まず一昨日に続き昨日も書き損ねた事。
野党首位民主党でも月末に役員人事をするという報道があった。
国政選挙の「審判」で、「落第・失格・有罪」の判決を下された与党は、直ちに総入替えして然るべきだろうが、(必ずしも完全な政権「選択」ではないにせよ)逆に現行の顔ぶれで大きな信任を得た民主党が、なぜ今、中途半端な人事交代をするのだろう。
時期もだが、党首小沢氏だけ除くなど、理由・意図も、不明瞭で半端だ。
とても不思議で、下手すれば、投票してくれた人々への「裏切り」にもなりかねない。
予想外に大勝し、政権「交代-担当」が一挙に現実味を増したからこそ、それに向けた新体制固めとか、人材の豊富さをアピールしたいとか、いうのなら、いっそ堂々と党首選で、政権構想-ヴィジョンや「ネクスト内閣」メンバーを披露し合ったり、体調に懸念のある小沢氏を含む3頭が共に、最高顧問に退いて一挙若返りを図るとか、内外にもキチンとわかりやすく行うべきだろう。
否決されたのにグズグズしがみつき1ヶ月、新人事も「反省-改心」の内容さえも表明出来ず、それ次第でまたどう転ぶかも知れない「非民主・不明朗」極まる与党とは違うのだ!という事をちゃんと魅せてほしい。
次に、東京都の警察官が交番勤務中、失踪し、その拳銃で、管外の女性宅で「心中」したとみられる事件。
彼が、彼女に「ハマり」、借金してまで勤務先の店や自宅などまで通い込み、しかし、親は借金に応じず「カネの切れ目が縁の切れ目」か、「自宅を勝手に調べてきた」などと彼女が嫌がり始め、店も辞めたいと言っていた事などが判明してきて、コジレた挙句、彼が射殺し、自殺した容疑が有力になってきたようだ。
「男女関係」については2人しかわからない事が多く、この件は「面識も無い相手に一方的付きまといを受けた」のでなく、彼女が、店内外で相当額を注ぎ込ませていたのは確かだが、どんな言・行をとったのか、「交際」の意思は最初から皆無だったか、などの憶測は週刊誌・ワイドショーなどにゆだねよう。
問題は、彼が警察官という特権を公私混同-悪用したかで、彼女(が冗談なり結局招き入れたかはともかく自)宅を少なくとも最初に訪れた時は「勝手に調べてきた」とボヤいていたといい、また、それまで何度も勤務中に所在不明となり、警察バイクや制服で乗り付けていた証言もあり、制式拳銃で「無理心中」した容疑も濃くなってきた。
警察官といっても人間で、色恋や事故、さらに犯罪もあるだろう。私的な不祥事まで過剰に取り上げ指弾する気は無い。
「5時まで」の一般公務員同様の事務職などと違い、刑事など多くはプライヴァシーなど無きに等しく、たまの非番でもポケベルなどを常携し緊急呼集などに備える。
消防や自衛官、記者などマスコミ裏方も、特に民間中小零細などでは多く、手当や労働基準法などさえ無視されてきている。
給与など待遇に見合わない過酷な労働・リスクを「使命・責任・正義感」や矜持で請負担い、これまでの日本を蔭で下支えしてきた人々‥その「一般公務員・サラリーマン」化が懸念されている。
しかしそれ自体は時代の趨勢だし悪い事では無いと思う。「何でもカネ」というのはイヤだけど、表向き無視されシワよせもされがちでもはや限界の「環境コスト~家事労働」など同様、サービス残業なども、適正に換金-経済算入も、規制もされるべきだ。
検挙率低下の原因は、他にも多いだろう。
昔ながらの地域共同体のつながり、過剰な権威などは急速に失われつつあり、負の部分が除去され必要なら適切に再評価-構築されていくのだろう。
補完策として、監視カメラや「盗聴法」などの増強が推進されているが、それだからこそ大前提として、公私混同-悪用な厳重な禁止が必須要件となろう。
