生命倫理

今朝は少し雨が降っていましたが、それもあがり、お天気は回復傾向のようです。
ただ新しい台風が発生し、もしかすると週末に影響するかもしれません。
注意が必要です。


動物の体内で人の臓器を作る基礎研究について検討してきた文部科学省の専門委員会は、薬の開発や病気の原因解明などに利用できる可能性があるとして容認することを大筋で了承しました。
文科省は今後、関連指針の改正案を示し、来年度中に改正する方針です。

対象となる研究では、動物の受精卵が成長した段階の胚に、人の細胞から作ったｉＰＳ細胞などを注入した「動物性集合胚」を作るというものです。
例えば、膵臓ができないようにしたブタの胚に人のｉＰＳ細胞を注入し、ブタの子宮に移植すると、人の膵臓を持ったブタの子どもができます。

今回は薬の開発、病気の原因究明に利用するというものです。
海外ではすでに始まっています。
ただし、あくまで生命倫理の中での利用に限ります。
悪用されないことを願います。