【ネタバレ】
今更の2016年春アニメの感想です。
◎「学戦都市アスタリスク 2nd Season」（全12話、1期（2015年秋）からの通算で13話から24話。）
総合評価3.5点（5点満点）
変にデレない上に、いわゆる「女子らしい可愛さ」を抜きにした凛々しいヒロインのユリスがアニメでは新鮮なだけかもしれませんが、凛々しい女性は好きです（例えば、「赤髪の白雪姫」の白雪（cv早見沙織）も変にデレないですし凛々しいですが、可愛さ（いわゆる、女子らしい可愛らしさ。）あっての存在なので、ユリスとはちょっと違います。）。
能力者である高校生同士のバトル大会、裏では大人などの悪巧み、巻き込まれ、跳ね返し、でも黒幕は倒せていないので、また繰り返されるはず。
経済やら国やらの大人の事情の争いとでもいうのでしょうか、それは背景事情として大きな要素ですが、あまり大きく取り上げなかったことで物語が散漫にならずに済んだ気がします。もっと物語が進むと、大きく取り上げないといけなくなるのでしょうから、そのときにうまく転換してもらえれば。
ちょっと洒落た絵と音楽などともあいまって、いい雰囲気でした。
天霧綾斗（あまぎりあやと）（cv田丸篤志）、ユリス＝アレクシア・フォン・リースフェルト（cv加隈亜衣）、沙々宮紗夜（ささみやさや）（cv井澤詩織）、刀藤綺凛（とうどうきりん）（cv小澤亜李）、生徒会長のクローディア・エンフィールド（cv東山奈央）など多数。
◎「坂本ですが？」（全12話）
総合評価3.5点（5点満点）
面白いところは面白かったのですが、ネタ切れか、と思うところも多く、全体としてはこの位の点。
なお、2016年4月の熊本震災により延期があったので、13話は放送されず。
○ 1話。cool、cooler、coolestな高校1年生の坂本のスタイリッシュな生活を描く、ツッコミどころ満載の、いえ、ツッコミどころしかない・・・
女子にもモテモテ、勉強もスポーツも優秀な坂本を妬む男子も多く、でも、坂本を貶めようとしてもヤブヘビになるばかり。
閉じ込められた理科室で火事が起き、反復横跳びをする坂本、風で火を弱くしようとしていると勘違いして一緒にする不良3人、先生が助けに来て、単に下の階の職員室に知らせるためにバタバタしていただけだと言う坂本、火事は自分のミスだと言う坂本。
大スズメバチが教室に入ってきて、逃げる女子はいいとしてもドアを閉めて男子を出さない女子というのは置いといて、コンパスでハチと戦う坂本だとか。
○ 11話。委員長が撮った写真を見てこの1年を振り返る1年2組。田中がびっくりして奇声を上げてコケたところは大笑い。平成のアニメでこのコケ方とは。
委員長が海辺で右手をコンパニオンのように上げていると、遠近法により手のひらでビーナスのように映っている坂本の写真でした。
11話から12話。坂本に勝っているところを探そうと前田が坂本に挑戦するものの、何枚も上手の坂本の対応にはまるでかなわず、落ち込む前田。そこへ深瀬先輩が、坂本がいなければ、と悪魔のささやき。
そういうダークなところはあまりいらないのではと思って見ていましたが、このくらいならスパイスかな、といったところ。
坂本（cv緑川光）、いじめられっ子だったが坂本に助けられた久保田（cv石田彰）、ヤンキーの前田あつし（あっちゃん）（cv杉田智和）、ナルシスト、のち、面白キャラ（でも、それほどではない・・・）の瀬良裕也（せらゆうや）（cv森久保祥太郎）、男子には人気のぶりっ子の黒沼あいな（cv堀江由衣）、クラス委員長の藤田恵（cv中原麻衣）、八木（cv生天目仁美）、田中（cv藤田咲）、不良のリーダーで2年の8823（はやぶさ）先輩（cv遊佐浩二）、8823も恐れる3年の深瀬（cv岩田光央）など。
◎「パンでPeace！」（全13話、5分枠）
総合評価2.5点（5点満点）
パンは美味しいよという、日常系、美少女、軽いコメディ。
ほのぼのとはしますが、パンを抜いたらありふれたアニメです。
パン好きならもう少し楽しめるのでは。
谷みなみ（cv木戸衣吹）、逢沢ゆう（cv山崎エリイ）、深川ふゆみ（cv豊田萌絵）、佐倉のあ（cv大森日雅）のクラスメイト4人を中心に。
【shin】
