新名眼科 院長日記

再生医療

大阪は今日も寒い朝でした。


毎日新聞の27面に再生医療についての記事が2つありました。

一つは眼科領域。
加齢性黄斑変性症への応用。
アメリカで胚性幹細胞(ES細胞)を使い網膜色素上皮細胞に分化させた細胞を患者さんに移植するとのこと。
実際に2人の患者さんに治療を行い視力が改善したということです。
現在4ヶ月経過したものの拒絶反応などは起きていないとのこと。
日本でもiPS細胞で同じような研究がされています。
一般的治療になるまでは、まだまだ研究開発が必要ですが、明るいニュースです。

もう一つはパーキンソン病の治療。
京都大学iPS細胞研究所はiPS細胞から神経細胞を作りサルの脳に移植し、生着・機能したことが発表されました。
ラットでは同じような実験結果がありましたが、霊長類では初めての報告です。
パーキンソン病を発症させたカニクイザルに神経細胞を移植した半年後もドーパミンを分泌していることが確認されました。


再生医療は今一番注目されている分野の一つです。
早くに人に安心して使えるものになって欲しいと思います。
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