ご幼少から小学校入学まで

子供のころの父親の記憶は、父のひざの上で、無精ひげをすりすりされたぐらいかな。

母はその頃、千歳保健所職員でした。看護婦の資格と助産婦の資格も、もっていた人です。

ある時俺は、保育所に連れて行かれた。

内弁慶と言われてた俺は、どうしてもなじめなかった様だ。
また、いじめっ子もいてよく泣かされていた。
ただ、昼食の菓子パンは魅力的だった記憶がある。ｗ

ある時、いじめっ子と喧嘩した俺は、一人で家に帰ってしまった。
それが後で大騒ぎになるとも知らずに。

途中には大通りもあり、千歳川もあったから。
保育所から、母に連絡が行き、かなり大勢で探したらしい。
自宅で無事発見された俺は？？？？状態。
ともかく怒られることはなく、よく一人で帰れたとほめられた。

しかし、その後保育所は遠慮させてもらった。
連れて行かれそうになると、必死に泣いてあばれて。ｗ

家の周りには、保育所に行かない子も結構いたので、不自由は無かった。

遊び相手は2件となりの水戸さんのあきおちゃんという一つ上の子。
男の子三人にお姉さんが一人いたと思う。
その末っ子のあきおちゃんが幼馴染で、いつもいっしょだった。

家の前には道路を挟んで一メートルちょっと幅の用水路、そして畑、その向こうは30センチくらいの深さのおおきなため池、千歳中学校横の小川。
それが遊び場で、小川ではメダカやとん魚などの小魚、用水路ではどじょう、ため池ではおたまじゃくし、畑ではトンボやバッタなんかを取っていたな。

少しはなれたところに木工場があって、立ち入り禁止にもぐりこんで、手ごろな棒を見つけてはチャンバラごっこなんかをしていた。

そういえば、高台に大きな丸太がたくさん積んであったけど、何に使っていたのか、今考えても分からん。


近くにグリーンベルトと呼ぶ公園があった。
夏休みのラジオ体操には、姉たちについていった。
そこに街灯があって、朝一で駆けつけ、その街灯を蹴飛ばして、バラバラ落ちてくるクワガタをとるのが楽しみだった。