PORTOS・FAMILY DIARY

サッカーと家族の日記

EURO準決勝ドイツ vs イタリア

2012-06-29 07:35:54 | サッカー
▼決勝はスペイン対イタリア!!バロテッリの2発でイタリアがドイツを下す

[6.28 EURO準決勝 ドイツ1-2イタリア ワルシャワ]

 決勝はスペイン対イタリア!! EURO2012(欧州選手権)は28日、準決勝2日目を行い、ドイツとイタリアが激突した。イタリアはFWマリオ・バロテッリの2得点でリードを奪うと、ドイツの反撃を後半ロスタイムのMFメスト・エジルのPKによる1点に抑え、2-1で勝利。準優勝した2000年大会以来、3大会ぶりの決勝進出を決めた。これにより7月1日に行われる決勝の対戦カードはスペイン対イタリアに決定。イタリアは1968年大会以来、11大会ぶり、実に44年ぶりとなる優勝を懸けて、EURO史上初の連覇を狙うスペインと対戦する。

 W杯とEURO本大会での対戦成績はイタリアの3勝4分(W杯:3勝2分、EURO:2分)。過去のデータが示すとおり“アズーリ”が相性の良さを発揮した。バロテッリの2得点でイタリアが、優勝候補に挙げられていたドイツを撃破。スペインが待つファイナルの舞台へ駒を進めた。

 ドイツは準々決勝・ギリシャ戦(4-2)から先発3人を変更。FWポドルスキ、FWマリオ・ゴメスが2試合ぶりに先発復帰し、MFトニ・クロースが今大会初先発を飾った。クロースは4-2-3-1の右サイドに入ったが、前半10分過ぎからはトップ下のエジルとポジションを入れ替えながら流動的にプレーした。

 イタリアはPK戦の末、イングランドを下した準々決勝から先発一人が代わった。故障を抱えるDFアバーテがベンチスタート。右SBはDFマッジョも出場停止のため、イングランド戦で左SBを務めたDFバルザレッティが右SBに回り、負傷でイングランド戦を欠場したDFキエッリーニが左SBで2試合ぶりに先発した。

 今大会唯一の4連勝で準決勝まで勝ち進んできたドイツ。戦前の下馬評どおり、立ち上がりは試合を優勢に進めた。前半5分、クロースの左CKにDFフンメルスが左足で合わせるが、シュートはゴールライン上でMFピルロがブロック。同13分にはクロースが左足でミドルシュートを狙ったが、GKブッフォンがパンチングで弾いた。

 守勢に回る時間の長いイタリアは前半17分にMFモントリーボ、同18分にはFWカッサーノがミドルシュートを狙うが、攻撃は単発。それでもワンチャンスを生かし、先制に成功した。

 前半20分、左サイドをオーバーラップしたキエッリーニがカッサーノに預けると、カッサーノは鋭い反転から縦に突破。フンメルスをかわしてゴール前に折り返すと、DFバトシュトゥバーの背後から飛び込んだバロテッリが頭で合わせた。バロテッリはグループリーグ最終戦のアイルランド戦(2-0)以来、今大会2得点目。イタリアがリードを奪い、試合の流れは大きく動いた。

 早めに同点に追いつきたいドイツは前がかりになって攻勢を仕掛けた。立て続けにCKのチャンスを得るが、イタリアの体を張った守備に跳ね返され、流れの中で崩し切れない。前半35分、MFケディラのミドルシュートもGKブッフォンがセーブ。なかなか決定機をつくれずにいると、カウンターで追加点を許した。

 イタリアは前半36分、モントリーボがハーフウェーラインの手前でボールを持つと、一瞬の隙を逃さなかった。バロテッリが鋭い動き出しで最終ラインの背後を取り、そこにモントリーボからピンポイントの縦パスが通る。フリーで抜け出したバロテッリはPA手前から右足を一閃。弾丸シュートはゴール右隅に突き刺さり、GKノイアーは一歩も動けなかった。

