夏祭りの季節になった。今年も子供たちを引き連れて大獅子を曳く。といえば聞こえがいいが、綱を曳く子どもが先に進みこちらは後からついていくだけだ。
去年は衝撃的な出来事があった。出発前の飲酒が禁止されたのだ。
PTAのお母様方の堂々たる正論「酔っぱらいに子どもを引率する資格はありません」が強かったためだ。これに男たちは爆発。「酒のない祭なんてありえん、気に入らん奴は出るな」と応酬したが、祭りの主役たる子どもを擁するPTAは強かった。
「禁酒論」に敗れた男たちは、各休憩所に酒をしこたま用意した。PTAの縄張りである校庭さえ出ればこっちのものという理屈だ。あとは休憩のたびにガソリンを入れ、宮入りも例年通りの上機嫌。かくして祭りは無事終わった。なぜか休憩所での飲酒は問題にはならなかった。
この顛末はまさに本音と建前、日本の縮図ここにありだ。おもしろいことに去年は自然と酒の量がセーブされたという。大人の社会は奥深い。
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