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国の赤字は国民の黒字??

11日



■国債って知ってますか。国が国民から金を借りる際に発行する券のことです。銀行で誰でも買うことができます。

■この国債について、「国の赤字は国民の黒字」と考えた人がいます。これはMMT理論(現代貨幣理論)というアメリカで提唱された経済理論なんですが、国の赤字は国民の黒字なんで、国はいくら借金しても破綻することはないというのです。はあ??という感じですが、この理論を支持する某元内閣官房参与とか、わけわからない自称エコノミストなどが、今問題になっているこの国の借金はMMT理論で説明できるとしているから笑えません。

■借金というのはお金の貸し借りです。貸す人がいて借りる人がいる。ところが、この理論は、この貸し借りを大前提としているのですね。なぜなら、国民が金を貸さないと国家が破綻するからです。だから、国家は破綻しない・・・まったく馬鹿げた話ではないでしょうか。右翼による右翼的な発想以外の何物でもありません。

■笑えないのは、アベノミクスってまさにこの理論じゃないかということです。自らの栄誉を金で買った歴史上最低の内閣です。聡明な植田日銀総裁には期待してますが、バカすぎる政治家や経団連に無理やり覆面被らされて、もうすでにやる気を失ってそうです。

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