 2点ビハインドを負ったドイツは後半開始から2人を一気に交代。ゴメスとポドルスキを下げ、FWクローゼとMFマルコ・ロイスをピッチに送り込んだ。クローゼの1トップで、ロイスは右サイドに張り、クロースが左サイドに回った。

 ドイツは後半3分、ロイスが右サイドから仕掛け、左足でシュートを狙うもGKがキャッチ。同4分にはDFラームがクロースとのワンツーから右足を振り抜いたが、ゴール上に浮いてしまった。イタリアを押し込んでいくが、粘り強いディフェンスに阻まれ、1点が遠かった。

 イタリアは後半13分、カッサーノに代えてFWディアマンティを投入し、最初のカードを切る。同17分にはゴール前でFKのピンチを迎えるが、ロイスの直接FKはGKブッフォンの手を弾いてクロスバーを直撃。守護神がビッグセーブを見せ、2点リードを守り続けた。同19分、モントリーボに代えてMFチアゴ・モッタを投入。同25分には足をつったバロテッリに代わってFWディ・ナターレが入った。

 ドイツも後半26分、DFボアテングに代えてMFトーマス・ミュラーを投入し、3枚の交代枠を使い切った。MFシュバインシュタイガーが最終ラインをカバーする変則的な3バックにして両翼を高い位置に押し出し、最後の反撃に出た。

 しかし、イタリアは動じない。従来の引いて守る“カテナチオ”ではなく、終盤に入っても高い位置から積極的にプレッシャーをかける攻撃的な“カテナチオ”を継続。焦りの色を見せ始めるドイツに対し、逆にカウンターから好機をつくり、ドイツの猛攻にも守備組織は最後まで崩れなかった。

 イタリアは後半37分、速攻からの決定機でディ・ナターレがシュートを外すなど試合を決定づける3点目は奪えず。ドイツは後半ロスタイムにPKを獲得し、これをエジルが決めて1点を返したが、イタリアがそのまま2-1で逃げ切った。

 決勝では、06年のドイツW杯を制したイタリアと、10年の南アフリカW杯で初優勝したスペインの“新旧世界王者”が激突する。スペインの連覇か、イタリアの44年ぶり欧州制覇か。7月1日、ウクライナのキエフで、EURO2012もいよいよフィナーレを迎える。

EURO準決勝ポルトガル vs スペイン

2012-06-28 23:13:55 | サッカー
▼スペインがPK戦を制し、EURO初の連覇に王手!!

[6.27 EURO準決勝 ポルトガル0-0 PK2-4スペイン ドネツク]

 EURO2012(欧州選手権)は27日、準決勝の1日目を行った。ポルトガルは速攻から多くのチャンスをつくったが、シュートを枠に飛ばすことができず。90分を0-0で終える。延長に入ると、スペインが何度もゴールに迫ったが、得点は挙げられなかった。今大会2度目のPK戦では、ともに1人目が外す波乱のスタート。4人目のDFブルーノ・アウベスのシュートがクロスバーに嫌われたポルトガルに対し、スペインは4人全員が成功。PK戦を4-2で制したスペインが、2大会連続4回目の決勝進出を決めた。スペインは7月1日の決勝で28日に行われる準決勝・第2試合のドイツvsイタリアの勝者と対戦する。

 スペインのビセンテ・デル・ボスケ監督は、MFセスクを外し、今大会これまで出場機会のなかったFWアルバロ・ネグレドをスタメンに抜擢した4-3-3を採用した。

 一方のポルトガルも、21日の準々決勝・チェコ戦(1-0)からの変更は一人。同試合で負傷したFWエルデル・ポスティガを外し、FWウーゴ・アルメイダをスタメンで起用している。

