shimpeiの音楽の部屋

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腹式呼吸発声法

2013-01-15 00:28:06 | つぶやき
皆さん、こんにちは~  
お待ちかねの、腹式呼吸発声法について説明したいと思います。
その前に、動物の呼吸とは?全ての動物は意識しなくても自然に呼吸しています。                                              
腹式呼吸は、皆様は知らず知らずのうちに行っています。
先ず、これからの説明において、知っておいて頂きたい事があります。
それは、「胸腔」その中には左右に肺があり縦隔に心臓がある部位を言う。胸腔と腹腔(胃等の消化管や各臓器がある部位を言う)との間の壁が大隔膜という筋肉の存在を記憶しておいていただきたい。
では、腹式呼吸が必要な時ってどんな時かな?
人間の動作において沢山の酸素が必要な時ですね。
それは、どんな時でしょうか?
例えば、運動するとき、重いもモノを持ち上げるとき、女性では、お産の時。
また排便の時等など数え上げたらキリがないほどあります。
もっと簡単に言えば、必要以上に筋肉や脳を動かすと普通以上の酸素が必要になるのです。酸素は人間にとって、車で例えるならガソリンのようなものですからね。空気(酸素)は筋肉や脳を動かす燃料なのです。
勿論、大きな声を出して歌を唄う時も多くの酸素が必要になります。
ピアノを弾く時だって多くの酸素が必要になります。
空気(酸素)を多く取込むには、大隔膜を下げ胸腔を大きく広げ、より大きな空間を作ります。大きくなった胸腔の肺に鼻から多くの空気を吸込(吸気)みます。すると、腹腔が大きく膨らみます。膨らんだら、腹筋(腹横筋・腹直筋・左右斜腹筋)を利用し、イキミながら大隔膜を押上、肺の空気を口から吐出(呼気)すのです。その際、大隔膜を押し上げながら空気を吐き出すときに、その空気で声帯を振動させ声を出す事を腹式呼吸発声と言います。
今日はここまでにして次回は腹式呼吸発声法が何故、健康に良いのかを説明致します。

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