先日、物件の査定をご依頼いただき、現地を見に行ってきました。
自分が生まれ育った町ということもあり、帰りは少し遠回りして、団地内を通って帰ってきたのですが、懐かしい景色を見つけ、思わず写真を撮ってしまいました。
幼稚園です。
何十年ぶりでしょうか。
今は、利用されていないようで、少し寂しかったですが、昔と全く変わっていなくて、タイムスリップしたようでした。
自分は、病気なのか、単に頭が悪いのかわかりませんが、昔の記憶をどんどん忘れていきます。
友達と思い出話をしているときでも、覚えているふりはしますが、実際は覚えていなくてついていけない時が多々あります。
「そう言ってたじゃーん!」とか、
「いや、言ってました!間違いなく言ってました!」とか、
言われると、言うはずがないということでも、言ったんだねー、となります。
自信がないんですよね、自分の記憶に。
仕事ではさすがにまずいので、とにかくメモをします。
鬼のようにメモします。
もう、メモが仕事のようです。
メモしすぎて逆にわからなくなることがあるくらいです。
そんな自分ですが、
この時は、頭の中にザザザッと昔の景色が蘇ってきました。
母の手を握って緊張して登園した感じや、降園の際、先生からもらう一粒の肝油ドロップ。
園庭で走り回った感じや、友達や先生との触れ合いの感じ。
そして、母の手を握って緊張して登園した感じ。
ザザザッという割には、感じ、というのがやたら多いのと、母のくだりが2回登場するあたりが気になりますが、なんとも言えない感情が沸き上がってきました。
肝油ドロップでお分かりの通り、自分も年齢を重ね、当時の母より年上になってしまいました。
当時の母はどんな気持ちで送り迎えしていたのでしょうか。
感謝しなければなりませんね。
理想の大人、将来像とは程遠いですが、健康に毎日過ごせているのも、自分を育て、支えてくれた
肝油ドロップのおかげです。
ありがとうございます。
そんなこんなで、親孝行しなきゃね、と思いました。
以上