ぼくの家には朝がない

昨夜寝て，ごうんごうんと寝続ける．
同居のひとはその間に目を醒まして
起き上がってテレビを観て作業して
食事を食べて，お出かけをして，と
いたって人間的な行動をしていたと
聞きますが，ぼくはまったくもって
そういうことに無縁で，駄々な日の
過ごし方をしていました．やれやれ．

いったん目が醒めたのが十四時ごろ．
同居のひとが外出先から帰ってきて
お昼ごはんを買ってきてくれました．
ありがとうありがとう，そう言って
ちょい多めのお弁当をいただきます．
そしてまた寝る．意地汚いんだから．

同居のひとはテレビを観てのんびり
過ごしていたようです．十八時頃に
そろそろ起きますか，と訊かれたら
うん起きる，と言ってそのまま寝る．
十九時頃にもう一度目が醒めまして
同居のひとは晩ごはんを作るために
鍋にお湯を沸かし始めたところです．

うー．なんとか起きて，それじゃあ
食事に行くならなんとか出かけると
妄言を吐いて伸びをする．では，と
同居のひとはコンロの火を消します．
着替えをして，お出かけをしますか．

ちょっと軽めのものが食べたい，と
リクエストをして，手近なお店へと．
軽くも重くもできるお店なのですが
ここは自制して控えめのものにする．
席がどんどん埋まっていくところが
ややプレッシャーになりながら食す．
おいしくいただいたら早めに帰ろう．

家に戻ってテレビとか眺めてました．
だけどお風呂の支度とかもしないと．
ざっぶんざっぶんやらかしたら給水．
ではどうぞ入っちゃってくださいな．

そんな雑な感じで夜のルーティーン．
お薬服んだらさくっと寝ましょうか．