 序盤から、ショートパスをつなぐ遅攻に出るスペイン、前線のアルメイダやFWクリスティアーノ・ロナウドに一気のロングボールを入れる速攻のポルトガルという構図が明確になる。9分に最初の決定機をつかんだのはスペインだった。MFイニエスタが左サイドでワンツーを見せPA内に侵入し、ネグレドにパス。ボールがこぼれたところに右SBアルベロ・アルベロアが詰めてシュートを打ったが、ゴールマウスを捉えきれない。

 ポルトガルも左サイドから仕掛けるC・ロナウドが存在感を見せる。14分にゴール前にクロスを入れたかと思えば、その3分後には自ら倒されFKを獲得。角度のあまりない位置から直接狙ったが、シュートは壁に当たった。

 前半29分にはスペインも反撃に出る。ネグレドがPA内でボールをキープし、左サイドに展開。MFシャビ・アロンソを経由し、最後はイニエスタがゴールを狙ったが、シュートは惜しくもクロスバーを越えて行った。同31分にはポルトガルも前線からのプレスでボールを奪い取ると、即座にC・ロナウドに預ける。しかし、C・ロナウドの強烈なシュートは、ゴール左に外れて行った。このまま前半はポルトガルが多くのチャンスをつくったが、0-0のままで折り返す。

 後半もリズムをつかめないスペインは、9分にネグレドを下げて、MFセスク・ファブレガスをピッチに送り込む。しかし、流れは変わらずに、後半12分、13分とポルトガルはアルメイダがゴールを狙うが、得点は挙げられない。スペインは後半15分に2人目の選手交代を行う。MFダビド・シルバを下げて、MFヘスス・ナバスをピッチに送り出した。

 同22分にはGKが前進していたのを見たシャビ・アロンソが、自陣で得たFKから直接ゴールを狙ったが、左に逸れて行く。その1分後にはMFシャビがミドルシュートを放ったが、GKの正面を突いた。

 ポルトガルは同27分にC・ロナウドが倒されてFKを獲得する。C・ロナウドは強烈なシュートでゴールを狙ったが、ボールは上に外れた。後半36分にはポルトガルがアルメイダを下げて、FWネルソン・オリベイラを起用する。その6分後にはスペインが最後の交代枠を使い、シャビを下げてFWペドロ・ロドリゲスを投入する。そのまま0-0で試合は推移する中で、後半ロスタイムにもC・ロナウドが強烈なシュートでを放ったが、これもGKイケル・カシージャスの頭上を越えて行き、0-0で90分を終えた。

 延長に入ると、スペインがポルトガル人内でボールを回す時間が長くなる。延長前半13分には、最終ラインを抜け出したヘスス・ナバスがシュートを放つが、シュートは大きく外れる。その直後には左サイドからの低いクロスを、ゴール前に飛び込んだイニエスタがボレーで捉えたが、右に逸れて得点を挙げられない。延長前半のロスタイムには、直接FKをDFセルヒオ・ラモスが蹴り、ゴールを狙ったが、GKルイ・パトリシオの上を通過して行った。

 延長後半のキックオフ前に、ポルトガルはMFミゲル・ベローゾを下げて、MFクストディオを投入する。中盤が活性されたことで、ポルトガルも盛り返したが、シュートには持ち込めない。逆に7分にはPA内にヘスス・ナバスが侵入し、縦へ仕掛けてシュートしたが、ボールはDFにブロックされ、GKに抑えられた。

 キックオフから113分が過ぎたところで、ポルトガルはMFラウル・メイレレスに代えてFWシルベストレ・バレラをピッチに送り出し、交代枠を使い切った。延長後半9分には、スペインのペドロがポルトガルの最終ラインを突破しかけたが、戻ってきたDFにボールをクリアーされる。アタッキングサードで細かくパスをつなぎながら、サイドからクロスを入れるスペインだが、中央に長身の選手がいないため、フィニッシュにつなげられない。結局。120分をスコアレスで終え、試合の決着はPK戦に委ねられることとなった。

