・実験テーマ「生物の不思議」
最初はDNAのペーパークラフトづくりからおこないました。2本のらせんの間をA,G,C,T4つの塩基がつないでいる構造を簡単に作ることができるなかなか優れものの型紙を見つけました。
吉田英一氏のホームページ「サイエンスファクトリー英一」より
こちらです
http://www.venus.sannet.ne.jp/eyoshida/index.htm
吉田様、ありがとうございます。
・用意するもの
型紙(上記のサイトからダウンロードできます)、はさみ、カッター
・作り方
型紙のデータをダウンロードしたら、ケント紙など少し厚めの紙に印刷します。コピー用紙程度では完成品が自立できません。印刷できたら型紙をていねいに切り抜きます。
これが基本のパーツ、1個の塩基対です。
それをこのようにクロスさせながら次々と重ねていきます。接続は切り込みにはさむだけなので、接着剤は不要です。
次々つなげていくとごらんのように二重らせんができあがります。最後に台紙に一番下の塩基対を挟み込んで完成。この大きさだとちゃんと自立します。
今回は保護者の方も飛び入り参加してくださいました。お互いの作品を見せ合っているところ。
お母さんの分と2セットつなげてみました。さすがに自立できません。
生命の設計図となるDNAがこんなシンプルなしくみだということに驚きます。参加していたお母さんはとても熱心な方で、この時点ではまだ一大発見だったSTAP細胞のことなど、余った時間にいろいろと質問をしてくださいました。でも、高校・大学と生物学の落ちこぼれだった私はかなりヒヤヒヤものでした。