2015年秋アニメの感想の続きです。もっと簡単に書かないといけないなあ。
メインヒロインが、お姫様で、炎使いで、赤系の髪で、ツンデレで、1話からラッキースケベの被害にあって、一方、主人公男子は剣の使い手で一見弱いけれど実はとても強い、どっちがどっちのアニメかと思った出だしの2作。
東山奈央さんがお姉さんっぽいのがアスタリスク、妹なのが落第騎士。
いずれも、バトル、萌、ラブコメ、ハーレムに各キャラの背負うものもいくらかという、ありふれたと言えばありふれたアニメ(アスタリスクは、露骨なえっちぃのは少ない。落第騎士は、結構あり。)。全体としては上手くまとまっていて、悪くはないです。
◎「学戦都市アスタリスク」(全12話)
総合評価3点(5点満点)
「二十世紀に地球を襲った未曾有の大災害・落星雨(インベルティア)。
この大災害により世界中の多くの都市が壊滅した。しかし、この隕石から発見された未知の元素である万応素(マナ)は人間の科学技術を格段に発展させ、さらに《星脈世代》(ジェネステラ)と呼ばれる特異な力を持った新人類を生み出すこととなった。
世界最大の総合バトルエンターテイメント《星武祭》(フェスタ)の舞台、六つの学園に囲まれた通称アスタリスクと呼ばれる水上学園都市“六花”。
星導館学園高等部へ転入してきた特待生・天霧綾斗は己が願いを叶えるために、この都市で戦う事を誓う。
熱き魂が疾走する学園バトルエンタメここに開演!」(HPから。)
インベルティアにより既存国家が著しく衰退し、企業の集合体である統合企業財体が台頭し、人々の倫理観が緩やかに変わっているという1話の解説からして、営利目的が通常よりも大きな位置をしめているということでしょう。
2016年春に2期。
能力が封印されていて短時間(5分くらい)しか全力で戦えない天霧綾斗(あまぎり あやと)(cv田丸篤志)、ユリス=アレクシア・フォン・リースフェルト(cv加隈亜衣)、綾斗の幼馴染の沙々宮紗夜(ささみや さや)(cv井澤詩織)、序列1位の刀藤綺凛(とうどう きりん)(cv小澤亜李)、序列2位で生徒会長のクローディア・エンフィールド(cv東山奈央)、夜吹英士郎(やぶき えいしろう)(cv内田雄馬)など。




○ 1話。ラッキースケベからの、綾斗とユリスのバトル。
○ 2話。転入してきた綾斗の右隣の席はユリス、左隣の席に紗夜が。紗夜曰く、ブラは「悲しいかな、私にはまだ必要ない。」。
そう言えば、あっという間にユリスは綾斗に惚れていましたね。
3話。クローディアもソフトに綾斗を誘惑していますけれど、ユリスのことも気にかけていて、本気ではなく遊んでいるのかなあ。
○ 5話。性格の悪い刀藤鋼一郎(cv石塚運昇)は綺凛の伯父、綺凛を叩いているのを見て、注意し、生意気なガキということで意を受けた綺凛と決闘、綺凛の勝ち。
7話。綾斗への思いもあって、言いなり状態を脱する綺凛。再選では負けて、怒った鋼一郎でしたが、クローディアの母はかなりの権力者のようで、クローディアが鋼一郎にやめるように言うと、渋々従うと。最初からそうすればよかったのに・・・
○ 9話。統合企業財体が主催し学生同士の大規模な武闘大会のフェスタ開始。まさかロボットが出てくるとは思いませんでしたが。
10話。試合後のシャワーの紗夜と綺凛、そこへ来た綾斗を構わず入れて堂々と見せる紗夜、恥ずかしがる綺凛。
○ 最終12話。イレーネ・ウルサイス(cv内山夕実)、プリシラ・ウルサイス(cv長妻樹里)になんとか勝った綾斗とユリスでしたが、全力は5分くらいが限界とバレ。
まだまだ、いろいろと跋扈しているようですね。
◎「落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)」(全12話)
総合評価3点(5点満点)
「己の魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い≪魔導騎士≫
その学園に通う黒鉄一輝は、魔導騎士としての能力が低すぎて留年した≪落第騎士ワーストワン≫だった。
そんな彼は、10年に一人の天才と呼ばれる≪A級騎士ナンバーワン≫の異国の皇女ステラ・ヴァーミリオンから一方的に決闘を挑まれる。
だが、彼は周囲の予想に反し勝利してしまう。
一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だった。
騎士の頂点を争う戦いの中で最底辺から並み居る強敵を倒し駆け上がっていく一輝。
かつての《落第騎士ワーストワン》は、やがて《無冠の剣王アナザーワン》としてすべての騎士から注目されるようになっていく。
そして圧倒的な才能不足を克服して高みを目指す一輝に、ステラは次第に惹かれて・・・」(HPから。)
「次第に惹かれて」とありますが、1話、会って初日で惹かれましたね。一輝もブレずにステラ一筋でしたし。
8話で剣と剣の戦いを白黒を混ぜたりで見せたり、バトルの見せ方は良かったです。
黒鉄一輝(くろがね いっき)(cv逢坂良太)、ステラ・ヴァーミリオン(cv石上静香)、一輝の妹の黒鉄珠雫(くろがね しずく)(cv東山奈央)、生徒会長の東堂刀華(とうどう とうか)(cv金元寿子)など。
能力者であるブレイザーが、ブレイザーの魂を具現化したデバイスで戦う。


