界でした。
とは言え私が最初に飛び込んだのは
知的障害者に仕事を指導する昔の言い方で授産施設、
今風に言うとワークセンターでした。
まあ、授産施設とは名ばかりで
製造数のノルマに終われる毎日・・・
しかも臨時採用の身分でボーナスも無い。
2年間我慢しましたが、当時の施設長から
「来年度は契約更新はしない」と言われ
つまりは今で言うところの契約社員だったわけですよ。
そんなこんなで私は2年働いた職場を後にするわけですが
これ以後が、ほんとに笑えない・・・と思います。
(写真はイメージです)