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リサイクル施設見学ツアーを開催しました。

2019-08-23 22:45:51 | ごみ
2019年8月6日 火曜日 9時から16時半までの一日、エネルギーグループは恒例の施設見学ツアーを開催しました。
エネルギー関連施設に始まった企画は今年で7回目となりました。

今年は、2施設ともリサイクルの施設となり募集も「リサイクル施設見学ツアー」となりました。
市民便りで応募された参加者は34名と過去最高の方にご参加いただけました。

刈谷市を9時に出発し10時過ぎに、豊橋市バイオマス利活用センターへ到着しました。



こちらは豊橋市の下水処理場なのですが、2017年運転開始の下水と生ごみのバイオガス発電施設です。
それまでは下水汚泥を肥料にして配布していたそうですが引き取りが減り次のステップでバイオガス発電施設として大きく変貌を遂げました。
豊橋市すべての下水、生ごみをメタン発酵させ、ガス発電をしているという事です。本当に素晴らしい取り組みだと思います。

到着後、講義を受けいざ見学開始です。



屋外ではメタン発酵の貯留槽や発電施設を観ました。

 

 




さらに生ごみは臭いを遮断する施設内の見学ルームで搬入方法や袋から生ごみをどのように回収するかなどの説明も受けました。

 

豊橋市内のすべての下水や生ごみが発電に変わるという未来型で資源となっている様子に感動しました。
詳細は、下水汚泥、し尿・浄化槽汚泥、生ごみをメタン発酵処理し発電し、その内訳は 販売量:680万kWh/年  一般家庭換算:約1,890世帯分 という事でした。

 



昼食をはさみ一路半田市の豊田メタル株式会社へ向かいます。

豊田メタル㈱様は昭和45年設立された自動車リサイクルの会社です。
1年間に使用済みの車、年間14万台を100%リサイクルする会社です。

 



車を大型シュレッダーなどから各種機械で金属、ガラス、樹脂などにリサイクルできるようにする事業に取り組まれています。

 





さらに未来に向けたリサイクル研究にも取り組んでいるという事でした。

帰路は40分ほどで刈谷に到着しました。
参加者の皆様のアンケートでの声はおおむね好評で、来年の見学先の希望も記載される方もみえました。
これからも刈谷環境支援員の会では皆様にワクワク気分のエネルギー施設見学ツアーを企画していきたいです。

最後に、豊橋市利活用センター様、豊田メタル株式会社様 見学にお伺いでき沢山の説明など大変お世話になりました。
私達の毎日がすばらしい技術で支えられていることを拝見する機会を本当にありがとうございました。