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「STING "MY SONGS" JAPAN TOUR 2023」@有明アリーナ(3/11)、感想

◎「STING "MY SONGS" JAPAN TOUR 2023」

 2023年3月11日(土)、有明アリーナにて(日本では5公演)。2019年にも来日して「STING MY SONGS TOUR」を行い、2019年10月13日(日)のゼビオアリーナ仙台に行きました。「キャリアの集大成、史上最高のベスト・ヒッツ・ツアー!」と題していたのでこんなに早い2023年に来日するとは思っていませんでしたが(笑)、2021年にアルバムを出しましたしね。それ以来のSTING(スティング)で2回目です。前回は写真も動画もOKでしたが、今回はNG。むしろOKな方が意外すぎたのですが、この差は謎です。

 SS席25,000円、S席20,000円、A席19,000円(いずれも手数料等は別。)と高いのでS席にとどめました。が、アリーナ席だったので、よく考えると人でステージが見えない可能性があります。これは遠くてもA席にして階段状の席にした方が良かったかもと思いながら会場に行きました。端でしたがかなり前方でしたので(一番前のブロックであるAブロック)、このサイズ(最大で15,000人くらい入る。)のホールとしては上出来です。ステージ方向に1人、背が高い人がいたので常にステージの半分は見えませんでしたが、STINGはほぼ見えましたので、まあ仕方ないでしょう。

 女性は3割以上いたと思います。

 STINGはヘッドセットタイプのマイクを使うようになったので、ステージの端の方にそれなりに行っていました。

 STINGが何曲かでコール&レスポンスを求めてくるので私も応じましたが、客は全体としては通常の半分以下の声量だったのでは。マスク着用ですし、新型コロナ感染症(COVID-19)を気にして遠慮する客が多かったのでは。私は、声は出しましたが、元から大声を出す方ではないですし、大声が出る方でもないです。
 お酒も売っていて、だいぶ戻ってきたなという感じ。

 退場時、規制退場とは言え(アニメ系イベントと違って守らない人が多かったです。)、大きな会場なので人が多い上にぐるっと回るので、席を立ってからホールの外に出るのに15分以上かかりました。出てからも歩道が狭いので、ゆりかもめの駅まではのんびり。


 2022年12月3日の新聞広告。


○19時の時間どおりに始まりました。と思ったら前座で、ジョー・サムナーでした。ステージ横の2つのモニターにジョー・サムナーの写真と名前が載っていたのはそういうことか、と思いました。カタコト日本語で話しながら、ギター1本で6曲くらい、30分弱。聞き取れる日本語でした。
 終演後に知りましたが、STINGの息子だったのですね。息子が歌手であることはどこかで聞いたことがある気もしなくもないですが、まるで思い出せません。

○15分ほどの休憩後にSTING登場、21時35分頃終演、110分強。2019年の仙台と違って、少しばかりトークみたいなものはありました。

・1曲目は「Message in a Bottle」(孤独のメッセージ)。そうだろうなと思いましたが、少なくともアリーナ席は1曲目から最後まで立ちっぱなしでした(前座では座りっぱなし。)。
 何曲か歌ってからシット ダウン プリーズとSTINGが言ったように聞こえましたが、少なくともアリーナ席は誰も座らなかったのでは。英語にはまるで自信がないので、なんと言ったかもよく分かりませんが。

・「Every Breath You Take」(見つめていたい)ではやはり一番の盛り上がり。なんだかんだ言って、私もですが、ファンはこの曲が一番好きなんですね。本編終了、退場。
 なお、アンコール前の2曲にはジョー・サムナーもボーカルで参加していました。

・数分でアンコールのため再登場。
 STINGが、何を聞きたいかと英語で聞いたところ(ここの英語は概ね分かりました。)、何人かが曲名を言ったように聞こえましたが、STINGが話す前にギターのドミニク・ミラーが「Roxanne」(ロクサーヌ)を弾き始め、STINGが、オー、みたいな感じのリアクションをして演奏へ。どの曲にするかをもう少し客とやりとりしてから始める予定だったのでしょうね。ライブではコール&レスポンスでおなじみの曲です。

 ラストはSTINGがギター(アコースティックギター?)に持ち替えて「Fragile」。やはり「RUSSIANS」(ラシアンズ)は歌わなかったです。ウクライナ戦争のさなかに「RUSSIANS」を歌うと、エンタメではなく政治的になりすぎるので歌わなかった方が良かったです(すごくはしょって言うと、ソビエト連邦(後にロシア等に分かれる。)に核ミサイルのボタンを押さないように言う歌。1985年発表。)。STINGファンなら、分かり易い言葉で言えばSTINGが社会派でもあることを、歌わずとも理解しているはずです。なお、ウクライナ戦争が起きていなかったときにも「Fragile」は歌っているので、この時期だから歌ったというわけでもないだろうとも言えますし、この時期だから外さなかったとも言えるのかも知れません。
 「Fragile」でのFragileの辞書的な意味は、脆弱な、もろい、といったところ。以下のような歌詞が含まれます。
「That nothing comes from violence and nothing ever could」
「On and on the rain will say  How fragile we are」

○公式が発表したセットリスト。
1「Message in a Bottle」
2「Englishman in New York」
3「Every Little Thing She Does Is Magic」
4「If It's Love」
5「Loving You」
6「Rushing Water」
7「If I Ever Lose My Faith in You」
8「Fields of Gold」
9「Brand New Day」
10「Shape of My Heart」
11「Heavy Cloud No Rain」
12「Seven Days」
13「Mad About You」
14「What Could Have Been」
15「Wrapped Around Your Finger」
16「Walking on the Moon」
17「So Lonely」
18「Desert Rose」
19「King of Pain」
20「Every Breath You Take」
・アンコール
21「Roxanne」
22「Fragile」


【shin】


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