「女に媚びる心の中に一番欠けているもの、それは愛である」
人は生まれながらに皆、愛する能力をもっているものではない。
それは鍛錬によって身につけなければいけない。・・・・「愛」は本能ではなく技術なのです。
ただし、恋は誰にでもできる。燃え上がるような情熱なら誰にでも抱ける。ゆえに恋や情熱は必要とされない。
だから愛とはべつものなのに、時として人は恋や情熱を愛だと錯覚する。
媚びるとは、もちろん相手に気に入られようと振舞うことである。男が女に好意を抱き、相手の心を得たいと思えば、ご機嫌をとる。時に、心にもない事を言い、献身的に振舞う。本当はそれらの全ては「下心」からくるものである。
久々に、銀座の花である蝶々さんに登場してもらい、考え方を述べてもらう事にした。
彼女曰く「愛に効く薬を販売している会社は少ないですよ!」
私が、風邪をこじらせ都内の薬局調査したのよ。
そうしたらAという薬局の社長が出てきて、私の顔をみながら云うの。
「あなたには、この薬しか効きません」と携帯片手に、1万円する風邪薬を出してきてそう云ったの!そして。「貴方は美人だから、この薬は半値にします」と。(風邪薬で1万円はおかしいですよね?)
蝶々はそこで思ったの。この社長は「どうしたら私を抱けるか」と言う下心丸出しで云ったと思うの・・・
だから、当たりの良い言葉には疑うことね。
蝶々が、若い女性たちによく言うのだが、例えば合コンの時、初めて会った男たちの中からどんな相手を選ぶのがいいのか。殆どの女性は「話の面白い、優しげな男性」に好感を抱くと応える。しかし、そういう男性こそ、実は信用がおけない。
私なら、たとえ第一印象が悪くても、ご機嫌をとったりお世辞を言ったりはしない、ぶっきらぼうで少し意地悪く見える男を選ぶだろうと。
なぜなら、みんなの前で楽しい男は二人だけになると大体は優しくはなく、みんなの前でつまらない男は
二人だけになった時に楽しさを味わえるものなのよ。
だから合コンでは、決して目立たない、優しげでもない男を選ぶ方がいいと思うの。
あくまでも蝶々さんの考え方であり、全ての男性に通用するとは限りません。(笑い)