新名眼科 院長日記

憑神

現在 公開中の「憑神」。
映画を見る前に原作を読みたくて買ってきました。
浅田次郎氏の「憑神」です。


武士としての「生き方」を書いた小説でした。
3つの邪神と対しながら物語りはすすんでいきます。

よかったセリフに
死神に対して
「やさしい人間ならいくらでもいる。やさしくて強い人間はいない。わしに、力をくれ。」

武士道として
「喧嘩ってのァ、勝ち負けじゃねえ。勝ちっぷりと負けっぷりだ。」
がありました。

一番のテーマとなるセリフに
「人間はいつか必ず死ぬ。だが、限りある命が虚しいのではない。限りある命ゆえに輝かしいのだ。」
そのあとの文章で
”人間が全能の神にまさるところがあるとすれば、それは限りある命をおいて他にはあるまい。限りあるゆえに虚しい命を、限りあるからこそ輝かしい命となせれば、人間は神を超克する。”
という所だと思います。

こういう本は良い意味ですごく刺激を与えてくれます。
映画も是非観てみたいと思いました。

コメント一覧

shimmyoo
そうですね。
花火って自分の美しさを一瞬で表現しますよね。
私も中途半端ですができるだけ輝いた部分を作りたいと思います。
難しいですね。。
一輪花
限りある命だからこそ輝く人生でありたいけれど・・??私は、みんな中途半端で・・・ダメですね(T_T)
http://itirinhana1227.blog87.fc2.com
そういえば、花火大会があちらこちらでありますね。花火の美しさと消えた後の寂しさ・・似ているかもです。
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