雑記

世界初の安眠グッズ「マイドーム」やプリントフェイスマスクのPrincipal株式会社 社長ブログ

いわさん会 3月は鶴橋

2010年03月03日 08時01分17秒 | 雑感
 明るいうちから、生ビールを手にうまそうなホタテを焼いています。5時から6時はこの店は生ビール100円だから早く集まるのです。「ただの飲み会」にしか見えませんが、これがいわさん会という懇談会です。
 
 政治情勢・経済情勢のお話や、自社の話、状況などを報告、あるいは相談ごともここでアドバイスをいただくことができます。リタイア組,、M先生、Hさん、Mさんにとっては近況の報告、論戦の場、私たち経営の現役組にとっては勉強の場でもあります。

 この日のテーマは「オリンピックと国力」というタイムリーなものでした。
オリンピックそのものはアスリート達の大きな目標の場で、子供達が夢をもてるもの。
新興国にとっては国をあげての国威発揚の場。(体制が変わったロシアが弱くなったのもこの理由)

 いろいろな意見がでました。私は、オリンピックでは2つ好きなエピソードがあります。
ひとつは、東京オリンピックでマラソンの円谷選手。レース当日も電車で会場入りし、通勤時間と重なったのでたったまま弁当を食べていたという話。もうひとつは、ジャマイカ初の冬期オリンピック出場をはたしたボブスレーのチーム。黒人ばかりのこのチームはレース前夜にパーティーをし、おおいに飲んで踊り、レースには誰もこなかったという話です。どちらも当時の国の状態、そしてなによりも国民性をあらわしていると思います。

 今回のオリンピックは私には「高度成長の残像」にしか見えませんでした。諸外国から見た今の日本は、「新興衰退国」という位置づけにあるといった方がおられます。バブル後の失われた10年があったとはいえ、世界第二位か三位の経済規模を持ちながら、財政破綻寸前のこの国の状態を思うと、今、必要なのは金メダルではありません。といって、国家も企業もいままでの習慣をすぐに変えられるものではありません、だから残像なのです。

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ご拝読ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 


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