新名眼科 院長日記

財務省案

今朝は曇り空で、少し肌寒さんも感じました。
日中は晴れて、暖かくなりそうです。


財務省は財政制度等審議会を開き、75歳以上の後期高齢者が医療機関の窓口で支払う医療費の自己負担を2割に引き上げるよう提案しました。

現在の高齢者の医療費の自己負担は、69歳までは現役世代と同じ3割、70~74歳は2割、75歳以上は1割となっています。
案では、高齢者が75歳になっても自己負担を2割のまま維持。
制度改正時にすでに75歳以上の高齢者には、数年かけて段階的に2割に引き上げることで負担が急増しないように配慮するということです。

他にも賃金の伸びや人口減のペースに応じて医療費の自己負担を自動的に調整する新たな医療保険制度も提案。
寿命の伸びや人口減などに応じ、年金給付額を自動的に調整する「マクロ経済スライド」を参考にするということです。

この制度までが通ってしまうと、負担率が際限なく上がることも考えられます。

財務省はまず案を出すことで、世論を見るのを目的にしていますが、これには慎重に見守る必要があります。

高齢者の立場に立った、制度にする必要があります。
もっと弱者の立場を守るような、いい国になってほしいものです。
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