(a)損切りは早く、(b)利喰いはじっくり、(c)ポジションは小さく、(d)躊躇なくルールに従う、(e)ルールを変えるべき時を知る。
Q あなたの最後の二つのルールは矛盾していますから、非常に興味深いと思います。本当のところ、ルールに従うのと、ルールを変えるべき時を知る、のどちらを守っているのですか。
両方。ほとんどの場合は、ルールに従っている。僕は相場のことを絶えず研究し続けているから、時々突発的に新しい法則を発見し、前のルールと置き換えることもある。時々個人的な限界が来て、ルールに従うことができなくなる。そういう時は全部ポジションを手じまって、再びルールに従うことができると感じるまで休みでもとる。たぶんいつの日か、いつルールを破るべきかという、はっきりしたルールを見つけられると思う。
売買ルールが自分自身のトレードのスタイルを反映したものでない限り、トレーダーは長い間ルールに従うことはできないと思う。結局、限界に突き当たり、トレーダーはそのルールを使うことを止めたり、変えたり、そしてまた彼が従える新しいルールを見つけることになる。これこそトレーダーが進歩、成長していく過程の一部だと思う。
エド・スィコータ