日本選手団の奮闘は‥

（恐縮ながらやはりＴＶ観戦もできなかったので、検索－整理を兼ねて、以下、ネットニュース等を要約）

「お家芸」柔道で、内柴正人（熊本出身30、旭化成、66kg級）が今大会初の金メダルを獲得。減量苦から体重オーバーで失格したどん底を経験、階級を上げてはい上がり、頂点を極めたアテネ五輪優勝の後、低迷苦闘が続き、「もう終わった」等ともいわれたが、今春から見事復活、２連覇を成し遂げたという。

女子は、初出場の中村美里(八王子出身19、三井住友海上、52kg)と、５連続出場の「柔ちゃん」こと谷亮子(32、トヨタ自動車、48kg級）両選手が銅メダルを獲得。谷は３連覇を逃し「主婦をしたい」と語ったが、今10日、北京市内で記者会見し「最近は合宿続きで、家を空けることも多かったので、帰国したら主婦らしいこともしたいという気持ちがあったから」「金メダルを取れる練習が確実にできた時に目標を設定したい。今はその時期ではない」と進退の結論を先送り。連れてきていた長男佳亮ちゃん(2)が、前日の試合中に高熱を出し北京市内の病院に入院。彼女には試合終了まで知らされなかった為、深夜に病院にかけつけ「着いた時にはぐったりしてて、熱も下がらない」、ウイルス感染の疑いもあるらしいと心配そうに話し「一緒に帰って一刻も早く日本の病院に診せたい」と、当初柔道選手団全体で17日となっていた予定を早め、明11日にも帰国したい考えを明らかにした。

バドミントンは、女子ダブルス緒戦が行われ、日本初（メダルが期待される初出場のオグシオ(小椋久美子三重25＆潮田玲子福岡24。三洋電機。対デンマーク２－１)が第１ゲームを落とすも逆転勝利し、末綱聡子大分27＆前田美順(みゆき鹿児島22)ペア(ＮＥＣ・ＳＫＹ、対豪州２－０)に続き）２組そろっての８強入りを決め、準々決勝（明11日）で、各第２・１シードの中国ペアと当たる。
シングルス２回戦では、広瀬栄理子（兵庫23三洋電機）がベトナム選手に快勝した。　

一方、女子マラソン史上初の連覇に挑む野口みずき(シスメックス)選手は「走った距離は裏切らない」と男子をもしのぐ練習量をこなしてきた。アテネ五輪以降は徹底したウエートトレーニングで筋力強化を図り、左右のバランスが僅に悪かった走りを改善。結果、身長150cmの小柄な体から繰出すストライドは更に伸びた。ただ、これは体に大きな負荷を強いる。６月までの練習過程は順調だったが、30歳の誕生日の翌７／４日に高地合宿のためスイス・サンモリッツに出発、最終調整の仕上げ段階に入った同25日、左臀部下の奥、太腿付根の内側に痛みを覚え、関係者によると、合宿中に「集中できない」と走るのを突然やめ、涙を流す事もあったという。計り知れない重圧が、ケガを誘発したのか。藤田信之監督は「理由は見当らない。色々なストレスが掛ったときに起り得る」と話した。緊急帰国して精密検査を繰返した。１週間後17日の出場の可否決定まで「リミットは2,3日」と日本陸連の沢木啓祐専務理事は瀬戸際の状況に顔を曇らせる。

射撃は、男女２種目が行われ、女子エアピストルで福島実智子（国友銃砲火薬店）は予選で373点の38位に終わり、上位８人による決勝に進めなかった。

バレーボール、日本は１次リーグＡ組、昨9(土)米国に敗れた女子に続き
男子も開幕し、イタリアに１－３で敗れて初戦を落とした。

サッカーも反町監督率いる男子は米国に続きナイジェリアに敗れ(1-2)Ｂ組４国で４位、首都本会場（アテネ同様北京）を踏む事なく１次リーグ敗退が早くも決定。

競泳はたくさん出場しているがまず予選で、400mの
自由形男子松田丈志(宮崎24ミズノ3組3位3分44秒99)、リレーは男（藤井拓郎(大阪23コナミ)＆佐藤久佳(北海道21日大)＆岸田＆奥村幸大(大阪25イトマンSS)1組7位3分17秒28）・女（上田春佳(東京20東京SC)＆山口美咲(長崎18近大)＆北川麻美(埼玉20スウィン大宮)＆三田真希(大阪25コナミ西日本)1組5位3分39秒25）いずれも日本新記録ながら、

また、個人メドレーの藤野舞子(東京25FBインター)3組4位4分37秒35・春口沙緒里(福岡21大野城SC)4組7位4分45秒22、自由形(日本女子初の金を、前回アテネ800mで獲得)の柴田亜衣(徳島26チームアリーナ)6組8位4分17秒96、
100mの、バタフライ加藤ゆか(愛知21山梨学院大)6組6位58秒94と中西悠子(大阪27枚方SS)5組7位58秒61、平泳ぎ種田恵(北海道21JSS長岡)6組5位1分08秒45が、惜しくも落選。
が、北川麻美(400mリレー既出)5組6位1分08秒36、
背泳ぎの中村礼子(神奈川26東京SC)6組1位59秒36日本新と、伊藤華英(埼玉23セントラルスポーツ)6組4位1分00秒16は、見事突破。
男子
200m自由形の内田翔(群馬20群馬SS)5組4位1分48秒34は落選したが、奥村幸大(400m既出)は8組5位1分46秒89日本新、
100m背泳ぎの宮下純一(鹿児島25ホリプロ)5組3位54秒12と森田智己(宮城23セントラルスポーツ)4組4位54秒21も、やはり準決勝進出し、
さらに100m平泳ぎは１足早く、末永雄太(神奈川23チームアリーナ)9組5位1分00秒67は準決勝2組6位1分00秒67で落選したが、北島康介(東京25日本コカコーラ)8組1位59秒52は1組1位59秒55で決勝での金-記録更新を目指す。

国民皆泳日(日本水泳連盟1953、～15日)、健康ハートの日(財団法人日本心臓財団1985)、帽子の日(全日本帽子協会)、道の日(建設省1986)、宿の日(全国旅館環境衛生同業組合連合会)、トイレの日(日本衛生設備機器工業会)、LPガス消費者保安デー（毎月）。
和同開珎、発行(708)。御成敗式目、制定(1232)。グリニッチ天文台、オープン(1675)。井原西鶴、没。52歳(93)。チュイルリー宮殿(ルイ16世、マリー・アントワネットの住居)、国民軍に襲われる(1792)。ナポレオン、セントヘレナへ追放 (1815)。シーボルトの荷物に伊能忠敬作の日本地図など御禁制品、発見（シーボルト事件28)。初の都営鉄筋アパート、完成 (1949)。警察予備隊令公布(50)。森永製菓、インスタントコーヒー発売(60)。東京都、初の光化学スモッグ予報(70)。全米女子アマチュアゴルフ選手権で服部道子が日本人として初優勝(85)。
誕生：大久保利通(薩摩藩士・政治家1830)。エッケナー(航空家68)。角野卓造(俳優1948)。三波豊和(タレント55)。ロザンナ・アークェット(女優1959)。杏子(歌手60)。梨本謙次郎(俳優61)。筧利夫(俳優62)。北澤豪(サッカー選手68)。
誕生花：こけ(Moss、花言葉：母性愛)