 PK戦の先行はスペイン。1人目のシャビ・アロンソのシュートはGKパトリシオが横っ飛びでセーブ。ポルトガルの1人目、MFジョアン・モウチーニョのシュートもGKカシージャスが止める。スペインの2人目、イニエスタとポルトガルの2人目DFペペはともにゴールを決めた。スペイン3人目のDFジェラール・ピケもきっちりゴール左に決めると、ポルトガルの3人目にはナニが登場。ゴール左上にシュートを突き刺し、2-2に持ち込む。スペインの4人目はDFのセルヒオ・ラモスは、チップキックを決めた。迎えたポルトガルの4人目はDFブルーノ・アウベス。このシュートはクロスバーに嫌われてしまう。決めればスペインの勝利が決まる5人目のキッカーはセスク。シュートは左ポストに当たり、ゴールの中に吸い込まれ、4-2でスペインが勝利した。

 C・ロナウド擁するポルトガルを退けたスペインは、史上初の大会連覇に王手をかけた。

プリンスリーグ九州1 部第10節

2012-06-27 07:52:11 | サッカー
▼[プリンスリーグ]九州1部第10節試合結果

高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プリンスリーグ九州1部

【プリンスリーグ九州1部第10節】
(5月19日)
[熊本・秀岳館高グラウンド]
秀岳館高4-2佐賀東高
[秀]住吉真育(16分)、坂元幸仁(37分)、パブロ・ヤン・フェレイラ(84分)、高山友宏(87分)
[佐]平秀斗2(48、75分)

(6月23日)
[熊本・秀岳館高グラウンド]
大津高3-2長崎日大高
[大]豊川雄太2(23、40分)、濱本大河(56分)
[長]大賀拓海、山本真澄(90分)

(6月24日)
[大分・だいぎんサッカー・ラグビー場]
大分U-18 1-2鹿児島実高
[大]吉田(61分)
[鹿]下田代2(48、76分)

[宮崎・西都市清水台総合公園 多目的広場]
日章学園高(11:00)東海大五高

[鹿児島・神村学園グラウンド]
神村学園高4-3九州国際大付高
[神]木佐貫(7分)、野嶽2(34、47分)、溝上(42分)
[九]末久(18分)、井壮(28分)、山下(73分)

[鹿児島・神村学園グラウンド]
鹿児島城西高1-3筑陽学園高
[鹿]中村(81分)
[筑]堀居(20分)、里(23分)、片岡(51分)

九州クラブユースU15 サッカー選手権大会

2012-06-26 22:41:12 | サッカー
2012年度 第27回 九州クラブユースU15サッカー選手権大会
7/7(土)
トーナメント(左から)

シャルムFC熊本(熊本2位) vs FC琉球(沖縄L1位)
ヴィラノーバ水俣(熊本3位) vs ルーヴェン福岡(福岡1位)
サガン鳥栖唐津(佐賀1位) vs FC NEO(福岡3位)
TINO FA(福岡4位) vs 大分トリニータ(九州L1位)
ギラヴァンツ北九州(福岡2位) vs サガン鳥栖(九州L5位)
アヴァンツァーレ(福岡5位) vs ブルーウィングFC(大分1位)
セレソン都城FC(宮崎1-2位) vs 筑後サザン(福岡3位)
セントラル宮崎(宮崎1-2位) vs ソレッソ熊本(九州L4位)

トリニータ宇佐(大分PO) vs ロアッソ熊本(九州L6位)
アルバランシア熊本(熊本4位) vs ヴィクサーレ沖縄(沖縄1位)
アミーゴス鹿児島(鹿児島1位) vs BUDDY FC(福岡5位)
FC BRISTOL(長崎2位) vs アビスパ福岡(九州L3位)
※AFCパルティーダ(鹿児島2位) vs バレイアSC(九州L7位)
太陽SC(鹿児島3位) vs UKIC-FC(熊本1位)
キックスFC(長崎1位) vs カティオーラ(大分PO)
小倉南FC(福岡PO) vs ブレイズ熊本(九州L2位)