もう1つ、昨日、現政権の教育「改革」や「再生会議」を、「素人談義」などと書いたが、決して、いわゆる「教師」や教育学者など「専門職」ばかりを「玄人・プロ」とする意味ではない。
個々人にとって、最も長期かつトータルに付き添い、真剣に考えるのは本人や親などだったり、相性や事柄分野・時期によって、意外な人・物が最良の「教師・教材」になったり、地域や職場にも、知る人ぞ知る「教育の名人・上手」は多く潜在しているだろう。
政府の責任は、今回のような悲劇を少しでも無くすような、環境・体制の整備といえる。
実際これまでも、先進国中で日本は、教育予算は低く、しかし高い成果を上げてきた。
国民全体の教育への意欲や、制服・校則など集団・協調性、家族-地域共同体などが補完要因に挙げられるが、多くの教師も「聖職」として、授業の他に、行事・部活・放課後まで、私生活を犠牲にし献身的努力を惜しまず、評価もされてきた。
が、共働きや独り親家庭の増加や地域共同体の崩壊の中で、これらにどう対応するのか、
生徒に関わる事柄以外の雑務が年々増加-忙殺されているという教師を、ただ締め付けるばかりでなく、分担する事務職員や(予備校講師のような「授業のプロ」を求めるなら)生活指導-相談要員の補充など具体的措置が必要になる。
さて、話は変わるが、米国のブッシュ政権は昨日、イランにも矛先を拡げようと狙う中、イラク駐留米兵の死者がまた増え、
公然と、シリア・イラン訪問のマリキ政権に責任転嫁して反論され、
「いま中東から手をひけば米国に襲い掛ってくるから海外で戦い続ける事が必要」などと演説。
途中で撤退に追込まれたベトナムなどでは矛盾しちゃう為、北朝鮮-中国らの「共産主義」以上に、ハッキリ「日本の軍国主義」と自ら何度も取り上げ、厳処-攻撃しなかったから「米国民に襲い掛かり多数殺傷した」実例として強調した。
これまでも「日本を民主(親米)化させた」成功体験を、その後イラクまでの有色人種・非キリスト教圏の占領政策の先例・模範・希望にしてきたが、次々挫折。
日本も「冷戦」と経済成長の下、抑え込まれていただけで、事実「民主主義」の基本「政権交替」も無く、その自民党からも近年ヤハリ公然と、「戦争犯罪」者や「憲法」を「米国が押付けた」デタラメと否定し、「靖国」公式参拝や改定、「戦後(占領-冷戦)体制からの脱却」を主唱する首相たちが生まれ、
ようやく「政権交代」間近の野党も、米国への盲従に否定的な姿勢を表明し始めた。
また、すでに米国内でも(関心-期待は次の大統領選-候補に向っており)ブッシュは支持率低迷-孤立、相手にされていないが、辞めない以上なお強大な現職で、「9・11」6周年に向け、例によって人気と好戦ムードの回復に利用していくと思われる。
8/23(木)「空中での人形芝居が見れる伊奈の綱火(茨城県)」。1868年白虎隊全滅。1914年第1次世界大戦、日本はドイツに宣戦布告。
生れた有名人(敬称略);三好達治(00年詩人)・ジーン・ケリー(12年米・俳優)・宮柊二(2年歌人)・伊藤桂一(7年小説家)・ジェームズ・コバーン(28年米・俳優)・リック・スプリングフィールド(49年歌手)・岡江久美子(56年女優)・益岡徹(6年俳優)・佐藤しのぶ(8年声楽家)・高橋ひとみ(61年女優)・大至(8年関取)・崎元大海(86年タレント)。昨日の28.9℃89%より-0.4℃?%2゜;34108・20178・4/788,730;26・306・7/91,1250;210・543・15/9,2245;306・879・22/808,
野党首位民主党でも月末に役員人事をするという報道があった。
