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ねじ巻き精霊戦記天鏡のアルデラミン、食戟のソーマ弍ノ皿 感想

【ネタバレ】
2016年夏アニメの短い感想の続きです。

◎「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」(全13話)

総合評価4点(5点満点)

後に「常怠常勝の智将」と呼ばれるイクタ・ソローク(cv岡本信彦)、ヤトリシノ・イグセム(cv種田梨沙)、カトヴァーナ帝国第三皇女のシャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニク(cv水瀬いのり)、キオカ共和国の「不眠(ねむらず)の輝将」のジャン・アルキネクス(cv福山潤)など。

これは「約束された敗北」に至るための物語。イクタ・ソロークの名が歴史に大きく刻まれるのは、これよりさらに後のこととなる」(最終13話のあらすじ、公式HPから。)

敗色濃厚の戦争で、負けを覚悟したというか、国の(特に)お偉方が腐敗しているので負けて国ごとやり直すべきだと考えたシャミーユが、損が少ないように上手く負けるためにはどうしたらいいかという「約束された敗北」をイクタ(とヤトリシノ)に任せるまでのイクタとヤトリシノの活躍。

劣勢なのに何とか引き分けるところは、普通なら出来過ぎに思うところですが、説得力のある描き方です。





○ 「勝てば官軍」なので、勝った場合はそれはそれで済んでしまいますが、負けた場合は、

負けた戦争を始めた責任は誰に・どこにあるのか、
勝てる見込みだったのなら、それなのに負けた責任は誰に・どこにあるのか、
負ける可能性がある程度大きかったことが見通せなかった責任は誰に・どこにあるのか、
負けた責任は誰に・どこにあるのか、

そんなことが問われた上で、責任者が責任を取らないといけないのですが、アジア・太平洋戦争で負けた日本はそれができなかったですし、いまだにできていないのですよねえ。東京電力の福島原発の事故においも同様でしたし、同様であり続けていますね。

もやは日本国の伝統ですね。



○ イクタの、地に足の着いた現実的な戦術で危機を切り抜けたり、最小限の被害で切り抜けたりで、派手さはないものの、見応えはありました。シリアス系ですが、ところどころに調和を乱さない程度の少しの軽さがあるとともに、全体として重くならない話し方なので、見やすいです。

他の指揮官クラスが無能すぎるのは、世襲制の貴族が軍隊で出世しているからでしょうし、良くも悪くも実戦経験が少ないからということでしょう。実戦経験が多いということは戦争ばかりということでもあるので、それって、いい世界ではないですけどね。



◎「食戟のソーマ 弍ノ皿」(2期、全13話)

総合評価3.7点(5点満点)

幸平創真(cv松岡禎丞)、田所恵(cv高橋未奈美)、薙切えりな(cv種田梨沙)など。

美味しい料理を食べると快楽の表情と、裸のイメージ映像になる点は相変わらずですが、慣れたので1期ほどのインパクトはないものの、料理勝負などは楽しかったです。
でも、1期同様、思ったよりえりなの出番が少ないのは残念なところです

えりなの声が2期OVAと3期(2017年秋)からは金元寿子さんになるのは残念ですが、OVAは見ていませんが、金元さんならいい味を出してくれるでしょう。


放送開始前後、東京では駅によって異なる看板でしたが、これは新宿駅だったかどこだったか・・・



【shin】
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