吹く風ネット

酔っ払いのおいちゃんのこと

 先月から酔っ払いのおいちゃんのことを載せているが、この人がどんな人かというのを書いてなかった。
 当時、ぼくの日記を読む人のほとんどが身近な人だったので、それを説明する必要がなかったのだ。

 で、どんな人だったのかというと、住む場所を持たない人、つまりホームレスだった。
 近くの公園にある焼却炉の中に住んでいる、という噂があった。確かに、おいちゃんの服(作業着)には煤がたくさん付いていたし、そういう臭いもしていた。が、それで焼却炉の中に住んでいるということにはならない。
 結局今もって、おいちゃんがどこに生息していたのかはわからないままだ。

 職業はというと、前に載せた記事に書いてあるが、『山芋掘り』と『筍掘り』だ。
 しかしこれも怪しい。このおいちゃんは、その山芋や筍をどこで掘っていたのだろうか?
 このおいちゃんのことだ、おそらく許可を得ないで人の山に入り、勝手に掘っていたのだと思う。そうであれば、職業は『山芋掘り』や『筍掘り』ではなく、『泥棒』ということになる。

 家族は?
 聞いた話だが、おいちゃんはかつて会社勤めをしていたという。だが、そこでリストラに遭い、酒に溺れ、女房子どもに逃げられたということだった。
 ぼくとおいちゃんとの絡みは、数年あったが、家族の話が出てきたことはなかった。

 名前や年齢は?
 昨日載せた記事の段階(2002年11月2日)ではわからなかった。当時40代だったぼくの目には、60代後半から70代前半に見えていた。
 実際の名前や年齢は、後日わかることになる。

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