吹く風ネット

いつまでも続く階段

 高校3年の夏休み、文化祭に出るためにバンドを作って練習していたのだが、そのメンバーの一人が、受験勉強に集中したいという理由で離脱した。それがきっかけになりバンドは解散した。
 そういう時期に作った曲です。
 
『いつまでも続く階段』

群がる虫たち その一粒のぼく
転ばないように気をつけて いつまでも続く階段
帰らせておくれ もう帰れないことを知っているから
このへんで休もうか 先はまだ長いから

いつかここに座って ため息をついた
幾度も幾度も 過去を振り返りながら
帰らせておくれ もう帰れないことを知っているから
もう足も動かないよ 目の前も真っ暗だ

このままここに 座っていたっていいんだ
誰も止めることは出来ないし 何が変わるわけでもない
帰らせておくれ もう帰れないことを知っているから
だけどもう歩き始めた 先はまだ長いから

 → ♫いつまでも続く階段

 昨日『湖上』で書いたとおり、高校時代に作った歌はほとんど歌ってこなかった。この歌もそういう歌の一つだが、この歌を録音した時、えらく気持がよかったのを憶えている。きっとこういう歌が自分に合っていたのだろう。もしこの路線で展開していたら、その後の人生は変わっていたかもしれない。
 いや、今からでもまだ遅くない。手相を見る限り、先はまだ長いんだから。

 ところで、「帰らしておくれ~」と歌っているが、これ方言なんですね。作った当時はそんなこと知らなかった。この録音は今から15年ほど前にしたのだが、その時もそんなこと知らなかった。

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