※PO:九州リーグ1巡目8位以降は各県でプレーオフ勝利で出場権獲得


【1~4位】:adidas CUP 2012 第27回日本クラブユースサッカー選手権U15大会
【5・6位】:第3回 日本クラブユースサッカー選手権U15大会ディベロップカップ
【7・15位】:第8回JCYインターシティカップサッカーU15西日本大会


頑張れAFCパルティーダ

EURO準々決勝イングランド vs イタリア

2012-06-25 08:07:43 | サッカー
▼PK戦を制したイタリアが、ベスト4最後の切符をつかむ

[6.24 EURO準々決勝 イングランド0-0(PK2-4)イタリア キエフ]

 EURO2012(欧州選手権)は24日、準々決勝の4日目を行った。今大会初のPK戦にもつれた一戦は、00年大会以来3大会ぶりの4強進出を目指すイタリアが、イングランドをPK戦の末に4-2で下して準決勝進出を決めた。前半から攻勢に試合を進めたイタリアは、多くのチャンスをつくったが得点を挙げることはできず。延長後半も人数を掛けた攻撃でイングランドゴールに迫ったが、120分間ゴールを挙げられなかった。結局、試合は0-0のまま勝敗の行方はPK戦にもつれ込む。両チーム、1人ずつが失敗して迎えたイングランドの4人目、DFアシュリー・コールのシュートをGKブッフォンが止めると、イタリア5人目のMFディアマンティが決めて、イタリアが勝利した。イタリアは28日の準決勝でドイツと対戦する。

 グループステージ第3戦のウクライナ戦(1-0)で、FWルーニーの出場停止処分が解けたイングランドは、布陣に変更はなし。伝統の4-4-2で、この一戦を迎えている。

 一方、グループステージで3バックと4バックを併用したイタリアは、MFデ・ロッシを本来の中盤で起用する4-4-2を採用した。しかし、グループステージの第3戦のアイルランド戦(2-0)で負傷したDFキエッリーニ、MFチアゴ・モッタはベンチでキックオフを迎え、代役としてDFボヌッチ、MFモントリーボが先発に名を連ねた。また、FWバロテッリも2試合ぶりにスタメン出場を果たしている。

 今大会、「まるでイタリアのようだ!」と守備的な戦い方が、不評を買っているイングランドは、この試合の立ち上がりも中盤と最終ラインの8人がブロックをつくる慎重な戦いぶりを見せる。対するイタリアは、キックオフからアグレッシブにプレスを仕掛けた。2分にはデ・ロッシが左足で放ったシュートが左ゴールポストを叩き、イングランドゴールを脅かした。

 いきなり、あわやのピンチをポストに助けられたイングランドも、これで目が覚めたのか、5分に反撃に出る。右サイドからパスをつなぎチャンスをつくると、ゴール前に侵入したDFグレン・ジョンソンがゴール前でフリーになって、シュートを放つ。しかし、これはブッフォンが落ち着いて防ぎ、得点を許さなかった。

 これを機にイングランドは左右から積極的に仕掛けて、チャンスをつくり出す。12分には再び右からグレン・ジョンソンがチャンスメーク。クロスはブッフォンにパンチングされたが、こぼれ球をMFパーカーが拾ってシュートを放ったが、右に外れて行った。15分にもグレン・ジョンソンのクロスにルーニーがヘッドで合わせたが、これも枠を捉えることはできなかった。

 押し込まれたイタリアが、鋭いカウンターを見せたのは25分だった。MFピルロのロングボールをバロテッリが最終ラインの背後を取って、ループシュートを狙った。しかし、戻ってきたDFテリーにブロックされて、チャンスを生かせない。32分にもバロテッリはイングランドDFラインの裏に入り込み、ボレーシュートを放ったが、シュートはマンチェスタ・シティでのチームメイトであるGKジョー・ハートにキャッチされた。

 33分にはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドでもコンビを組む2トップがゴールに迫る。ルーニーとのワンツーからFWウェルベックがイタリアゴールを狙ったが、シュートをふかしてしまった。