国政選挙の「審判」で、「落第・失格・有罪」の判決を下された与党は、直ちに総入替えして然るべきだろうが、(必ずしも完全な政権「選択」ではないにせよ)逆に現行の顔ぶれで大きな信任を得た民主党が、なぜ今、中途半端な人事交代をするのだろう。
時期もだが、党首小沢氏だけ除くなど、理由・意図も、不明瞭で半端だ。
とても不思議で、下手すれば、投票してくれた人々への「裏切り」にもなりかねない。
予想外に大勝し、政権「交代-担当」が一挙に現実味を増したからこそ、それに向けた新体制固めとか、人材の豊富さをアピールしたいとか、いうのなら、いっそ堂々と党首選で、政権構想-ヴィジョンや「ネクスト内閣」メンバーを披露し合ったり、体調に懸念のある小沢氏を含む3頭が共に、最高顧問に退いて一挙若返りを図るとか、内外にもキチンとわかりやすく行うべきだろう。
否決されたのにグズグズしがみつき1ヶ月、新人事も「反省-改心」の内容さえも表明出来ず、それ次第でまたどう転ぶかも知れない「非民主・不明朗」極まる与党とは違うのだ!という事をちゃんと魅せてほしい。
次に、東京都の警察官が交番勤務中、失踪し、その拳銃で、管外の女性宅で「心中」したとみられる事件。
彼が、彼女に「ハマり」、借金してまで勤務先の店や自宅などまで通い込み、しかし、親は借金に応じず「カネの切れ目が縁の切れ目」か、「自宅を勝手に調べてきた」などと彼女が嫌がり始め、店も辞めたいと言っていた事などが判明してきて、コジレた挙句、彼が射殺し、自殺した容疑が有力になってきたようだ。
「男女関係」については2人しかわからない事が多く、この件は「面識も無い相手に一方的付きまといを受けた」のでなく、彼女が、店内外で相当額を注ぎ込ませていたのは確かだが、どんな言・行をとったのか、「交際」の意思は最初から皆無だったか、などの憶測は週刊誌・ワイドショーなどにゆだねよう。
問題は、彼が警察官という特権を公私混同-悪用したかで、彼女(が冗談なり結局招き入れたかはともかく自)宅を少なくとも最初に訪れた時は「勝手に調べてきた」とボヤいていたといい、また、それまで何度も勤務中に所在不明となり、警察バイクや制服で乗り付けていた証言もあり、制式拳銃で「無理心中」した容疑も濃くなってきた。
警察官といっても人間で、色恋や事故、さらに犯罪もあるだろう。私的な不祥事まで過剰に取り上げ指弾する気は無い。
「5時まで」の一般公務員同様の事務職などと違い、刑事など多くはプライヴァシーなど無きに等しく、たまの非番でもポケベルなどを常携し緊急呼集などに備える。
消防や自衛官、記者などマスコミ裏方も、特に民間中小零細などでは多く、手当や労働基準法などさえ無視されてきている。
給与など待遇に見合わない過酷な労働・リスクを「使命・責任・正義感」や矜持で請負担い、これまでの日本を蔭で下支えしてきた人々‥その「一般公務員・サラリーマン」化が懸念されている。
しかしそれ自体は時代の趨勢だし悪い事では無いと思う。「何でもカネ」というのはイヤだけど、表向き無視されシワよせもされがちでもはや限界の「環境コスト~家事労働」など同様、サービス残業なども、適正に換金-経済算入も、規制もされるべきだ。
検挙率低下の原因は、他にも多いだろう。
昔ながらの地域共同体のつながり、過剰な権威などは急速に失われつつあり、負の部分が除去され必要なら適切に再評価-構築されていくのだろう。
補完策として、監視カメラや「盗聴法」などの増強が推進されているが、それだからこそ大前提として、公私混同-悪用な厳重な禁止が必須要件となろう。
