信濃町総合情報センターだより

長野県信濃町の情報を写真と供にお届けします♪

根曲がり竹シーズン突入♪(皮むき方法など掲載)

2022年05月27日 | 農産物
様々な山菜など山の幸が採れる信濃町。

なかでも代表的で大人気者の「ネマガリダケ(根曲がり竹)」
5月下旬から直売所にも顔を出し始めました!

そんな「ネマガリダケ」ってどんなの!?


「ネマガリダケ」は、イネ科タケ亜科ササ属である「チシマザサ」の若竹。
長野の北信地区のように雪が多い地域、チシマザサの芽が伸びてくる頃に雪の重さで根元が曲がってしまうことから「根曲がり竹」と呼ばれるようになったようです。
信濃町では、「竹の子」と呼んでいます。※以下「竹の子」と表記しております。

さて、この「竹の子」はどのようにして食べるの?

まずは、皮むきなどの下処理方法はこちら!

下手なイラストですみません((+_+))

①先の部分を斜めに切る
②斜めに切った部分に縦ラインに切り込みを入れる
③②の部分から外側に皮をむく

※子供のころは、下の皮から順番に一枚ずつ剥いていたのでどの方法でもOK!

そして、大事な「フシ抜き」
どうしてもフシ(節)の部分が硬いので、その部分を切り取ります。
簡単に言うと、包丁のスッと入らない部分は捨てる。といったかんじです。

出来上がりはこんな感じ(斜めに切ったり、薄く切ったり、料理に合わせて切ってください)


孟宗竹のようにアクはほとんどありませんので、そのまま調理ができるのも助かりますね。

今回は、竹の子の代表的な郷土料理「竹の子汁」
竹の子汁に必須なもの・・・それはサバ缶(水煮)!!

味噌汁にサバ缶!?と思った方も、苦手でなければぜひ試してみてください。
他の具材は家庭によって異なりますが、玉ねぎ、ジャガイモ、豚肉、卵、ニンジンなど入れ作るお味噌汁です。
私の家では、玉ねぎ、卵たまにじゃがいも入りが多いです。

七味なんてかけたらさらに美味しい♪

竹の子汁のほかには、皮つきのまま焼く「焼き竹の子」や煮物などの食べ方もあるので、お試しください!

竹の子のシーズンは6月
山の恵みなので、日々の収穫・出荷量が異なります。
直売所で見かけましたらぜひ手に取ってみてくださいね♪

そして、信濃町・長野県北信地区の郷土料理「竹の子汁」を作って、食べてみてください。

※今回は、あくまで職員家庭での調理方法です。
ほかの方法もあるかと思いますので参考程度まで。