新名眼科 院長日記

がれき

梅雨も終盤。
雨が降ったり止んだりを繰り返しですが、今日はいいお天気です。
暑い一日になりそうです。



福島の原発事故。
大規模ながれき処理により放射線が遠くまで飛散していたようです。

原発から20キロ以上離れた南相馬市の避難区域外の水田14カ所と、20キロ圏の避難区域内の5カ所で昨秋に収穫されたコメから基準値(1キロあたり100ベクレル)超のセシウムが検出されました。
農水省が調べたところ、放射性物質は8月中旬に出始めた穂などに局所的に付着。
放射線の検出は均一ではなく、局所的。

昨年の8月19日、東電が第一原発3号機の大型がれきをクレーン車で撤去する際、がれきの下敷きになっていた放射性の粉じんが飛散し、別の場所にいた作業員2人が被曝して頭部から最大1平方センチあたり13ベクレルが検出されています。
この時、風下の北北西方面の5カ所の測定点(原発から2・8~8・3キロ)でも空間線量が上昇し、福島県はがれき撤去による飛散が原因と推定していました。

昨日、東電は原発からの放射性セシウムの総放出量を最大4兆ベクレルと試算していたことを明らかにしました。
敷地内や同県双葉、浪江町のモニタリングャXトで実測した空間放射線量の上昇度合い、気象データを基に放出量を試算。
がれき撤去で放出されたのは1時間当たり1000億~1兆ベクレルで、放出時間は計4時間と推定しました。
4兆ベクレルは、事故後の福島第1原発から1日に放出される放射性セシウムの1万倍以上に上る。
「かなり大づかみな計算」という理由で、公表せず、市にも伝えていませんでした。

東電は3号機のがれき撤去を終えていますが、高線量のがれきが残る1号機は手つかずの状態です。
これから建屋を覆ったカバーを解体する方針です。
「最も早く作業が進む方法だが、放出量は増える」とし、飛散防止剤の散布を増やして対応するということです。


いつまでたっても体質は変わらず、情報も後からしかでてきません。
車の運転でも、「大丈夫だろう」ではなく「危ないかもしれない」が基本です。
持っている情報は迅速に公表し、日本国民の健康を第一に考えてほしいものです。
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