 37分には見せ場の少なかったFWカッサーノもミドルシュートでゴールを狙ったが、コースが甘くGKハートにしっかりと抑えられる。41分にもイタリアはピルロがPA内右のカッサーノに柔らかいボールを入れる。カッサーノが頭で折り返したところにバロテッリが詰めたが、寸前でDFにクリアーされた。互いに多くのチャンスをつくった前半は、0-0で終了。

 前半61%のボール支配率を誇り、相手の3倍となる12本のシュートを放ったイタリアは、後半も最初にチャンスをつかむ。3分にゴール前でデ・ロッシがボレーシュートを打ったが右に外れて行った。後半7分にもイタリアは猛攻を見せる。デ・ロッシのミドルシュートをハートが弾くと、バロテッリが詰める。これもハートが弾くとモントリーボが詰めたが、シュートは枠の上を越してしまう。同15分にもバロテッリはテリーを背負いながらも高く浮いたボールを胸でトラップし、オーバーヘッドシュートを狙ったが、得点にはつながらない。

 押し込まれているイングランドは、後半16分に一気に2人を交代して流れを変えようとする。MF ミルナーとウェルベックを下げて、MFウォルコットとFWアンディ・キャロルがピッチに入った。

 後半20分には途中交代の2人がチャンスをつくる。右からウォルコットが折り返したボールを、ゴール正面でアンディ・キャロルがDFと競り合い、こぼれたボールをヤングが狙ったが、DFにブロックされた。同32分にもMFジェラードのFKにルーニーが飛び込んだが、合わせられず。ゴール前に飛んだボールはブッフォンがキャッチした。

 後半33分にはイタリアも最初の交代を行う。カッサーノを下げて、MFディアマンティが起用された。さらに35分にデ・ロッシに代えてMFノチェリーノを送り出す。36分にはディアマンティがミドルシュートでゴールを狙ったが、これもハートにキャッチされた。44分にはノチェリーノがPA内でロングボールを受けて、シュートを放ったが、グレン・ジョンソンがブロックした。

 後半ロスタイムにイタリアは、DFアバーテを下げて、DFマッジョを起用し、交代枠を使い切った。ロスタイム4分にはイングランドもアシュリー・コールが左サイドを攻め上がり、クロスを入れる。ファーサイドでアンディ・キャロルが折り返し、ルーニーがオーバーヘッドで狙ったが、シュートは枠の上に外れて行った。このまま90分をスコアレスで終えた両チームは、今大会初の延長戦を戦うことになった。

 延長前半4分、イングランドはパーカーを下げて、MFヘンダーソ

EURO準々決勝スペイン vs フランス

2012-06-25 08:06:20 | サッカー
▼シャビ・アロンソの2発でスペインがフランスを撃破、2大会連続の4強へ

[6.23 EURO準々決勝 スペイン2-0フランス ドネツク]

 EURO2012(欧州選手権)は23日、準々決勝の3日目を行い、史上初の連覇を狙うスペインがフランスに2-0で快勝し、2大会連続の4強入りを決めた。前半19分、MFシャビ・アロンソの今大会初ゴールで先制すると、後半ロスタイムにもシャビ・アロンソがPKでダメを押した。優勝した00年大会以来、3大会ぶりの準決勝進出を目指したフランスは零封負けを喫し、ベスト8で姿を消した。スペインは27日の準決勝でポルトガルと対戦する。

 スペインはFWフェルナンド・トーレスに代わってMFセスクが3試合ぶりに先発。1-1で引き分けたグループリーグ第1戦のイタリア戦と同じメンバーで、セスクが最前線に位置する“ゼロトップ”システムを採用した。