アニメジャパン2015にて。

○ 1話。最低のFランクの落第騎士で学園最弱のワーストワンの黒金はAランクのステラの下着姿を見てしまい、自分も脱いでおあいこにしようとして却って怒られると。こっちは、何故か2人はルームメイトですが。
模擬戦で部屋のルールを決め、負けたら下僕になることに。ステラの油断も少しあったようですが、一輝の勝ち。
○ 2話。4年ぶりに会った妹の珠雫が一輝に口づけしてくるとか。珠雫とステラが一輝をめぐって争い。
能力がない一輝は、一族の中で存在しない者のように扱われてきたと。でも、落ちこぼれが騎士になるのは都合が悪いので、一輝が卒業できないような基準にするように学園に圧力をかけて落第させるとか、でも理事長が変わったので変わりそうだとか。
ステラが風呂に入ってきて、水着で一輝の体を洗うとか、水着が取れるとか。
○ 5話。互いにしたいけど言い出せなかった口づけをする2人。
○ 9話。合宿所掃除。山で雨に降られて小屋に非難し、風邪をひいたステラ。ステラが恥ずかしくないようよう裸になる一輝、ステラの服を脱がす一輝。ブラのフロントホックを外してと言われて恥ずかしながらも外す一輝、はじける胸。
ステラはそれ以上をしたい旨言いましたが、このような状況ではということでまたの機会にする一輝というのは紳士とも言えますが、女子にそこまで言わせておいてしないというのは非紳士的でもあります(笑)。
○ 11話。一輝がお姫様のステラと口づけをしている写真が撮られ、スキャンダルとして一輝が倫理委員会による査問会に。一輝が間違った行動をしたという、赤座が望む回答があるまで何日も査問され、くじけそうになったものの、先生がひそかに渡してくれたステラの赤髪の毛を見て元気に。査問を受けながらバトルというのも、何人かと戦ってからの相手が学園では最強の刀華というのも、一輝が負けるようにするための、一輝の父の黒鉄厳(cv速水奨)の意をくんでの赤座守(cv大川透)の謀略。
白黒を交えながら上手く見せていましたね。
一輝は父と会えましたが、才能がない一輝が勝ったりすると、他の才能がない者が期待して反抗的になり、組織にマイナスになるから一輝には何もしてほしくないとのことで。セコイですね。
○ 最終12話。選抜の最終戦は刀華。互いに全力で戦い、ギリギリ勝利の男子。ラフな絵や白黒など色彩を抑えた絵でのバトルはいい感じ。
その場でステラに一緒に暮らそうと告白し、口づけ。
珠雫はそれで納得した表情を見せていましたが、といえコメディでもあるので、邪魔をしに来るというわけで。
ヴァーミリオン国王が黒鉄厳に電話で大人の争いに巻き込むなと不快感を示して、騒動は終了。
【shin】