山王神楽団「鈴鹿」

　




先日開催の“千代田神楽競演大会”の舞台からの画像です
山王さんは３位に入賞されました



当日配布されたプログラムの解説から…
　　
　　時は延暦２１年、天竺より来る第四天魔王の娘『立烏帽子（たてえぼし）』が
　　伊勢の国の鈴鹿山に住む『大獄丸』と共に日の本を魔国になさんと天下った。
　　その事を知った帝はこれを重くみて、時の征夷大将軍『坂上田村麻呂』に
　　『立烏帽子』征伐の命を下す。
　　『大獄丸』に会う途中、毘沙門天に出合った『立烏帽子』は改心し、
　　『坂上田村麻呂』と『大獄丸』を成敗に向ったものの、『大獄丸』には
　　３本の宝剣があり、絶対的な力を保っていた。
　　しかし、毘沙門天から授かった秘術で宝剣を奪い、激闘の末、
　　退治する物語である。
　　今もなお、宇治平等院には『大獄丸（おおたけまる）』の頸が封印されている。