 DFメクセスが出場停止のフランスは0-2で敗れたグループリーグ最終戦のスウェーデン戦から先発4人を変更。メクセスに代わるCBではDFコシールニーが今大会初先発となった。システムは4-2-3-1を継続したが、これまで右SBを務めてきたDFドビュシが中盤の右サイドに入り、右SBには今大会初先発のDFラバレールが入る守備的な布陣。MFナスリが今大会初めてベンチスタートとなり、トップ下ではMFマルダが3試合ぶりに先発した。

 ドビュシとラバレールという右SB2人を起用したフランスは守備時にはドビュシも最終ラインにまで下がり、5バック気味になる。ドビュシがDFジョルディ・アルバ、ラバレールがMFイニエスタをケアし、スペインの左サイドを警戒したが、そんなフランスの対策をあざ笑うようにスペインが先制点を奪った。

 前半19分、左サイドで仕掛けたイニエスタが背後をオーバーラップしてきたジョルディ・アルバに絶妙なスルーパス。ドビュシは必死に追いすがるが、体勢を崩してピッチに倒れる。その横をすり抜けたジョルディ・アルバのマイナスのクロスにファーサイドから飛び込んだシャビ・アロンソがフリーでヘディングシュート。下に叩き付けてゴールネットを揺らし、フランスの“左サイド包囲網”を難なく打ち破った。

 先制点で勢い付くスペインは前半20分にMFシャビ、同29分にイニエスタがシュートを狙う。圧倒的なボールポゼッションで次々とチャンスをつくり出した。一方、いきなりゲームプランを崩されたフランスは攻め手なく、沈黙。前半32分、負傷明けで2試合ぶりに先発復帰したMFキャバイエが直接FKを狙うが、ゴールの枠を捉えたシュートもGKカシージャスに弾かれた。

 1点ビハインドで前半を折り返したフランスは何とか反撃を狙う。後半8分にはFWベンゼマのスルーパスにMFリベリが抜け出しかけたが、DFセルヒオ・ラモスが落ち着いて対応した。同15分、左サイドで粘ったリベリのクロスからドビュシがヘディングシュート。ようやく流れの中から決定的なチャンスをつくったが、シュートはゴール上に外れた。

 フランスは後半20分、ドビュシとマルダを下げ、MFメネスとナスリを投入する。対するスペインも同20分にMFダビド・シルバに代えてFWペドロ、同22分にはセスクに代えてフェルナンド・トーレスをピッチに送った。互いに選手を入れ替え、フランスは同点ゴール、スペインは試合を決める2点目を狙った。

 スペインは後半24分、左サイドを抜け出したペドロの折り返しにF・トーレスが走り込むが、目前でコシールニーがスライディングでカット。フランスも同26分、リベリがMFブスケツのミスを突いて左サイドを突破したが、クロスはGKカシージャスが体を張って抑えた。

 試合は1点差のままこう着した展開が続き、フランスは後半34分、MFエムビラに代えてFWジルを投入し、3枚目のカードを切る。攻撃の枚数を増やし、最後の反撃を仕掛けるが、スペインの守備陣も集中を切らさなかった。逆に後半45分、スペインはPA内で仕掛けたペドロがラベレールに倒され、PKを獲得。これをシャビ・アロンソが落ち着いてゴール左へ蹴り込み、2-0と試合を決定づけた。そのまま試合終了を迎え、これで3試合連続の完封勝利。EURO史上初の連覇、さらにはEURO、W杯、EUROという前人未到の“3連覇”へ、また一歩前進した。

KFAU10ドリームリーグ戦 各地区選抜大会

2012-06-23 19:19:23 | サッカー
ポルトスから北薩選抜に4人入りました。
良い経験になったようです。

予選リーグ
北薩A 2-6 鹿児島南
北薩A 1-4 大隅A

北薩B 2-2 鹿児島中央
北薩B 5-3 鹿児島西
得点:リクウ,カイト

3位リーグ
北薩A 3-2 南薩B
北薩A 4-3 鹿児島中央
得点:ライカ②

1位リーグ
北薩B 1-4 鹿児島北
北薩B 0-4 姶良・伊佐A