黒磯訓練2019 6/18

　本日の更新は6/18運行の黒磯訓練です。

　東北本線の（上野～）尾久～黒磯で定期的に運行される列車で、主に機関車の運転訓練として実施されます。
　JR東日本には現在定期的な運行をする機関車が牽く列車はありませんが、レール輸送の工臨や臨時列車、配給が常日頃から運転されているため、黒磯訓練は関東エリアのJRにおいて重要な意味を持っています。
　運転回数も多く、1年に数回、数週間のスパンで何度も設定があり、他の訓練※に比べても多い部類です。

　※乗務員訓練は年に1回～2回程度が一般的


　朝に明ける仕事だったので退社後速攻で北上。栃木県の北部・矢板～野崎間で下り黒磯行を一発目を狙います。
　黒磯訓練は旅客益をことごとく通過し、定期列車の待ち合わせもないので、1つの列車は1回撮るので精一杯です。

試9581レ　矢板～野崎

　午前中宇都宮より南は晴れ間がありましたが北側は雲に覆われており、ならばと逆光の撮影地へ移動。
　当初予定していた撮影地は草に覆われていたので、ある意味では助かったかも？

　編成は黒磯側から　EF81-95＋カヤ27-1＋EF81-139　の3両編成。機関車が両端から推すプッシュプルとよばれる編成です。
　中央のカヤはE26系カシオペアの予備電源車両であるためカシオペアの色に塗られています。


　黒磯訓練はおおよそ1時間で黒磯から折り返すため、急いで南下して二ヵ所目へ向かいます。
　想定よりもはるかに速いスピードで折り返してきたため、駅の近いところに撮影地を求めることに。

試9582レ　栗橋～東鷲宮

　選ばれたのはワシクリこと東鷲宮～栗橋間……は時間が足りず間に合わなかったので、栗橋駅から東鷲宮方面に20分ほど南下した地点にて撮影。
　雲が多くなってきましたが、通過時はなんとか太陽が出てくれました。

　この後撤収しましたが、宇都宮以北は結局一日中曇り。東鷲宮より南では午後から急に曇り、場所により雨が降るなど、かなり雲に嫌われた一日となりました。少しでも晴れた中運行したのが奇跡なくらいです。
　今後もしばらく走るようですが、走行時間中で順光になる場所はかなり少ないので大変なことになりそうですね。

　本日の更新はここまでです。