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シノさんの おもしろ科学教室

地元の小学生を集めて毎月1回楽しい実験をしています

おもしろ科学教室

2016年03月07日 | おもしろ実験一覧

実験タイトル一覧

「沼田町化石館おもしろ科学教室」は毎年11月から翌年3月まで月1回のペースで実施しています.

「竜巻発生装置」 2016/1/24

手作り竜巻発生装置

「雪の結晶」 2016/1/24

切り紙でつくる雪の結晶

「大気圧のふしぎ」 2015/12/20

こぼれない水

空き缶つぶし


ペットボトルの中で雲が発生


金属はピカピカ」 アルミ缶をみがく 2014/11/22



 


アルミ缶磨き


「DNAの実験」 2014/2/22

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DNA模型       DNAの抽出

 

「煮干しの解剖」 2014/1/25

Nibosi
煮干しの解剖

「ホタルの光」 2013/12/14

Hotaru
ホタルの光

 

「イカの解剖」 2013/11/9

Ika

イカの解剖

「簡単浄水器」 2013/1/26

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簡単浄水器

「火おこし」 2012/12/15

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火おこし体験

「ソーラークッカー」 2012/7/30

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ソーラークッカー

「ダンボールリサイクル工作」 2012/3/26

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ダンボールリサイクル工作

「不思議な噴水」 2012/2/18

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ペットボトルで不思議な噴水

「牛乳パックでカメラ」 2012/1/28

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牛乳パックで作るカメラ

「ペットボトルで顕微鏡」 2011/12/17

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ペットボトルで作る簡単な顕微鏡

「あまくておいしい火山の実験」 2011/2/19

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左:コーラの噴火    右:ココアの火山

「すっぱくておいしい実験」 2011/1/22

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左:ミラクルフルーツ   右:かんたんサイダー  

 

「ホカホカふんわりおいしい実験」 2010/12/11

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左:カルメ焼き    右:電気パン

 

「あまくておいしい実験」 2010/11/6

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左:コーヒーゼリー  右:べっこうあめ

 

 

 

「紙でおもしろ科学工作」 2010/3/26

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左:空飛ぶ種     右:首振りドラゴン

 

「フィルムケースでおもしろ科学工作」 2010/2/20

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左:フィルムケースごま  右:虫笛

 

「プラコップでおもしろ科学工作」 2010/1/23

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左:空飛ぶコップ     右:コースター

 

「ペットボトルでおもしろ科学工作」 2009/12/19

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ガリレオ温度計

 

「CDでおもしろ科学工作」 2009/11/21

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左:巨大ブンブンごま    右:風船ホバークラフト

 

「いろんな電池でおもしろ実験」 2008/3/28

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左:11円電池       右:備長炭電池

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左:活性単電池      右:くだもの電池

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左:燃料電池      右:電子オルゴール改造

 

 

「音の出るおもしろ実験」 2008/2/16

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左:ストローリード笛2種

右:フィルムケースのオカリナ

「水蒸気でおもしろ実験」 2008/1/19

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左:「鳴釜神事」再現実験

右:ポンポン蒸気船

 

「キャンドル作りでおもしろ実験」 2007/12/15

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Pict1774 左上:炎色反応キャンドル

右上:廃油リサイクルキャンドル

左下:レインボーキャンドル

 

 

「タンパク質でおもしろ実験」 2007/11/17

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Pict1761 左上:レモンチーズ

右上:レモン豆腐

左下:小麦粉のガム

 

 

「空気の力でおもしろ実験」 2007/8/10

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P8100033_5 左上:風船ホバークラフト

右上:ミニ空気砲

左下:バブ・ロケット

 

 

 

「爆発」 2007/3/27

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左:小麦粉の粉塵爆発 右:アルコールロケット

 

「空気の不思議」  2007/3/10

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空気砲

「雪の不思議」実験 2007/2/10

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左:人工雪発生装置  右:過冷却水の氷結   

 

ホカホカ実験 2007/1/10

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左:使い捨てカイロ   右:電気パン

 

「光の不思議」実験

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左上:コップと虫眼鏡で望遠鏡(2006/12/9)

右上:セロテープのステンドグラス(2006/12/9)

左下:CDで虹の見える箱(2006/12/9)



「熱の不思議」実験

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Pict0999 左上:輪ゴムに熱湯をかけると?(2006/11/18)

右上:縮むペットボトルラベル(2006/11/18)

左下:プラ板を焼くと?(2006/11/18)

 


竜巻発生装置

2016年02月21日 | 気象

・テーマ 「お天気のふしぎ」

・2月21日(日)

・参加者 3名

 地球温暖化の影響でしょうか、最近は台風も大型化しているような気がします。台風や竜巻が空気の大きな渦であること、強い上昇気流によって発生することを学習したあと、実際にミニ竜巻発生装置を作ってみました。

 まずは竜巻のイメージから。空気ではありませんが、水の渦(トルネード)の形は竜巻とよく似ています。ペットボトルに水を入れてグルグルと回すと渦が発生します。

そこに発泡入浴剤をいれると色がついて見やすくなるだけでなく、ペットボトルを回すのをやめたあとも渦の継続時間が長くなるようです。

このアイデアは日本ガイシの「NGKサイエンスサイト」を参考にしました。

http://site.ngk.co.jp/lab/no03/index.html

さて、いよいよ竜巻発生装置の製作です。まずダンボール箱に中が見えるように窓を開けます。箱はA4コピー用紙のものを使いました。窓を開けたあとにはラップを貼っておきます。

箱の上部に丸い穴を開けて中から小さな扇風機を取り付けます。この扇風機は100円ショップで入手しました。電池ボックスにリード線をつなぎ、手回し発電機で回すことにしました。

次に、箱の一番下のところに吸気口を開けます。この形はいろいろと工夫ができるようです。今回参加した二人に小学生もそれぞれ独自の考えでつくっていました。

これで完成です。でもこのままでは竜巻が目に見えませんから、中に発泡スチロールの切りくずをいれることにしました。準備ができたら発電機を回します。GO!

