広告の嘘

武田薬品工業の高血圧治療薬「プロプレス」の広告で
臨床研究と異なるグラフが使われた。

4日の日経新聞の朝刊。
こんな記事が掲載された。
つまり、嘘をついた広告が世に出た。

コピーにおいても、
嘘は許されない。

例えば、市民プールのコピーで「常夏のパラダイス」。
古本屋のコピーで「前に読んだ人の涙の跡があった」。

これらのコピーは良くないとされる。
(らしい。もちろん僕はまだコピーライターではないので。本で読んだことだ。)
なぜなら、嘘だからだ。

市民プールをパラダイスだと思う人は
(おそらく)世の中に存在しない。
本に涙が落ちることはない。
(実はこれは僕に限っては嘘ではない。
本屋で立ち読みして涙を流して本に落ちてしまったことがある。
しかも、新品の本。
それは特例中の特例としてもらいたい。)


嘘が許されず、その人や企業の良いところを最大限に伝える。
なんていい仕事だろうと思う。

そして僕のコピーライターになりたいという思いは
また少し、強くなる。


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