The Collection of Works

きままな風来坊Kenzaburoが綴ってきたオリジナル曲の新旧を保存していくMusic倉庫

ks-No.23★KOTETSU

2006-03-25 12:27:18 | New Songs
    Words&Music/Kenzaburo

空ゆく雲は 確かに流れてる
ほんと少しではあるにしろ
大らかにゆっくりと

どこから来て どこへ行くのか
形を変えながら
遠い未来へと行くのだろうか
気ままにそれでもまっすぐに

そうだね やっぱり生きている限り
何かを求めて動きつづける
静かなる情熱は 新しい明日へ

KOTETSU いつものように
素直なままでいてくれよ
いつものお前らしく
とぼけた笑顔見せてくれ

KOTETSU それでもつまづいて
苦しくつらくなったのなら
そうだ いつもの仲間で
飲んで唄って騒ごうぜ
だから……だから……
だから……Mu……


★Music Memo★
1997年9月作。No or Capo-2 Original key-C
「月夜の晩に」の作詞をした(僕が勝手に曲をつけた)
小塙君が会社を辞めると言うで餞に贈った曲です。

ks-No.53★窓の外はなごり雪

2006-03-25 12:25:58 | Old Songs
    Words&Music/Kenzaburo

雪が降ってきた 春が近いのに
この街の全てを そうっと白く染めてゆく
雪が降っている 終りがないほどに
私の心の中に 静かに積りゆく
春がきて 雪が溶け
花さえ咲くのでしょうか

夢の中のことならば いつかは覚めるけど
哀しみや苦しみもきっと消えてしまうのに

通り過ぎた恋のかけらの
残り火だけは きっと消せない
あなたが閉めたドアの外
音もなく雪が降るだけ

雪が舞っている 風に吹かれながら
手のひらにそうっとおちて静かに溶けてゆく
雪が泣いている さみしい夜空から
私のこころの中を静かにつつんでく
春がきて 雪が溶け
心はいえてるだろうか

時の流れは激しくて 二人の心も流され
大切な想い出さえ あなたはきっと忘れてしまう

どうかすべてを消さないでね
すべて夢だとは言わないで
あなたが去ったドアの外
足音さえ消してゆく

通り過ぎた恋のかけらの
確かな情熱を消さないでね。
今 心の中にだけ
降りつづく雪の夜

通り過ぎた恋のかけらの
残り火だけは きっと消せない
あなたが閉めたドアの外
音もなく雪が降るだけ

音もなく 雪が降るだけ


★Music Memo★
1998年3月作。No Capo Original key-C
あれえ。せっかく春になったのに
冬に逆戻りかよお。ってな感じですかね。

ks-No.22★川のほとりで

2006-03-21 18:03:11 | New Songs
    Words&Music/Kenzaburo

川は流れてる 遥か昔から
形や流れを変えながら 今日も流れてる
ゆとりが生まれると 多くの想い出が
煙草の煙りのように 現れては消えてゆく

時の流れに 流されて
時に揉まれて
足掻き苦しみ傷ついて それでも明日へ
人の世の運命と諦めて
まかせてみよう これからも

川は流れてる 遥か昔から
形や流れを変えながら 今日も流れてる
           今日も流れてる

★Music Memo★
1997年11月作。Capo-3 Original key-C
まあ。自分のひとりライブの〆の曲です。
時には腰掛けて、静かに休んでみるのもいい。
過去のいい時をただ懐かしむのではなく
ゆとりをもって明日の為にひと休み。
実は「彼岸」のイメージでもあります。

ks-No.21★午前0時の常連

2006-03-21 18:01:05 | New Songs
    Words&Music/Kenzaburo

午前0時のドアを開けて 昨日を脱ぎ捨てる
グラスの中に冷えた優しさ琥珀色を注ぐ

時代を上手に抱いて生きてゆけない男達
彷徨う魂熱く 燃やせる何かが足りない
疲れたままのLonely heart 遣る瀬無くて
煙草の煙りだけが 空しく天を舞う
夢さえ色褪せて しまわないように

流れるまま 流されるまま どこまでゆくのか
グラスの中の琥珀色に 今宵は身を委ね

遣る瀬無い思いが いつも心をよぎるよ
一番大事なものも 見えなくなってきたんだ
孤独が似合う旅人は 風に背を押され
立ち止まることも出来ずに 歩きつづけるよ
果てしなく辛い 長い坂道をのぼるだけ

流れるまま 流されるまま どこまでゆくのか
グラスの中の琥珀色に 今宵は身を委ね

失うものも無い変わりに 守るものもない
グラスの中の人生全て 飲み干して眠る

★Music Memo★
1997年8月作。No Capo Original key-Em
僕のImage Shot Barですな。
特にコメントはないんですが。好きですよ。
えらく唄いずらいけど(笑)

ks-No.20★那覇のワルツ

2006-03-21 17:57:05 | New Songs
    Words&Music/Kenzaburo

十七の春の日に
愛しいあなたは 島を離れる
見送る私の 涙をふいて
必ず帰ってくるからと…
いついつまでも待っています
那覇のワルツ

幾度か季節がすぎて
便りの数も滞り
時折かける 電話さえ
どこか冷たい言葉だけ
心変わりしたのですか?
那覇のワルツ

桜が咲いたの今帰仁の
寒緋桜をひとりで見ます
待ち焦がれた あなたの手紙に
たったひと言別れの言葉
いついつまでも泣いてみます
那覇のワルツ

いついつまでも泣いています
那覇のワルツ

★Music Memo★
1997年8月作。No Capo Original key-C
昔。誰が唄ってたかド忘れしたけど
「乙女ワルツ」という大好きな曲があって。
あんなワルツの曲もいいなあ…と思って作った曲です。
原案はスーパー時代に沖縄から来ていた女の子の
悲恋話を元につくりました。
実は僕はまだ一度も本物の寒緋桜を見た事がないんです。
ぜひ、見てみたいなあ。