午前4時半ごろなぜだかみんな起きはじめてもそもそ活動.
なにかでかい音が鳴ったんで目が醒めちゃったんだと思う.
なんだかんだしゃべくりつつ,結局そのまま朝食の時間.
ぼくは朝ごはんを食わないのでそのまま部屋で待機である.
服を来てのそのそ用意していると戻って来る一行.さてと
移動です.日本一うまいと豪語するステーキ屋があるとの
未確認情報を誰かがどっかから入手したらしく,それを
探しましょうというのがテーマでありました.…おいこの
話を持ってきた誰か,未確認情報は確認しとけー.結局
あれこれ回った挙げ句どの店かを同定することができず,
「牧場の近くならば,んまい但馬牛を食わしてくれるよな
ステーキハウスの一軒もあんじゃねぇのか? 」と乱暴な
意見により山の上へと車を走らせる.目指せ肉牧場ー.
ついでに近所にコウノトリ保護公園とかなんとかがあると
いう話だったのでこれにも足を延ばす.が,観光公開など
いっさいしていないマジメでおカタい施設だったようなので
慌てて車で U ターン.ああそうさチキンと呼んでおくれよ.
その後まともなコウノトリを知ってもらおうという目的で
公開された博物館へ.コウノトリ,意外とでかいですっ.
卵を比較したり育ちかたを見たり.しかし真の強者はその
二階にいたのである.期待せずに入った野生動物の剥製.
どまんなかの目立つところにくまくましい剥製が.その横に
ちびっこくてかわいらしいコウモリの剥製があろうとも,
北近畿と言えば付き物のイノシシの剥製とかもありましたが
とりあえず視線はクマー.写真を撮っておかなかったのが
今回の旅の最大のミステイクかもしれません.くまくまー.
さて牧場だ.山の上の上の上のほう.先日の台風の被害で
あちこち崖が崩れているが,ささいなことだよね….んで,
ステーキハウスらしきものに到着.しかし人がいないなあ.
店に入ってのステーキは絶品.それはもううまうまものです.
しかし….他の客が一切いないというのはどういうことなの?
おそらく風評被害の影響で,あのへんは台風でダメになったに
違いない,というデマだけが流れているに違いない.だけど
肉そのものはもう絶品でありましたよ.さすがに牧場からの
目の前の牛だけはある.これがおいしかったので判定○です.
ちなみにこの前にも「ここだよねー」と行ってみたところが
どうもマジメな研究施設にしか見えなかった.なんかですね,
ぼーっと4時間くらい牛を見て過ごすようなツアーはないか?
そしてあとは風力発電所見物.あまりに普通に門が開いてて,
「これは入っていいものなのですか? 」と思ってしまうほど
だったのですが,ここは大当たりでした.無機的な風車の
真下まで行く事ができて,まるで原始宗教のモニュメントの
ようでした.真下から見上げると,轟々と吹く風切り音と
羽の回転が恐ろしいほどで,いいもん見させてもらいました.
さて風で凍える前に山を降りる.そのまま次の宿へ辿り着き
温泉に浸かる.ものすごーい長風呂でありました.夜も遅く
駅周辺だというのにたいした店もなく,コンビニでいろいろ
調達して部屋でこっそり宴会.でも昨日の夜のほうが激しく
やりあっていたので疲れていたらしく,結構みんな素直に就寝.