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ビッグオーダー、コンクリート・レボルティオ超人幻想THE LAST SONG感想

【ネタバレ】
今更ですが、2016年春アニメの感想の続きです。

◎「ビッグオーダー」(全10話)

総合評価3点(5点満点)

物語の基本はシリアス系なのに、バトルをはじめ大げさな部分などにクスッとできるところがあって、主人公が力(りき)んだ話し方なところもそれに合っていて、物語としては普通ですが妙に笑えて、全体としては楽しかったです。

星宮エイジ(cv森田成一)、紅鈴(くれないりん)(cv三上枝織)、エイジの妹の星宮瀬奈(ほしみやせな)(cv久野美咲)、願いを聞いて能力を与える謎の少女のDAISY(デイジー)(cv三咲麻里)、エイジの父で敵の黒幕の星宮源内(cv鶴岡聡)など。


○ 1話。オーダーは世界に2000人くらいいて、オーダーになると人によって異なる超能力が使え、危険なので捕まると。

エイジは10年前にオーダーになって世界を滅ぼすと願ったので九州が破壊されたと思っていて、以来、トラウマであり、オーダーであることを隠していて。2016年4月14日夜に熊本県を中心とした震度7の地震があったので、このご時世、よく放送できたものだなとも思ったり(放送していいと思っていますが。)。
オーダーの能力はデイジーが与えていて、エイジは自分の能力を勘違いしているとのことで、面白い能力だからまた見たい様子。

10年前の崩壊で親が死んだので恨んでいる鈴が転校してきて、エイジを殺そうとしたものの抵抗して逆に鈴を殺したエイジ。
実は鈴は再生能力を持っていて不死なのだと。瀬奈を人質にしましたが、エイジは自らの能力を思い出し。支配の能力で、他人を従わせることができるのだと。
鈴を従わせるために頭に何かを刺したのでしょうか、画面が黒くなって映像はなく、声だけで最後に・・・。ちょっとエロいことを想像してしまいました。


○ 妹の瀬奈がカギだったり、父が敵だったり、世界を滅ぼしたのは実は瀬奈でエイジは記憶を変えられただけだったり。



◎「コンクリート・レボルティオ ~超人幻想~ THE LAST SONG」 (2期、全12話。1期(2015年秋)との通算24話)

総合評価4点(5点満点)

○ 1話の前に、声優出演で1期の振り返り。ややこしい物語だからあった方がいいですね。

人吉爾朗(ひとよしじろう)(cv石川界人)、星野輝子(ほしのきっこ)(cv上坂すみれ)、鬼野笑美(きのえみ)(cv豊崎愛生)、風郎太(ふうろうた)(cv中村繪里子)など。



○ 昭和史のアレコレの出来事をモチーフにしているところは1期と同じで、やはり、それがどういった出来事なのかや時代背景が分からないと分かりにくいでしょう。

超人のジローが超人のためという真意を隠して悪者になっていますが、その方法が超人一般のために最適なのかは別として、それだけ差別が大きいということです。
非人道的な実験に使われたり、兵器に利用されたり。


1期よりもシリアスが多いのでちょっと疲れましたが、見応えはあります。


○ 余談です。

民主主義国であろうと独裁国であろうと、先進国であろうと発展途上国であろうと、国にとっては当該国民の個々人がどうなろうと本音では実はどうでもよくて、また、国が存続し発展するためには当該国民の個々人がどうなろうと国にとっては本音では実はどうでもよくて、それらの場合の国とはその時の権力者(大統領や首相や与党や軍、あるいはそれらを裏で操っている者など。)だということです。

もう少し言えば、多数派の国民個々人にとっては当該国民の少数派が少数派であるほど少数派の個々人がどうなろうと本音では実はどうでもよくて、自らが少数派として区別や差別される可能性に考えが及ぶ人はそうは思わないということです。そうは思わなくても流されることは多々ありますし、それが人間らしいといえば人間らしいのですが・・・

それらは現実として日本にも他国にも当たり前に起きていることであるので、うっかりすると見過ごされてしまいます。それでいいとは私は思っていませんが。


このアニメの主題ではありませんが、なんてことを思いました。


【shin】
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