新名眼科 院長日記

えーえんとくちから

あっという間に1月が過ぎ去り、今日から2月。
時間の経つのが本当に早く感じます。
緊急事態宣言が発出され、2月7日までの予定でしたが、減少傾向も予想より下回り、期間の延長はやむを得ないようです。
それでも今日の東京の新規感染者数は393人と12月21日以来の400人を下回りました。


笹井宏之さんの「えーえんとくちから」という笹井さんの短歌・詩集を集めたベスト本を読みました。
笹井さんは重度の身体表現性障害を患い、26歳の若さで命を引き取っています。
この本は没後10年を機に文庫化されました。
とても面白い短歌などが納められています。
タイトルになったのが
「えーえんとくちから永遠解く力をください」
というもの。
他にも
「ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす」

「影だって踏まれたからには痛かろう しかし黙っている影として」
など、とても面白い詩が納められています。
「ひとさらい」や「てんとろり」という歌集もあるので、順番に読んでいきたいと思います。


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