 

動画はこちらから

 

 


雪の結晶

2016年01月24日 | 気象

・テーマ「お天気のふしぎ」

・実施日 平成28年1月24日(日)

・参加者 7名

 最初の計画では外に出て雪の結晶を見る予定でした。もちろん外には出たのですが、あまりきれいな結晶が見つからなかったのと、そのうちすぐに寒くなってきて我慢ができなかったので,早々に退却し室内で雪の結晶をつくりました。

 つくったといっても本当に雪をつくったわけではありません。いわば造形です。折り紙を特別な折り方をして切ると本物の雪の結晶そっくりな切り紙ができました。折り方を少し変えるだけでいろんなバリエーションをつくり出すことができます。

・参考にしたサイト

http://xn--u9jvcb7632cca129byu3c.net/

・作品集


ペットボトルの中に雲をつくる

2015年12月21日 | 空気・圧力

・実験テーマ「お天気のふしぎ」

・2015年12月20日(日) 参加2名

 雲といってもなかなかぴんとこない実験ではありますが、原理的には空の上で雲ができるのと同じことなのです。それは、「断熱膨張」という原理で、空気が一気に膨張するとき温度が下がることから起こります。

 用意するのは1リットルのペットボトル。炭酸飲料用のつるっとしたタイプを使います。炭酸用なので圧力に耐えることができるからです。また、表面がつるっとしているので中がよく見えるという利点もあります。

 ボトルの口に取り付けたのはいろんな商品名があると思いますが、炭酸飲料用のフィズキーパーです。空気をボトルの中に送り込み、内部の圧力を高めて炭酸が抜けるのを防ぐ物です。ボトルの口にねじ込んで固定します。

画像が横向きなのはご勘弁ください。上部の(画では左側の)ゴム球部分を押して空気を送り込みます。40回ほど押すとボトルがかなり硬くなってきました。このグッズの便利なところは、簡単に栓が開けられるしくみになっているところ。開けた瞬間、「プシュ!」という音とともに一気に空気が抜けます。そしてその瞬間ボトルの内部が「モワッ」とくもります。これが雲だというわけです。

しかしこの実験にはちょっとした仕込みが必要です。雲は水蒸気が凝結した粒の集まりですから、ボトルの内部に水蒸気がなければ発生しません。そこであらかじめ水を少し入れて内部をしめらせておきます。

さらに、それだけではなかなか雲にならないのでもうひとつタネを仕込みます。水蒸気が凝結するためには、まさに「種」(凝結核)が必要です。そこで線香などを使い煙を少しいれておきます。

おまけの画像

フィズキーパーとはまったく逆の働きをするグッズもあります。ワインキーパーなどと呼ばれる物で、飲み残しのワインボトル内部の空気を吸い出し、鮮度を保つ物です。これをペットボトルに使うと、みるみるつぶれていきます。こちらは空き缶つぶしと同じ原理です。


大気圧で空き缶つぶし

2015年12月20日 | 空気・圧力

・実験テーマ「お天気のふしぎ」

・2015年12月20日(日) 参加2名

 中学校時代に理科の授業でやったことがあるかもしれませんね(私が理科の教員だったときにはやっていました)。この実験はわかっていても缶がつぶれる瞬間にやっぱりびっくりして思わず飛び上がってしまいます。何度やってもはらはらドキドキ、楽しい実験です。

スクリューキャップのアルミ缶にほんの少量水を入れアルコールランプで加熱します。家庭でやる場合は、ガスコンロを弱火にしておけばできると思います。しばらくすると水が沸騰して湯気が出てきますので、そうしたら火から下ろします。

缶が熱くなっているので、ぬらした厚紙の上に下ろしました。缶を押さえながら軍手をしている手でスクリューキャップを閉めます。きっちりと閉めないと実験は失敗します。

しばらくすると突然「バコッ!」という音とともに缶がいきなりつぶれます。その後もある程度冷えるまで何度か繰り返すと思います。

水を蒸発させるのは、缶の内部に水蒸気を充満させて空気を押し出すためです。加熱をやめると、水蒸気が冷えて水にもどりますが、ふたをしっかり閉めているので外から空気は入ってきません。そうなると缶の中が真空に近い状態になります。ふたが開いているときは缶の中にある空気と外側の空気が同じ力で押し合っていますが、中の空気がなくなったため外側から缶を押す力(圧力)だけになるため、アルミ缶程度なら簡単につぶれてしまいます。

でも、これはアルミ缶だからつぶれるわけではありません。実際にやってみたことはありませんが、テレビなどで「ドラム缶つぶし」を見たことがあります。それくらい空気の圧力は大きいのですね。