もう1つ、昨日、現政権の教育「改革」や「再生会議」を、「素人談義」などと書いたが、決して、いわゆる「教師」や教育学者など「専門職」ばかりを「玄人・プロ」とする意味ではない。
個々人にとって、最も長期かつトータルに付き添い、真剣に考えるのは本人や親などだったり、相性や事柄分野・時期によって、意外な人・物が最良の「教師・教材」になったり、地域や職場にも、知る人ぞ知る「教育の名人・上手」は多く潜在しているだろう。
政府の責任は、今回のような悲劇を少しでも無くすような、環境・体制の整備といえる。
実際これまでも、先進国中で日本は、教育予算は低く、しかし高い成果を上げてきた。
国民全体の教育への意欲や、制服・校則など集団・協調性、家族-地域共同体などが補完要因に挙げられるが、多くの教師も「聖職」として、授業の他に、行事・部活・放課後まで、私生活を犠牲にし献身的努力を惜しまず、評価もされてきた。
が、共働きや独り親家庭の増加や地域共同体の崩壊の中で、これらにどう対応するのか、
生徒に関わる事柄以外の雑務が年々増加-忙殺されているという教師を、ただ締め付けるばかりでなく、分担する事務職員や(予備校講師のような「授業のプロ」を求めるなら)生活指導-相談要員の補充など具体的措置が必要になる。
さて、話は変わるが、米国のブッシュ政権は昨日、イランにも矛先を拡げようと狙う中、イラク駐留米兵の死者がまた増え、
公然と、シリア・イラン訪問のマリキ政権に責任転嫁して反論され、
「いま中東から手をひけば米国に襲い掛ってくるから海外で戦い続ける事が必要」などと演説。
途中で撤退に追込まれたベトナムなどでは矛盾しちゃう為、北朝鮮-中国らの「共産主義」以上に、ハッキリ「日本の軍国主義」と自ら何度も取り上げ、厳処-攻撃しなかったから「米国民に襲い掛かり多数殺傷した」実例として強調した。
これまでも「日本を民主(親米)化させた」成功体験を、その後イラクまでの有色人種・非キリスト教圏の占領政策の先例・模範・希望にしてきたが、次々挫折。
日本も「冷戦」と経済成長の下、抑え込まれていただけで、事実「民主主義」の基本「政権交替」も無く、その自民党からも近年ヤハリ公然と、「戦争犯罪」者や「憲法」を「米国が押付けた」デタラメと否定し、「靖国」公式参拝や改定、「戦後(占領-冷戦)体制からの脱却」を主唱する首相たちが生まれ、
ようやく「政権交代」間近の野党も、米国への盲従に否定的な姿勢を表明し始めた。
また、すでに米国内でも(関心-期待は次の大統領選-候補に向っており)ブッシュは支持率低迷-孤立、相手にされていないが、辞めない以上なお強大な現職で、「9・11」6周年に向け、例によって人気と好戦ムードの回復に利用していくと思われる。
8/23(木)「空中での人形芝居が見れる伊奈の綱火(茨城県)」。1868年白虎隊全滅。1914年第1次世界大戦、日本はドイツに宣戦布告。
生れた有名人(敬称略);三好達治(00年詩人)・ジーン・ケリー(12年米・俳優)・宮柊二(2年歌人)・伊藤桂一(7年小説家)・ジェームズ・コバーン(28年米・俳優)・リック・スプリングフィールド(49年歌手)・岡江久美子(56年女優)・益岡徹(6年俳優)・佐藤しのぶ(8年声楽家)・高橋ひとみ(61年女優)・大至(8年関取)・崎元大海(86年タレント)。昨日の28.9℃89%より-0.4℃?%2゜;34108・20178・4/788,730;26・306・7/91,1250;210・543・15/9,2245;306・879・22/808,
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