貝塚線はかつて「宮地岳線」を名乗り、貝塚から津屋崎まで路線を持っていたが、2007年に新宮から先が廃止されている。
30ウン年前、福岡市内の学校に通っていた頃、現在の貝塚線には度々乗る機会があった。

貝塚駅に停車中の、ババロアにあまおうを載せたような色(何じゃそれっ?)の貝塚線600系。
かつては天神大牟田線をアイスキャンデー色で走っていた。
貝塚駅は1986年、福岡市営地下鉄貝塚延伸を機に大改装された。

貝塚線の車両基地(多々良車庫・車両工場)の横を通過する新宮行。

多々良川の名島橋を渡る貝塚行。

名島橋はアーチ型の石橋で、貝塚線の前身博多湾鉄道汽船の路線として開業した当時から使われているという。
かつては橋の上流側で、鹿児島線とセットで撮影できたが、マンション等が林立し不可能になった。

終点の新宮駅。
2007年まではこの先津屋崎まで延びていた。

新宮駅では2列車がほぼ常時並んでいる。

600系車内。吊革が1ヶ所ハート型になっている。
扇風機はローリーファンに変わっていた。
同車は1962(昭和37)年生まれの御年62歳で、全国の大手私鉄の現役車両の中でも古参級。
600系は近々天神大牟田線から7050系↓

を転用して置換える予定がある。
狭軌のVVVF走行機器、どうやって調達するんやろ?
【其の四へ続く】翌8/15はついに「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」に乗車!