【ネタバレ】
◎「劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA‐X」
「オレたちが未来を創るーー」
「共に立ち向かう。未来のため、家族のためーー」
2019年12月27日(金)公開、池添隆博監督、下山健人脚本、79分。
速杉ハヤト(cv佐倉綾音)、ホクト(少年)(cv釘宮理恵)、男鹿アキタ(cv沼倉愛美)、大門山ツラヌキ(cv村川梨衣)、セイリュウ(cv真堂圭)、上田アズサ(cv竹達彩奈)、発音ミク(cv藤田咲)、
速杉ホクト(cv杉田智和)、三原フタバ(cv雨宮天)、シャショット(cvうえだゆうじ)、東スバル(cv山寺宏一)、ナハネ(cv伊藤健太郎)、オハネフ(cv吉田鋼太郎)、渡島カムイ(cv辻本達規)など。


○他作品ネタとかも楽しく、中の上くらいでした(上中下で。)。
ただ、他作品ネタなどは子供には分からないでしょうし、物語が少し入り組んでいるので、劇場版のメインターゲットは子供なのでしょうけれど、子供が楽しめたのかは良く分かりませんでした。
元が土曜朝のTVアニメですが、エヴァンゲリオンも、親世代ですら知らないかもしれないような新幹線の名CMのシーンや曲もTV版でやっていたくらいですから、劇場版もその延長でしかないのでしょうけれど。
それでも、そうではない部分がTV版には多かったので、TV版は全体として、大人もある程度楽しめる子供向け、でした。
・劇場版では、ゴジラ、君の名は、エヴァンゲリオンは明示的に出てきましたが(いずれも、シンカリオンと同じ東宝が配給(単独、共同)。)、空の線路を走る蒸気機関車(とは言え、煙を出すけれど、車両は近未来的なデザイン。)は銀河鉄道999がモチーフでしょう。
999だけが他社である東映が配給のキャラだから、それと想像は出来るもののそれではないということでしょう(コラボグッズは出しているのに。)。
使えるものは使う、という感じでした。
使えるものは使う、という感じでした。
・ただ、そのためか、少し詰め込み過ぎな感じがして、これも子供に分かったのだろうかと少し心配な理由です。
客は、小学生未満とその保護者を中心に、小学生までと保護者が多かったです。
エヴァはTV版にも出てきたとはいえ、999は古いですし、エヴァはあまり子供向けではないですし、大人でないと本アニメの楽しみのいくつかは分からないかも。
ゴジラは新作が時々上映されている様子なので、子供でも知っているのかも。
君の名は は最近ですし。
ドラマの北の国から のセリフも出てきましたが、これも子供には分からないのでは。
・シンカリオン自体は子供向けですが、本作は大人でないと分かりそうにないネタが多く(TV版も同じですが。)、私は結構楽しみましたが、子供にはどうだったのかなあ。
小学生未満の子供の何人かがグズッたりしているのは、他の子供向け劇場アニメでも同じようなものなので、何とも言えませんが。
・周りが批判的でも好きなものは諦めてはいけない、というのが劇場版のメインテーマでしょう。制作者も好きなものを作っただけなのかもしれません。
○発音ミクが冒頭に出てきて、ゴジラと少しバトル。
少し他のシーンがあってから、発音ミクとして人気アイドルのようで、歌も歌って。
スキー場の上の方での野外ライブなのに、数万人は客が入っている会場の絵になったのは、ミクのマジカルミライ?(笑)。
「何故か、本能がうずいてしまって」と言ったのは初音ミク(元の声:藤田咲)をベースにしたキャラだからでしょう。
・ゴジラほどの大物(いろいろな意味で。)があれだけで出番が終わりというのも変だなと思っていたら、最後にシンカリオン側の味方として出てきました(味方をしたつもりはなく、単に目の前にいる自分の敵らしきものを攻撃しただけかもしれませんが、判別できるようなものはなし。)。
敵の変形が複雑過ぎて、どう変形したらああなるのかは謎でしたが、尻尾もあるのでメカゴジラがモチーフでしょう。ゴジラが現れての運転士の驚愕の表情は、勝ったと確信した直後のゴジラ登場でヤバイと思ったのでしょう。
映画のゴジラも、作品によって人間の味方だったり敵だったりすると聞いていますので、それをも踏まえたのかもしれません。
○最初は少年ホクトが釘宮さんとは気づきませんでしたが、そう言えば釘宮さんが出ていることを思い出したので、釘宮さんと分かれば、いわゆる釘宮ボイスではありませんが、釘宮さんと分かる少年声です。
○銀河鉄道999とのコラボ、2019年10月の池袋パルコにて。





【shin】