大阪商業大学高等学校サッカー部

公式試合や練習試合、合宿や遠征の様子などをお知らせします。

前橋育英・榎本無心の一撃 私生活見直し涙の恩返し

2018年01月09日 16時06分53秒 | 心・技・体
<全国高校サッカー選手権:前橋育英1-0流通経大柏>◇決勝◇8日◇埼玉

 前橋育英(群馬)の2年生FW榎本樹が、千金弾で悲願の初優勝に貢献した。0-0で突入した後半ロスタイム2分、自身の右側にいたFW飯島陸(3年)のシュートが相手DF三本木達哉(3年)に防がれる。しかし、はね返りが目の前に転がってきた。迷いなくダイレクトで右足を合わせると「よく覚えていないんです」という無心の一撃が突き刺さる。チーム12本目のシュートがようやく結実すると、迷わず応援スタンドへ走った。「ずっと3年生に迷惑をかけてきたので…。喜びを分かち合いたかった。うれし泣きは人生で初めてです」と感謝した。

 「私生活ダメダメで」迷惑をかけてきた。昨夏の全国総体前に寝坊した。「朝7時半集合だったのに目覚めたら8時で…。大会前、メンバー入りギリギリで本当に大事な時に」。寮から練習場まで「普段は自転車で10分のところ、5分で着いた」というほど飛ばしたが、待っていたのは、あきれ顔の山田耕介監督(58)と3年生。「練習に参加させてもらえず、ずっと草むしりしてました」と振り返る。

 雑草を抜きながら自分と向き合った。「同じ時期、ほかにもやらかした生徒がいて」。一緒に、もうグラウンド周りの草がなくなるまで毎日2~3時間。トイレ掃除、部室掃除もした。1週間がたった時、山田監督から呼ばれて復帰を許され、総体メンバーにも滑り込んだ。しかし「外れた先輩からの『何でお前が』」という冷たい視線が突き刺さる。「結果を出して恩返しするしかない」。責任感を胸に迎えた総体で5ゴール。得点王に輝き、認めてもらった。

 元日本代表の山口素弘、松田直樹さん、細貝萌ら72人ものプロ選手を輩出した名門で「偉大な選手は松田さんみたいにメンタルが強いか、規則をしっかり守って生活している」と胸に刻んだ。私生活を見直し「その後は、やらかしてません」と今大会、2年生唯一の先発メンバーとなり、全5試合でスタメンに。準々決勝の米子北(鳥取)戦で1得点し、準決勝の上田西(長野)で3アシストした。

 この日もメンバー外の3年生から「決勝でも決めてこい」と送り出され、優勝弾で期待に応えた。過去4強4回、準優勝2回。昨年度は青森山田に0-5で大敗した。「勝負弱いと言われて見返したかったし、去年の決勝もスタンドから見ていて悔しかった。借りを返すために1年間やってきて、試合に出られなかった3年生と山田監督を日本一にすることができて本当にうれしい」。涙の恩返し弾で、群馬県勢としても初の頂点に導いた。【木下淳】

「日刊スポーツ 2018年1月9日掲載」
https://www.nikkansports.com/m/soccer/news/201801080000598_m.html?mode=all

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スポーツ科学から見る、睡眠の重要性

2018年01月07日 21時18分33秒 | 心・技・体
テニスのロジャー・フェデラーやバスケットボールのレブロン・ジェイムズは、1日に10時間近くの睡眠を取ると言われている。特にロジャー・フェデラーは「試合前の数日、十分に睡眠を取る」ということを絶対的に重要視している。テニスやバスケットボールのように持久力を求められるスポーツにおいて、睡眠は回復における絶対的な道具となる。元チェルシーの「潰し屋」マイケル・エッシェンも、1日に14時間程度眠っていたと言われている。足を止めずにピッチ上を駆け回るガーナ代表MFの無尽蔵のスタミナを支えていたのは、人並外れた睡眠時間だった。

スタンフォード大学のバスケットボールチームにおいて行われた研究によれば、「2時間多く眠った場合、選手たちのパフォーマンスは各分野で向上する」ということが明らかになった。具体的には走るスピードが上がり、シュートの正確性が増したのである。逆に睡眠不足はケガの確立を高め、パフォーマンスを減衰させる傾向にあった。メンタル面でも、その影響は顕著だ。十分な睡眠は選手のモチベーションを保つことに繋がり、睡眠不足はストレスとなる。

大金持ちのスポーツ選手たちが派手に夜遊びをしながら戦える時代は終わり、現代のアスリートの身体は緻密なメンテナンスによって最高速を達成するF1マシンのように、綿密なスポーツ科学のケアによって支えられている。快進撃で話題になったレスター・シティFCがケガ人を少ない状態に保てたのも、スポーツ科学の専門家達の努力によるものだった。

「VICTORY 2017年12月29日掲載」

https://victorysportsnews.com/articles/5973

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本田の“ゴミ拾い”に賛辞「模範的な行動」

2018年01月07日 19時01分42秒 | 心・技・体
[1.6 メキシコ1部後期第1節 パチューカ2-3UNAM]

 パチューカのMF本田圭佑の「模範的な行動」が称賛されている。

 6日、後期リーグの開幕戦のUNAM戦に先発した本田は、前半39分にこぼれ球を押し込んで、18年初ゴールを奪った。

 ただ現地メディアに称賛されているのは、ゴールよりも試合中の行動だった。『ESPN』によると、UNAMのサポーターが投げた眼鏡がピッチに落ちると、本田がそっと拾い上げて、ピッチ外に出した。

 そしてこの行動がUNAMサポーターの怒りを増幅させ、複数の眼鏡が投げ込まれる事態に発展したのだという。さらに本田のゴール後には、喜ぶ本田を目がけて紙コップが投げつけられた。しかし本田はこれにも冷静に対応。紙コップを拾い上げてピッチ外に出すと、仲間とともに歓喜の輪を作った。

 『ESPN』は「本田がゴミを拾うことは模範的な行動だった」と称賛。またツイッターなどSNSでも本田への称賛の声が集まっている。

「ゲキサカ 2018年1月7日掲載」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180107-01649075-gekisaka-socc

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TRM vs 桜宮高校

2018年01月07日 11時12分16秒 | 練習試合
商大高 4-0 桜宮
①廣瀬→高橋
②廣瀬→伊東
③春芳
④竹上→中濱

商大高 2-0 桜宮
①徳舛→宿利原
②春芳→高橋

商大高 0-0 桜宮






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TRM vs 河南高校

2018年01月05日 17時05分44秒 | 練習試合
商大高 2-4 河南
①滝
②中濱→和田

商大高 2-1 河南
①高橋
②高橋→藤田

商大高 0-2 河南

商大高 0-1 河南






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